活動データ
タイム
20:13
距離
31.5km
のぼり
3020m
くだり
3019m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る✡️前書き 今週末は金曜日にお休みを頂いたので、今年の百高山のスタートとして上河内岳と2500m峰そして南ア最後の百名山の光岳に行く予定でした。 しかし、天気予報が悪く次の候補としては中アの三沢岳、そして鳳凰山の北側に位置する高嶺をピックアップしました。 最終的には天気予報が一番良い高嶺にしました。 高嶺には青木鉱泉から行く案と夜叉神峠から行く案がありましたが、山頂で夕陽や朝陽を見たいので山頂に近い薬師岳小屋を予約し夜叉神から入る事としました。 鳳凰山は過去に3度程登っていますが、時期的には3月初旬と年末年始しかなく、直近では3年前の年末年始でした。 また、地蔵岳はヤマップを始める前の最初の時登っただけですのでヤマップ上は未踏峰となっています。 今回は時間的には余裕があるので、更に高嶺の先にあるピークの赤薙沢ノ頭まで行く計画をしました。 尚参考のためにザックを量ってみると18kgでした。 今回はアイゼン、ピッケルを外したので理想の重さに収まりました😊 ✡️1日目 1日目は薬師岳小屋までなので、そんなに急ぐ事はありませんでしたが、金曜日に少し早く帰らせてもらえたので、0時30分過ぎに自宅を出発。予想では6時間位でしたが夜叉神に到着したのは丁度5時半でした。 既に車は2台ありましたが、1台は既に出発されたか泊まられている方の様でした。 直ぐ後にバイクの方が到着されました。 後でお話を伺うとバイクの方は、テント泊を予定していましたが、明日の予報が悪くなったので日帰りされるそうです。 車の方は夜叉神峠までのピストンだそうです。 登山届を提出した後、軽い朝食と準備を整えスタートは計画より1時間早い6時過ぎでした。 途中で日帰りの方に道をお譲りして以降、薬師岳小屋までは誰ともお会いしませんでした😁 さて、夜叉神峠手前に私が一度も立ち寄った事がない高谷山というピークがあり、時間的にも余裕はあるしこの季節ならという事で初めて立ち寄って見ました。 余り時間もかからずあっという間に到着し、眺望がないか確認すると唯一北岳と間ノ岳は見ることが出来ました。 その後は黙々と登りますが、杖立峠の近くに大崖頭山というピークがあります。 ヤマップ上では杖立峠を通過すれば登頂したことになっていますが、実際にはピークを踏んだことがないので気にはなっていました。 今回は杖立峠に向かう途中、何処から入るのか右手を気にしながら登っていましたが、ピークに近づくにつれ段々と樹林が密生してきてとても立ち入れそうにありません😢 そして半ば諦めかけながら杖立峠に到着すると、山頂方面にピンテが見えます。 やはり立ち寄る人がいるんですね🤭 私もザックをデポして山頂に向かいましたが、3分程で到着。 山頂標識、眺望共にありませんでした😁 引き続き黙々と登ると苺平手前で初めてルート上に残雪が出てきて、苺平から先は結構残っていました。ツボ足で問題はありません。 南御室小屋には、丁度10時頃到着し、此処で水を3リットル調達しました。 4リットルにするか迷いましたが、重そうなので少なくしました🤭 15分程休憩し、さて重くなったザックを再び担ぐと、あれ?差程でないなと感じましたが、直ぐに急登になるとやはりズッシリきますね😁 薬師岳小屋に11時半頃到着しましたが、3月に来た時はラッセルと踏み抜きに苦しめられて、南御室小屋から3時間以上かかった事もありました。 小屋に到着し受付をしようとしますが、あれ??入口がない👀‼️ 全て板で覆われています。 年末年始に1度泊まっているので入口の位置は分かっていますが、もしかして変えた?と思って周りを見ますがやはりありません。 冬期避難小屋に行くと解放されていたので、もしかして避難小屋泊か?と思いながらひとまずザックを降ろして外に出ると、男女2名の方が下りてきたのでお話を伺うと、南御室小屋に唯一あったテン泊だそうで今日は地蔵岳まで行かれたそうです。何でも2週間も休みがあるそうで此れからどうするか思案中の様でした。 小屋の話をすると、もしかしてまだ到着していないのかも?というのが気になってこの後電話をしてみると、もう到着されたんですか?中道から登っていますので到着は14時から15時になるとの事でした。 成る程忘れられているわけではないのが分かりました🤭 取り敢えず食事をしてから少し仮眠した後、小屋の方が到着するのを待つ事に。 天気予報は午後から晴れで夕方は快晴だったのですが、雨がパラつき初めました。14時頃小屋の方が到着され小屋開けをします。 本日の宿泊者は私一人で明日はもう一組いるとの事でした👀‼️ 受付をしましたがホームページには素泊まり寝具付が6500円、寝具無しが5000円となっていましたが、寝具付はなく寝具なしで6000円でした。 外はこの後雨はヒョウに変わりました。 夕方は雨が止んだので観音岳までお散歩に行きます。 観音岳からは明日向かう予定の高嶺も確認できました。 結果論ですが1日目に観音岳までお散歩に行っておいて良かったです😆 ✡️2日目 朝3時に起きると雨が降り始めました。 晴れていれば4時に出発し観音岳で御来光と思っていましたが、行くかどうかも含め思案🤔 7時位になると雨は雪に変わっていました😱❕ しかし、雪ならまだマシかなと思い途中撤退も視野にいれて高嶺を目指すことにして7時10分頃小屋を後にします。 