徳島の山一覧

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    剣山は、徳島県美馬市、三好市、那賀郡那賀町の境にある標高1,955mの山。徳島県の最高峰であり、西日本でも同じ四国(愛媛県)の石鎚山に次ぐ第二の高峰だ。山名の印象とは異なる女性的な山容で、山頂部は木道が敷かれた「平家の馬場」と呼ばれる広い笹原になっている。山頂からは徳島県第二の高峰・次郎笈(じろうぎゅう)、遠く石鎚山を望むこともできる。登山コースは複数あり、代表的な登山口は劔神社が建つ北面の見ノ越。ここを起点に登山リフトを利用すれば、1時間ほどで山頂に立てる。危険箇所も少なく、子ども連れでも無理なく登ることができる。7~8月にかけて、宮尾登美子の小説『天涯の花』で紹介されたキレンゲショウマの黄色い花が見られる。

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    剣山国定公園西端の三嶺は、徳島県三好市と高知県香美市にまたがる高知県最高峰。主に徳島側では「みうね」、高知側では「さんれい」と呼ばれる。山頂一帯には、国天然記念物のミヤマクマザサやコメツツジの群落がある(コメツツジの見ごろは7月初旬~中旬)。以前は豊かな原生林と希少な草花の自生地が残る山だったが、近年ニホンジカの食害による植生の変化や登山道の崩壊など、自然環境が激変している。山頂へは、徳島側が名頃からダケモミの丘経由、高知側は光石登山口からさおりが原経由のコースがよく利用される。西に伸びる笹原をたどり、天狗塚(標高1,812m)への縦走も楽しい。通年登れるが、一般的には積雪のない4~11月にかけて。

  • 中津峰山

    標高:772 m

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    中津峰山(なかつみねさん)は、徳島県徳島市と勝浦郡勝浦町の境に位置する剣山系の標高773mの山である。四国百名山の一つ。 剣山連峰の一ノ森から東方に連なる主山稜の最東部に当たる。日峰山・津峰山とともに阿波三峰と称され、海の守護神として信仰されている。三山に灯す火は暗夜でも海に望まれ、その相互の関係から船の位置を知るといわれる。 「阿波志」に、「中津峰、宮井村にあり、城府を距たること三里。坂道千八十歩にして、左右に花桜列をなす。西には八多山に連なり、東は海門を望む。その峰森邃にして、前に大悲閣あり、その下を如意輪寺となす」とある。如意輪寺は高野山真言宗の寺で、北東中腹にある古刹である。如意輪寺本尊の如意輪観音像は寄木造り、右脚を立膝とする坐像で、鎌倉時代の作品とされ、国の重要文化財に指定されている。 「灯火録」に「中津峰の上を長者ケ原といい、屋敷跡あり。馬場・井戸跡も今に残る」とあり、頂上から100mほど西に寄った所に石垣が現存し、清冽な水も流れている。長者が米糠を捨てたので糠ケ原とも呼ばれるという。 南側の中腹に星の岩屋がある。頂上には天津神社と石垣の暴風壁があり、38社が祀られている。山頂の西方1.5km付近は婆羅尾峠と呼ばれる広い峠で、この峠と中津峰山の間の地域は中津峰森林公園となり、キャンプ地など諸施設・車道の建設が行われている。峠の北斜面には八多五滝がある。 中津峰山から西方の連山を八多山と称し、徳島藩主の狩場であった。寛文元年(1661年)3月6日から3月12日まで行われた蜂須賀光隆の鹿狩りでは、獲物362頭。従者3,600人であった(阿淡年表秘録)という。

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    大麻山(おおあさやま)は、徳島県鳴門市にある山である。標高538m。別名「弥山」、「十八山」。「大麻さん」とも呼ばれる。讃岐山脈に属している。 鳴門市最高峰で大麻比古神社の奥宮が祀られる山である。山頂直下には「真名井の水」という名水も湧き出している。頂上からは北に瀬戸内海、南に徳島平野が一望できる。大麻山一帯は大麻山県立自然公園に指定されている。 また、邪馬台国四国説では、邪馬台国がかつて存在した可能性のある地域のひとつとして、この大麻山を中心とした一帯をとりあげている。

