活動データ
タイム
04:37
距離
8.8km
のぼり
1021m
くだり
1023m
活動詳細
すべて見る前回転んで血だらけで下った覚えがある竜爪山。 前から行こうと思っていた急登と言われる道白山経由の直登ルート。今回はひとり。 前回登った時はメジャーなルートを登ったけど 頂上でベテランの方が「色々アルプスとか登ってきたけどこんなにキツイルートはそんなに無いし、初心者が登るの山じゃない」と言われたルートなので行ってみようと思っていた。 確かに急登だったけど、想像を上回るほどではなかった。 粟ヶ岳で言うと滝からの登り返しくらいの傾斜 滝からの登りの方がもしかしたら傾斜はあるかも。 滝から岳山へ行く一瞬あるクライミングみたいな場所は無かった。 ただ、とにかく長かった。 文殊岳から薬師岳へ行く稜線上で寒くなったのでミドルレイヤーを着ようと思ったがシートゥーサミットのドライバッグを谷に落としてしまった。ユニクロだったら行かなかったが中身はアークテリクスのガンマLT。 必死で下りたが何とか戻れた。 それよりもその先の何ヶ所もある土砂崩れの方が困った。 前回よりも格段に酷くなっていた。 進んだ足跡が無いし絶対に引き返すべきだった。 様子を見るのに少し進んだら足元が崩れた。 左手には倒木を掴んでいたが足掻けば足掻くだけ崩れていく。全力を振り絞って何とか落ちなくて済んだ。 体感2分踠いた。 あれだけ焦った直後なのにここでも引き返さなかった。 土砂崩れの横を下りながら下りれそうな場所を探して下りてしまった。 土砂を崩すように下りたのでもう戻れない。 どこからも登れないので土砂崩れの谷の中を降りなければならなくなった。 下り続けたら崖になった。 詰んだ。 1.5メートルの土の段差、これが全然登れない。 遭難救助の文字が頭をよぎった。 偶然あった木の根っこを一か八か全力で掴んで登ったら奇跡的に登れた。 崩れやすい超急登を倒木や細い木を掴みながら何とか登山道に復帰できた。 ただ、もうさっきの道は体力的にも技術的にも戻れない。 その先何ヶ所も土砂崩れがあるのは前回来て知っているので、そこも酷くなっていたら進むも戻るも出来なくなる。 不安でしかなかったが、酷くはなっていたけど何とか怪我なく回避出来た。 自分が未熟過ぎる事に酷く落ち込んでる。 土砂崩れや落石に巻き込まれていたら最悪死んでいた。 崩れたと同時に埋まらなくて本当に良かった。 無事生還できたけど気持ちの沈み方が激しい。 でも絶対に無理をしないと言う事、迷ったら戻る事を学んだ山行だった。 あと、そんなこんなで帰りは真っ暗になってしまったけど 念の為ヘッデン備えてて良かった…
活動の装備
- マムート(MAMMUT)Yadkin SO Pants AF Men Classic
- その他(Other)Ledlenser(レッドレンザー) MH5
- その他(Other)レッドレンザーML4
- その他(Other)フォールドドライバッグ ファーストエイド S
- その他(Other)おにやんま君
- カリマー(karrimor)TC パッデッド ポーチ
- マムート(MAMMUT)フラップ ウォレット
- プラティパス(Platypus)ソフトボトル 1L
- モンベル(mont-bell)O.D.ガベッジバッグ4L
- その他(Other)eVac ドライサック
- ファイントラック(finetrack)メリノスピンソックスアルパインレギュラー
- アークテリクス(ARC'TERYX)ガンマ LT ジャケット
- アークテリクス(ARC'TERYX)アルファ FL ジャケット
- その他(Other)SAWYER ソーヤー ミニ
- マムート(MAMMUT)リチウム20
- ミレー(MILLET)ドライミックメッシュ3/4
- スカルパ(SCARPA)ZG トレック GTX
- ハイドラパック(Hydrapak)STOW 500ml
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