お天狗 天狗塚

2019.03.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 32
休憩時間
2 時間 7
距離
7.8 km
のぼり / くだり
990 / 988 m
40
1 20
37
29
40
21

活動詳細

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先週まで、いや週半ばまで約束されていた晴天の天狗塚。 日曜日が近づくにつれてみるみる悪天候どころか強風の吹きすさぶ予報に変化していった。 普通なら「お天気崩れるし、どうする?」くらいのやり取りがあってしかるべきだが 晴天の森林帯を抜けて尾根に出た途端、白に染め上げて眺望はおろか10m先も良く見えない状態にしながら下山したら再び晴天をもたらす 降りたら晴れ男ソーヤ。 悪天候で延期延期になった挙げ句、満を持して決行した当日を登山道が沢になるほどの豪雨をプロデュースした レインマン・コータロー。 このお天気残念コンビがいるために悪天候だからどうするという選択肢すらない本日の犠牲者は ちょ!待てよ!っていいたくなる早登りの貴公子裕さん 毎回ボロボロなんですと言いながら酸っぱい山行大好きいのっくさん 予報では朝の内は晴れの予報だが登山口に着くまーまー手前でみぞれを降らせるというファインプレーを炸裂させる残念コンビ。 しかし今回は僅かではあるが勝算がある。 ふたり揃って先週末に内蔵系に大ダメージをおう風邪をひくという代償を己に課してきたのだ。 いわば某ブログでお馴染みのセルフアクシデント。 これで何とかお天気系のトラブルを軽減できるのではという淡い期待があった。 が、予想外の積雪とお守り程度に持って行ったチェーンスパイクにまとわりつくお団子雪。 すべる、歩きづらい、想像の斜め上を行く急登にヨタヨタと病み上がり決死隊のふたり。 平然と登っていく裕さんといのっくさん。 どうやら神は風邪ぐらいの代償では不足のようだ。 もう春山に近いんぢゃね?と神経痛対策もしてこなかったため鈍痛と痺れがスキップしながら襲いかかってくる。 もう、いつルーベンスの絵が見えても不思議じゃない状態だった。 もう疲れたよ何だかとっても眠いんだと思った矢先 ほのかに射す光。 もう完全に荷車を引いたパトラッシュと天使が来たんだと思った。 おお!って歓声に思わず空を見ると ジーザス!青いやん! 数分前まで真っ白だった正面に牛の背が見える天狗塚がそびえてる。 どうやら風邪に坐骨神経痛をトッピングしたことが幸いしたようだ。 名残雪に白く染まる牛の背、振り返れば西熊三嶺。 ここからゴールデンタイム。 数時間前までは想像もできなかった風景にみんなテンションアップで酔いしれた。 大満足でお亀岩避難小屋に移動してランチタイム 気を良くして 雨男治ったんぢゃない?とか 山頂だけ晴れ男に昇格やねとかすっかりお天狗モード。 そんな浮ついた奴を天が見逃すはずがありません。 やっぱキチンとバチがあたります。 峠トラバースの北斜面でまさかの滑落寸前状態でチビリかけました。 人間やはり謙虚な気持ちを忘れたらだめですね。 神様 二度と山頂だけ晴れ男とかうかれません。 行きつけのコンビニのバイトが妙にエロいおねいさんに変わって嬉しいとか思いません。 迷える子羊の罪をどうかお許し下さい。 アーメン。 これだけ謙虚な気持ちなら今度はもっと良い景色に恵まれるはずですよね。 ね! ぢゃあ、またYAMAPで。

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