  • 天円山

    標高:434 m

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    天円山(あまがつぶやま)は、徳島県鳴門市にある山である。別名は天ヶ津峰(あまがつみね)、天ヶ円。地元民からは「あまがっつぁん」と呼ばれている。標高434.3m。 讃岐山脈の東端近く、鳴門市のほぼ中央に位置。鳴門市大麻町大谷の集落の北方3kmに位置し、大谷の大谷川と大麻町板東の樋殿谷川の分水嶺を構成する。 板野郡史および国土地理院の地形図では「天円山」と表記されているが、「天ヶ津峰」と表記されることもある。天円山という名の由来は不明とされている。 山頂からは、ウチノ海、鳴門海峡、淡路島、大手海岸、吉野川など、広範囲に渡って展望できる他、山頂には天鈿女命を祀る天ヶ津神社が建てられている。 山腹には「猿の墓」と「猟師の墓」があり、昔、樋殿谷の大猿が大麻比古神社の鐘を持ち運んだりして、人々に危害を加えていたところ、播磨国の猟師が退治しに行ったが返り討ちにあってしまった。その知らせを聞いた猟師の弟が、この地を訪れ兄の仇を討った。「猿の墓」と「猟師の墓」は、その大猿の墓と猟師の墓のことである。

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    丸笹山(まるささやま)は、徳島県三好市・美馬市・美馬郡つるぎ町の境界に位置する山である。標高1,711.9m。花の百名山、四国百名山指定。 旧三好郡東祖谷山村と旧美馬郡木屋平村・一宇村の境界に位置する。剣山の北方2.5kmの地点に位置する。山容は整った丸みを帯び、特に西島神社から眺望が親しまれている。剣山国定公園に含まれる。 県民の森とブナを中心に、ミズナラ・ダケモミの純林があり、広葉樹が多いので小鳥も多い。春にはウグイス・シジュウカラ・ミソサザイ・オオルリ・キビタキ、夏にはホトトギス・ツツドリ・コマドリ・アオバト・トラツグミ・アオゲラなどがいる。 頂上付近は名のごとく、一面にササに覆われている。登山道は夫婦池からプロムナード道がつけられ、所要時間は約1時間。赤帽子山からの縦走路があり、木屋平村大森池のキャンプ地からは約3時間かかる。 幕末の「灯下録」に「丸笹が池あり。峰嶺四方よりこみあひて池となる」とあるのは夫婦池のことである。 明治13年の「阿波国地誌略」では丸篠山(まるしのやま)、大正9年の「一宇村誌」は丸笹山としてある。「美馬郡郷土誌」(大正4年刊)でも丸篠山としており、大正期まで丸笹山・丸篠山と併用していた。 剣山国定公園に含まれるが、昭和42年に丸笹山を含む国有林108.90ha、県有林7.43haなどが県民の森に指定された。小鳥の巣箱・樹名の標示などが行われている。 昭和44年には、丸笹山西中腹の夫婦池に建築面積285.34m2、2階建の資料館が建築された。動物約1,400点、植物約300点、鉱物約50点、その他道具類など120点が展示されている。並んで国民宿舎剣山荘がある。また売店・キャンプ地もある。 頂上から剣山が目前に

  • 石立山

    標高:1708 m

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    石立山(いしだてやま)は、徳島県那賀町と高知県香美市の境界に位置する山である。標高1,707.7m。四国百名山選定。 旧那賀郡木頭村(現那賀町)と旧香美郡物部村(現香美市)の境界に位置。剣山国定公園の南端に位置。東は紅葉で有名な高の瀬峡(那賀町)、西は別府峡谷(香美市)である。 山頂には両県にまたがる祠があり、石立神社といって大山祗命・役の行者を祀る。木頭村北川の八幡神社の飛地境内社である。かつては7月19日の祭礼には大勢の人々が登った。 山頂はなだらかで土佐湾や剣山などがよく見える。頂上一帯には石灰岩が多く、断崖や特異な高山植物も見られ、ダケカンバも多い。

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    石堂山(いしどうやま)は、徳島県三好市と美馬郡つるぎ町にまたがり、剣山地の祖谷山系に属する標高1,636mの山である。 山中にある石堂神社まで車道があり、そこから1時間40分で山頂に立てる。山頂は丸くて平らなことから、地元では石堂丸ともよばれる。山頂近くには、御塔石と呼ばれる8mほどの岩柱や、山名の由来にもなった、内部が石室になっている大工小屋石がある。展望はよく、矢筈山や津志嶽など、徳島の山々を臨める。

  • 天神丸

    標高:1631 m

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    天神丸(てんじんまる)は、徳島県美馬市と同県那賀郡那賀町の境界に位置する山である。標高1,631.5m。 旧美馬郡木屋平村と旧那賀郡木沢村との境の山。剣山から中津峰山まで延びる剣山地の主山稜であり、剣山と高城山とのほぼ中間に位置する。 原生林で覆われた奥深い山であったが、剣山スーパー林道が南北をねって走るようになり、便利になる一方、山岳景観と深山の雰囲気が著しく損なわれてしまった。登山コースは従来北の木屋平村や、南の木沢村から、川成峠・当野石峠を経て西へ尾根伝いに登っていたが、現在はほとんど使用されていない。 現在ではスーパー林道が日奈田峠付近で尾根を横切っているところから稜線を登る。