みちのく潮風トレイル⑨ 普代駅→国民宿舎くろさき荘

2024年最初のセクションハイクは、3/15(金)に普代駅をスタート。2月末から3月初旬に降った雪がまだまだ残っており、普代駅からの舗装路区間も歩道は歩けず、車道の脇を歩くことに。 普代水門からネダリ浜までは積雪もほとんどなく、この日の午前中は風もなかったので海もベタ凪。高潮危険区間も全く問題なく通れました。落石跡は怖かったですが……。 ネダリ浜休憩所から、黒崎に向かっての登道には、徐々に残雪が見え始め、黒崎展望台についた頃には20cm程度の積雪に。ここで初の軽アイゼンを装着。黒崎灯台で写真を撮った後は、くろさき荘でスタンプをもらって、いよいよ北山崎VCに向かって自然歩道へ。 で、ここはやっぱりキツかった。ヒザ下まで雪に埋もれ、倒木はあちこちにあり、30分ほど悪戦苦闘してみたもののほとんど進めず、ここで撤退を決断。そもそも雪を歩く技術がなく、装備もおそらくスノーシューがなければ無理でした……。 黒崎オートキャンプ場の裏手からなんとか県道44号線に脱出し、くろさき荘へ。玄関前でコンビニおにぎりで昼食を食べながら、村営バスを待つこと1時間。あれだけ晴れてた空が曇り始め、風が強くなり、雨まで降り始めました。これは撤退して良かった。 普代駅にて、昆布ソフトクリームと昆布塩ポテトを食べながら三陸鉄道を待ち、無事に宮古へ到着。 今回は準備と経験の不足を痛感。なんとか撤退できたので良かったですが、無理していたら危ないところでした。