夏の忘れ物 北鎌尾根 

2023.09.10(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
0
休憩時間
0
距離
0 m
のぼり / くだり
0 / 0 m
DAY 2
合計時間
13 時間 5
休憩時間
2 時間
距離
24.8 km
のぼり / くだり
2984 / 3888 m

活動詳細

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先週のレースは3位で喜んでいたら リザルトで今まで負けたことがなかったランナーさんが大差で上位にいることを知る 凄い! きっと練習量でも大差がついているんだろうと思う でもまあ秋の練習メニューは今後考えることとして 台風後に晴れることを知り まずは先月道迷いで撤退した北鎌へ今シーズン中に忘れ物をとる感じで再トライする プレミアムに入りなおして(今まで入ってなかったんかい!)先行者の軌跡を取得 左への道分かれの警告投稿の位置が実際より下方にずれていたことを知る さらにネットで情報も見直して今度は準備万端のつもり 3時前に槍沢ロッジから出発 前回に水俣乗越の上りを間違えた涸沢はトラロープで封鎖されている やはり間違えやすかったのだろう 乗越からの激下りは真っ暗だが2回目なのでそれほど支障はない 北鎌出合いには5時半前に着き休まずそのまま上がる 昇り詰めると前回道迷いと判断して撤退した最初に上った場所が大してずれていない 道まで上部残り5mだったことを知る! 先月はなかった強引な上り跡がついている 初見のバリルートは遅めが吉 スタートから独標手前の峰までは普通の登山と同じ 独標手前の峰で道がわからなくなりしばらくフリーズ… すると登山者を引率するガイドさんが追い付いてくる 登山道はないから好きなところから稜線にいけばよい 皆好きなところをのぼっていますよ と親切に教えていただく 登山道を外れると危険 という既成概念が邪魔して踏み切れないでいた ネットでもそのように書いていた でも実際にその場で見て人から言われて初めて納得! しっかりした登山道のある奥穂西穂とは歩き方が全然違う その後はそのように歩いていく ゴールと稜線が一つしかない北鎌の歩き方は実はとっーてもシンプル! ・ 峰に上がったらその次と次の次を見通す ・ 傾斜が下って巻道と合流しそうならそのまま巻いてよい ・ 傾斜が下らなければ巻いてもどこかで上がらないと進めない 巻道に入ったら自分なりに登れるラインが見えるところで適当に直登する ・ 直登してもその上にラインが見えなければ軽くトラバースしてさらに直登する の単純な繰り返し 三点支持できていれば物理的には絶対に落ちない 頭でわかっていても体が怖がる でも繰り返していくうちに慣れていって自然とサクサク進めるようになった 登山道がなくても直登ラインはいくつもある 自由度が高くルーファイも楽しい 体力と水が保つ限りはどこまででも楽しめる! これまでの登山観が変わる楽しい山行であるだけでなくとっても勉強になった! 何パーティーか抜いてきて最後に槍の基部手前で同じくソロの方と出会う アルパインクライマーの方で槍手前のルートを相談させていただきながら進む 祠の裏に上がると槍上にはたくさんの登山者がいた 昼前に完登できたが直後には予報通り霧が出てくる 上高地に下るクライマーさんとは槍山荘でコーラで乾杯してお別れする ルート相談だけでなく新穂高への下山道を誤解していたことも教えていただく たくさんお世話になりありがとうございました! 新穂高へは4時前のバスに間に合えばよい そこそこ足元に気を遣う槍平への道はそれほど飛ばさず最後の林道で帳尻を合わせる クライム後のランは別腹! バスに飛び乗ってちょっとするまで活動終了を忘れていた 軌跡も2か所おかしいが概ねこんな感じに歩いた 先月は途中撤退で失敗 でも事前調査と決断の大切さを学んだ 今回はよい出会いがあり新しい山の楽しみ方も知ることができた 失敗も含めて成功だったと思える良い山行でした!

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