昨日観音岳に向かう時の稜線は完全に夏道でしたが、雪は本降りで真っ白な世界に変わっていました。 途中、あれ?昨日見たことがない風景だと気付き戻った事が一度ありましたが、観音岳までは無事に到着。 その先も殆どホワイトアウトに近くマーキングを探しながら進みます。 途中冬だとルートが分かりづらい箇所が2箇所ありますが、今回はロープがあったり、夏道が出ていたりして何とか通過し、後は登り返して赤抜沢ノ頭へ。 地蔵岳は此処から右手に下りますが、高嶺を優先するため寄らずに進みます。 この早月尾根はハイマツが多く湿った雪が身体全体をずぶ濡れにします😢 既に左足は濡れていて冷たくなってきました。 そして機能観音岳から見た通り、一旦下ってから登り返します。 そして9時半に高嶺山頂へ到着です😁✨✨ ルート的には差程難しい所はありませんでしたが、稜線歩きなので風が弱かったのは幸いしました。 此れで残るは6座となり南アは、鋸岳、小太郎山、上河内岳です。 此処でこの先にある赤薙沢ノ頭に行くかどうか迷いましたが、足が濡れてしまったので引き返すことに。 後の祭りではありますが、此処で引き返すなら昨日来ていれば良かったですね😆 証拠写真を撮ったら直ぐに引き返しますが、私のトレースは残っているのでサクサクと進めます。 そして帰りは地蔵岳へと立ち寄ります。 オベリスクへも登りますが、周りには誰もいないので前回同様途中で引き返します。 後は観音岳に戻りますが、意外と登り返しが長いんですよね😁 小屋には12時半に戻り、小屋の方に無事に帰った事を報告。 この時男女2名の方が居られたので宿泊者かな?と思いましたが、山岳会の方で中道のルート偵察に来られたそうです。 小屋の方からは、私が此れから下山するなら小屋を閉めて下りると言われましたが、全身びしょ濡れ状態なのとビールが飲みたかったので予定通り泊まることに😁 しかし、後で予約された女性2人が中道ルートで小屋を目指していると連絡が入った様で、尚且つ到着が遅くなるので状況に依っては救助に行かなければと言っていました。 そしてお二人が到着されたのは18時頃でした。見た感じ親娘かな?祖母と孫かも知れません🤔 外は午後からは雨に変わって今日も夕陽を見ることはありませんでした😭 *️⃣二日目を振り返って。 テムレスの手袋を持ってきていたのは正解でした。他の手袋では濡れてしまって寒さに耐えれなかったと思います。 ゴアテックス仕様のダウンはある程度濡れても保温効果が保たれて大丈夫でしたがフリースを一枚持ってくれば良かった。 夏靴は勿論ゴアテックスでカッパを履きゲーターも着けましたが、結果として両足が濡れてしまいました。 ストーブで乾かすにも手で持っていなくてはならず、中が濡れてしまった靴は全く乾きませんでした。家では新聞紙を中に入れて湿気を取りますが、勿論持っていないので吸湿速乾性のあるタオル等を持っていれば良かったかなと思いました。兎に角次の朝も靴が冷たくて冷たくて😭 今回冬靴というのもありましたが、多分全員夏靴だと思います。 バラクラバは使用しませんでした。 ✡️3日目 朝3時半に起きると外は結構雨が降っていました😢 今日も朝陽はだめかと思いまた寝ることに😁 4時半頃再び起きて朝食の準備をして雨も止んだようなので電波状態の良い所まで登ると、なんと☀️晴れ間が見えるではないですか😁✨✨ 今回初めて見る青空です😁 慌てて小屋に戻ってから山頂へと向かいます。 そしてほんの僅かな時間でしたが、青空と幻想的な雲海を見ることが出来ました🎵 しかし、またガスで覆われて来たため小屋へと戻ります。 途中、親娘?さん達が早々に小屋を出て登って来ました。 帰りも中道ルートで戻るそうですがお気をつけて➰👋😃 お二人が居なくなったので、小屋に戻ると朝食も食べるのをやめてソソクサと出発準備をします。 出発直前ソロの女性が山頂へ向かって行きました。 昨日は南御室小屋泊だったんでしょうね? 私は6時45分にお世話になった小屋を後にします。 南御室小屋ではテントが数張りありましたが、昨日薬師岳まで来た人は誰もいませんでした。 小屋の方と色々お話をしましたが、この時期東側斜面は残雪が多く夜叉神から登る方が楽だと言っていました。また、昨日はミゾレだったそうです。 以降、トレラン(風の方も含む😁)の方達と続々とスライドします。 杖立峠を過ぎて唯一の先行者がいたのでお話すると、昨日は南御室小屋でテン泊されたそうで、薬師岳方面には心が居れてしまって行かず、今日も午後から晴れる予定なので下山されたそうです。 帰りは気が付きませんでしたが、ココヘリが木にぶら下がっていた近くでした。 彼もココヘリの事が気になっていたようです。 後は夜叉峠の小屋が営業しているのを初めて見たのが珍しかっただけで、駐車場には3時間弱で無事に下山することが出来ました。 やはり、夏道だと早いですね☺️ ✡️まとめ お天気ナビゲーターの予報は見事に外れましたが、今後に繋がる経験もしたので生かして行きたいと思います。 今年初めての百高山チャレンジは色々ありすぎて記憶に強く残るものとなりましたが、残る6座を目指し引き続き頑張って行きたいと思います😄 また、ほぼ私だけの為に小屋を開けてくれた事に感謝致します🙇♂️
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。