活動データ
タイム
09:56
距離
21.3km
のぼり
1714m
くだり
1713m
活動詳細
すべて見る深南部(南アルプスの南の果て)でもお気に入りの「バラ谷の頭」。日本最南端の2000m峰であるこのマイナーな山のさらに南にある山が房小山(ふさこやま・1868m)です。 ガイドブックやwebの情報で山犬段から日帰りで登れることが分かりました。が、問題は山犬段に行けるのかどうか。「車高が低い車だと底を擦るかも」というレポがあり、その通りだとMINIで行くのはタイヘンそう、行くならバイクかな~と考えたらいつもの好奇心で無性に行ってみたくなってしまいました。 まぁ、こうやって写真を撮ってきて帰ってきてるのだからお分かりでしょうが、オンロードバイクでもそれほど問題もなく行ってこれました。もちろんハエが止まりそうな遅いスピードではありましたが…。 家を出たのは午前2時、例によって途中でコンビニに寄り、4時半に山犬段着。朝食のサンドイッチを頬張り、いつもより少しだけ早い4時47分に出発です。ところが道が暗いこともあり、行きは林道コースを通ろうと思ったら避難小屋の横に「林道は通行止め」の看板が。通行止めの原因は不明ですが、まぁおそらく崩落なのでしょう。暗い中崩落場所を通るのもイヤなので、ここは素直に稜線コースを進むことにしました。 実は一応目的地は房小山、としておきながらも「できればバラ谷の頭まで!」という野望を抱いていました。1. 遅くても16時までに帰ってくる、2. 房小山からバラ谷の頭を往復すると約3時間、3. 今回、行きと帰りのコースタイムはそれほど変わらないはず…と考えるとバラ谷に行くためのタイムリミットは房小山に9時着。コースタイムを幾分詰めることができたとしても稜線コースだと4時間はキツそうです。当初の計画にいきなり暗雲が立ち込めてきました。 ま、結論から言うと「全然ムリ!」(笑)、房小山に到着したのは10時半でした。ヘンなところを尾根から降りてしまって道が分からなくなった上、登り返しにえらく苦労したとか、景色にいい場所に来て「うわーい!」と写真を撮りまくったりとかで、全然ペースが上がりませんでした…。 コースは鋸尾根のあたりに痩せ尾根が何ヶ所かあり、高所恐怖症の人はコワイかも知れませんが、道が崩れそうだったりはしないので立ちくらみでも起こさない限り危険ではないです。読んだガイドブックには「尾根を巻く」と書いてある箇所が2ヶ所あったのですが、どちらも途中からルートがよく分かんなくなったので、尾根筋を素直に進んだ方が難易度が低いように思います。 さすが不動岳~黒法師岳から続く尾根上だけあって、同じようなササの道が多くあります。自分はこういう場所が大好きなので非常に楽しく歩くことができました。南側の京丸山や高塚山に比べれば歩く人も少ないでしょうから、紅葉の季節も静かな山行が楽しめそうです。(激混みだったらゴメンw) ところで、帰りは千石沢のコルから南赤石林道に降りたのですが、これがエライ判断ミスでした。稜線コースから林道に降りる道は五樽沢と千石沢の2本があるのですが、標識を見ると五樽沢の山犬段行きには×マークがあるのに対し、千石沢には×マークはありませんでした。これを見て「千石沢登山口と五樽沢登山口の間の林道は普通に通れそうなので、いったん千石沢を降り、五樽沢から登って帰ろう」と思ってしまったのですね~。 写真を見ると分かる通り、千石沢と五樽沢の間の方が崩落箇所だらけでした。結果的には五樽沢~山犬段も含め無事歩いて帰ってこれましたが、通行止めになっている理由は「状況が刻々と変わるので、今歩けても次の日どうなっているか保証できない」「通過時に落石があるリスクがある」点だと思うので、ここを通行するのはオススメできないです。 なんだか付き合っている時にはいい思い出もいっぱいあったのに、別れ際がよくなかったので全体の印象が悪くなってしまった元カノ…みたいな山行になってしまって「皆さん楽しんできてくださいね~」と素直に言えないのが残念な感じ。行き帰り稜線だと結構な距離・コースタイムになってしまうし、林道が修復されるのを楽しみに待つべきなのかも…直るかどうか疑問だけど…。房小山~バラ谷の頭を歩けなかったのは心残りですが、戸中山林道から打越峠に登るルートで踏破できないかと考えているところです。(戸中山林道も通行止めだけどね~) [(初)水窪100山] 三合山(9)、鋸山(10)、房小山(11) [(初)静岡百山] 蕎麦粒山(16)
活動の装備
- モンベル(mont-bell)ストームクルーザー ジャケット Men's
- ミレー(MILLET)ジョラスTシャツショートスリーブ
- マムート(MAMMUT)Trekkers 2.0 Shorts AF Men
- ミレー(MILLET)ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
- モンベル(mont-bell)ストームクルーザー パンツ Men's
- ワコール(Wacoal)CW-X レボリューション
- その他(Other)MAKAVELIC SIERRA SUPERIORITY BIND UP BACKPACK
- ガーミン(Garmin)ForeAthlete 230J
- オリンパス(OLYMPUS)E-P5
- サロモン(SALOMON)X ULTRA MID 2 GTX
- パナソニック(Panasonic)標準ズームレンズ G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6
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