甲斐駒ヶ岳 梅雨の合間にツエルト泊

2021.07.10(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 14
休憩時間
1 時間 48
距離
7.5 km
のぼり / くだり
1807 / 158 m
DAY 2
合計時間
9 時間 45
休憩時間
3 時間
距離
10.4 km
のぼり / くだり
731 / 2393 m

活動詳細

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当初は諦めモードだったが、前日の予報を見るといいではないか! すぐに山友A氏に連絡、「行こうか」という返事。 前日の18:30にこの山行が決定し急いで準備して翌朝3時出発。 週末で駒ヶ岳の駐車場の空き具合が心配されましたが、余裕でした。 今回は山友A氏の軽量化登山のリハーサル、自分としてはGopro9・モンベル アルパインクルーザー2300の デビュー登山となります。 さあ出発!としたら、山梨県警の方々が登山とコロナに関するアンケートを実施しており協力してきました。 甲斐駒ケ岳神社を抜け吊り橋を渡るとすぐ登りになります。このルート(黒戸尾根)は日本三大急登のひとつで標高差は約2200m!長い山行の始まりです。 樹林帯の緩急を繰り返す長い道を抜けると、名所「刃渡り」。視界が開け、麓の町や釜無川の川筋、鳳凰三山の地蔵岳オベリスクが確認できます。道は狭いですが整備されてあり安心して歩けます。しばらく狭い道を進むとハシゴ・ロープがあり超えると刃利天狗。広い場所もあり休憩に最適。 再びゆるやかな樹林帯を通過すると五合目小屋跡、さらに標高を下げると祠・石像が多くある平場で休憩するのが得策でしょう。なぜなら、ここからクサリ・ハシゴの連続でほぼ垂直な壁もあり緊張感のあるルートが続きます。無事通過すると七丈小屋着。受付をしてテントサイトへ。 第1テント場はほぼ満員のため第2テント場へ。ここへは1番乗りで設営。うまいことに第1テント場はみんなダブルウォールの本格派テントが集まり、第2テント場は我々含め個性派なテントの集団となりました。 夜から明け方のかけて断続的に雨が降り、ツエルトは耐えられるが浸水状態。当初の4時出発を5時に遅らせ、撤退も考慮しましたが山頂に向け出発。山頂直下は岩場の急登、クサリ場の連続となります。駒ヶ岳神社までくれば山頂はすぐです。予想通り真っ白、小休止して下山。 テント場へ戻り撤収して下山開始。1度歩いていますが下りの方が難易度が上がりますので、慎重に進め長い樹林帯を抜け尾白川で登山靴洗って戻ってきました。 コース全体で言えることはトレランが多いということ。登山者の方が少ないんじゃないか?という印象。我々が2日間かけて歩くルートを日帰りするんだからすごい。約30年前に1度歩いていてその時はもっと恐怖を感じましたが、各所に整備が行き届いております。しかし、ハシゴは本物の木でない丸太状のものなので滑りやすいかもしれません。グレーディングマップではDランクで長いですが、慎重に歩けば歩きやすいルートだと思います。

動画

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