三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812)
三嶺・天狗塚・石立山
(高知, 徳島)
2026年02月28日(土)
日帰り
2026年2月28日 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812)
【日時】 令和8年 2026年2月28日
【天候】雨 曇り 晴れ
【コース】 菅生 三嶺(1893) 西熊山(1816) 天狗塚(1812) 菅生
【記録】
いやしの温泉郷 発 4:46 --- 林用作業小屋跡 6:38 --- 1791m標高点 9:03 --- 菅生下山口標識 9:38 --- 三嶺 ( 9:57-10:14 ) --- 西熊山 ( 11:40-11:54 ) --- お亀岩 12:20 --- 天狗峠綱附森分岐 13:13 --- 天狗峠西山林道分岐 13:20 --- 天狗塚山頂 ( 13:44-14:02 ) --- 天狗峠西山林道分岐 14:28 --- 西山林道天狗塚登山口 15:40 --- いやしの温泉郷 着 17:21
【山頂】
■2月も下旬になり、春が近づき、暖かい雨が降ったりして 山の融雪が急速に進んでいる。祖谷川の 流れる水音も大きい。
山の装備・服装も 二週間前の厳冬期仕様の冬装備から 今回からは 春装備に切り替えて、いやし温泉郷へ。
■小雨が降り続くなか まだ暗い いやしの温泉郷を出発。
いやし温泉郷駐車場も すでに雪は完全に無くなっていて 登山道に入っても 雪は 無し。
登っていくと 標高1300mくらいで ガスの中へ入り、標高1400mくらいで はじめて残雪を見かけるほど、2週前に比べて 積雪は大幅減。
そのうち 雨は止むが 真っ白い ガスの中。
■標高1500mから、次第に 残雪が増えてきて標高1600m位からは、所々登山道に 水分たっぷりの腐り雪があって足を踏み込むと ズボズボ状態で水の中を歩くような潜り方。
おかげで 足元は ビッショリ。
半月前には雪面にあった、よく踏まれて 固くなった 歩き易いトレースは、すべて消えていて、変わりに 水分たっぷり含んだズボズボ雪の上に微かなトレース痕跡が雪面に残る。
1791m標高点からの 南面の下りで 雪は 一度消えて、北面の登り返しでは またズボズボ雪が でてくる。
三嶺山頂まで550Mの標識も かなり雪に埋まっていたのが 雪が融けて すっかり露出。
雪が融けて 鹿よけネットも露出。
■菅生道下山口標識からの平原状のところは 雪が融けて 笹道を 快適に歩ける。
池は いまだ結氷。
今回 ザックを冬用からスリーシーズン用に変えた際に、温度・風速計を 冬用ザックから 三季用ザックに 移し替えるのを うっかり失念してしまい、山頂での 温度 風速は 今回計測できず 気温風速は わからず。
■ 三嶺山頂は 「雪無し ガスで視界無し。」(累計登頂回数 906回)
風は 北東で 推定5-10mくらいは 吹いていた。
■縦走路は 雪がほとんどの区間で融けているものの、所々の雪田や 登山道に吹き溜まった残雪の ところなどは 底までの ズボズボ。
オオタオの鞍部には 雪解けの 水たまりができていた。
■西熊山頂も 「雪無し ガスで視界無し。」(累計登頂回数 751回)
上空のガスは やや薄くなってきたようで 上空の太陽が 少し近づいてきたように感じられる。
西熊山 西側で いつも積雪量の定点観測として 私的に積雪の比較参考としている箇所では 雪が少し減ってきたという感じ。
お亀岩から 天狗峠間で 北側 大岩付近は 雪がまだ いっぱい。
■ 2週間前に 天狗峠 東面の上部に グライドクラックを視認していたが、今回 天狗峠 東面の雪崩地形箇所で 雪崩の痕跡を 観察すると 数カ所で デブリ痕跡を視認できた。
一箇所の デブリ痕でも 一度に 全てが同時に 雪崩れるわけでなく 何回かにわけて 徐々に 崩れる事が多いので この半月の間に 天狗峠 東面の 雪崩地形箇所での 雪崩回数の総合計は かなりの回数になったとのではと 推察される。
また 天狗峠の南面は 多くが融けていたが いまだ 一箇所 雪崩痕のデブリ痕跡が残っていた。
■寡雪の今冬でも 天狗峠の東面・南面での雪崩痕跡を いくつも確認できた。
毎年 天狗峠の東面・南面の雪崩危険箇所で 雪崩のデブリ痕跡を確認できているが、
先入感から「四国では雪崩がない」と決めつけているのは 大きな 間違いであり、ここでも こんな危険が潜んでいると 認識をしっかり持って 常に 雪崩危険を自覚したうえで 危険を避けるような行動を しなくては いけないと思う。
■ 天狗峠からは 一部雪田がある程度で 天狗塚へ、 ただし 最後の登りの登山道に腐り雪が 詰まっていた。
天狗塚山頂に到着時は まだガスが かかっていたが わずかな 山頂滞在の間に 急速に ガスがとれていき 視界が急速に回復。
そのうち 三嶺 剣山 次郎笈まで しっかり見えるようになった。
■天狗塚 山頂 天気は 晴れ。三嶺 剣山 次郎笈 見える。 (累計登頂回数 834回)
天狗峠に戻り 下山からの下山は 標高1600m位まで所々雪あり。
標高1476mからは雪無し。
西山林道天狗塚登山口は駐車車両無し。
林道雪無しで いやしの温泉郷へ戻る。
途中の 菅生谷第4堰堤は かなりの水量になっていた。
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■山中で出会った登山者は無し。
天狗塚登山口 駐車車両 無し。
■ 令和8年 2026年2月28日現在 累計山行日数 2151日(内 四国 1761日)
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■林道阿佐名頃線 西山土捨場で 車両通行止
https://rindonavi.com/traffic.html?traffic_id=17174684271682
■いやしの温泉郷 及び 奥祖谷観光周遊モノレール 休業中
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【写真】
flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720332288858/
【趣深山ブログ】
https://shumiyama.hatenablog.com/entry/2026/02/28/213000
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■天狗塚 天狗峠 周辺の雪崩について
https://shumiyama.com/kiroku-huyu/2006nadare.html
https://shumiyama.com/kiroku-huyu/2008tengpass.html
■天狗峠 東面の雪崩地形で 大休止する無知なパーティーあり
https://youtu.be/mGAh8R0AJCQ
https://shumiyama.blogspot.com/2010/01/2010124_24.html
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「つまり、雪崩地形に行っても何も起こらない。もう一度行っても何も起こらない。さらにくり返し行っても、まだ何も起こらない。そう、味をしめるのだ!
だが そこには決定的な事実がある。積雪は95%の確率で安定しているのだ。つまり 、雪崩についてまったく無知でも、20回に19回は何も起こらない。これは かなりの勝算だろう。だが 逆を言えば、20回に1回は、とてつもない恐怖、打撲、ケガ、あるいは死を味わうことになる。」
「雪崩リスクマネジメント」Bruce Tremper著 日本雪崩ネットワーク訳
2004年12月1日 初版 株式会社山と溪谷社
"STAYING ALIVE IN AVALANCHE TERRAIN" by Bruce Trenper
The Mountaineers Books ,Seattle ,WA..USA in 2001
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