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甲斐駒ヶ岳・日向山

出典: Wikipedia

甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)は、南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)北端の山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる標高2,967 mの山である。峻険な山容をもち、半ば独立峰のような姿勢で屹立する日本アルプス屈指の名峰で、日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山、山梨百名山、信州百名山、日本百景に選定されている。

このエリアについて

掲載されている山

甲斐駒ヶ岳, 日向山, 鞍掛山, 大岩山, 黒戸山, 駒ヶ岳, 鋸岳, 横岳, 双児山

  • 日向山(ひなたやま)は、山梨県北杜市に位置する標高1660mの山である。南アルプスの前衛峰のひとつで、山頂からは日本百名山・甲斐駒ヶ岳を間近に望むことができ、振り返ると八ヶ岳連峰も展望できる。南麓を流れる尾白川渓谷からの登山道が2021年現在通行止めのため、登山口は東麓の竹宇駒ヶ岳神社となる。さらに中腹の矢立石まで林道が伸びており普通車であればアプローチ可能だが、駐車スペースが狭いためここに停車しての登山は控えたい。登山道は樹林帯の稜線がひたすら続くが、山頂に近づくと景観が一変する。山頂一帯の雁ヶ原は、花崗岩とそれが風化した白い砂に覆われた展望の良い平原となっており、天空のビーチと形容される美しい景観が広がっている。

  • 甲斐駒ヶ岳

    標高 2967 m

    3000mには少し欠けるが、日本アルプスを代表する山のひとつ。『日本百名山』の著者である深田久弥も、「もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山(=甲斐駒ヶ岳)を落とさないだろう」と記述している。山麓から間近に眺めることができない山が多い日本アルプスにあって、山梨県北部の北杜市付近から見上げるその姿は感動的だ。登山のメインコースは、長野・山梨両県側からバスが通う北沢峠を起点に仙水峠、駒津峰を経て山頂に至るコース。山の姿から想像するほどの通過困難箇所がなく、多くの登山者は日帰り、または途中1泊でこの道を歩く。北西側の黒戸尾根にも古からの登山道があるが、日本三大急登のひとつといわれる長大な尾根で、途中の山小屋に1泊する必要がある。

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