九重山(久住山)・大船山・星生山
出典: Wikipedia
【注意】
令和2年7月豪雨による最新の登山道の情報は、長者原ビジターセンターのWebサイトよりご確認ください。
https://kujufanclub.com/
九重山(くじゅうさん)または九重連山(くじゅうれんざん)は、大分県玖珠郡九重町から竹田市久住町北部にかけて広がる火山群の総称である。最高峰は九州本土最高峰でもある中岳 (1,791m) 。日本百名山の一つに数えられ、一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。 このエリアについて
掲載されている山
久住山, 九重山(九重連山), くじゅう, 中岳, 星生山, 三俣山, 稲星山, 黒岳, 坊ガツル, 泉水山, 平治岳, 長者原, 九州自然歩道
くじゅう連山の代表的な登山口、牧ノ戸峠から一番近い山。この沓掛山を越え久住山や中岳といった主峰へと向かう登山者は数多い。牧ノ戸峠を出発し、コンクリート舗装された坂道を登り、展望所を経て30分ほどで到達する。詳細は、久住山を参照。https://yamap.com/mountains/187
大分県南西部に位置する、くじゅう連山の主峰(最高峰は中岳・1791m)。この山の名称については、久住山と九重山との2つの表記が混同して使われていたが、県では主峰そのものは「久住山」、山域の場合は「くじゅう連山」の表記を公式としている。阿蘇くじゅう国立公園に含まれる九州随一の人気の山で、ミヤマキリシマの咲く5月中旬~6月中旬頃(年により変動あり)の休日は、牧ノ戸峠からのメインコースに登山者が殺到する。久住山そのものは日帰りで歩ける山だが、九州最高所の温泉、法華院温泉山荘や坊がつるのキャンプ場で一泊すれば、大船山や三俣山にも足を延ばすことができる。くじゅう連山は活火山でもあるので、出かける際は情報収集を怠らないように。
「九州の屋根」とも呼ばれる九重連山(もしくは「くじゅう連山」)は、ドーム状の火山体が数多く連なり、裾野には広大な高原が広がる。5月下旬くらいから火山高地に生えるツツジの一種・ミヤマキリシマが咲き始め、山々がピンク色に染まる。この九重連山の最高峰であり、九州本土の最高峰でもあるのが中岳(なかだけ)。岩が積み重なった山頂からは360度の展望が開け、周囲に連なる九重の山並みはもちろん、由布岳方向も遠望できる。また、直下にある御池(みいけ)共々、山岳信仰の対象とされてきた。冬季、完全凍結した御池では、氷上歩きを楽しむ人の姿も見られる。ちなみに九重連山の主峰は久住山(くじゅうさん)で、連山の総称とピーク名は表記が異なる。深田久弥は『日本百名山』で久住山を品格のある山として選出しつつも、周囲のほぼ同じ標高をもつ大船山(300名山)や星生山、稲星山、そして中岳などの山々をそれぞれの個性と共に「九重共和国」として表現している。
星生山(ほっしょうざん)は、大分県玖珠郡九重町にあり九重連山を形成する火山である。標高1,762mで、九重町の最高峰である。
1995年(平成7年)10月から1996年(平成8年)4月にかけて、北東側山腹の硫黄山と呼ばれる付近で噴火活動が発生し、噴気や降灰が観測された。これは、九重連山では333年ぶりの噴火にあたる。火山活動に伴う有毒ガスのために、星生山は2002年(平成14年)まで立ち入り禁止とされた。
稲星山(いなぼしやま)は、大分県竹田市(旧久住町)にあり九重連山を形成する火山。標高1,774m。
九重連山の中でも特に主峰久住山と最高峰中岳に近接しており、久住山の東、中岳の南に位置する。詳細は、久住山を参照。https://yamap.com/mountains/187
玖珠郡九重町から竹田市北部にかけて広がるくじゅう連山の一座。稲星山の北東、中岳の東に位置する、標高1720mの山である。近くには中岳や久住山と言った有名峰が連なっており、合わせて縦走されることが多い。どの登山口から登っても、そこそこの歩行時間と体力を必要とするため、しっかりと山行予定を立てよう。坊ガツルからは中岳の横にその勇姿が目立ち、鉾立峠から見上げると迫力満点の山である。見る角度によって美しい円錐形をしており、山頂からはくじゅう連山が一望できる大パノラマが広がっている。白口岳に登る為のルートはいくつもあるが、比較的登りやすいのが牧ノ戸峠からのコース。九州本土の最高峰、中岳や久住山を経由しながら、くじゅうの壮大で素晴らしい景色をより楽しむ事ができる。体力に自信があるという型は鉾立峠からの登山がおすすめ。山頂を見上げる程の急登の稜線が山頂へ伸びており、登山意欲が高揚するはず。
大分県竹田市と玖珠郡九重町の境界に位置する標高1744 mの火山。くじゅう連山の一座である。九重連山の代表的な登山口である長者原(ちょうじゃばる)から見て正面(南東側)に位置し、どこから見ても3つの峰が見えることからこの名が付いた。しかし実際には本峰、南峰、北峰、西峰の4つの峰から構成され、最高峰の本峰に三等三角点が設置されている。お鉢巡りもでき、ミヤマキリシマや紅葉のシーズンが特におすすめ。北峰の山中に、大鍋、小鍋と呼ばれる2つの火口跡(凹地)を眺めることができる。長者原登山口からスガモリ越コースで頂上まで2時間ほどでたどり着く。法華院温泉山荘にも近いので立ち寄ってみよう。
九重連山の西の、長い稜線の上にある小さな山。涌蓋山の登山道にあり、縦走する登山者が多い。草原の隆起となっており穏やかな山頂は、多くのハイキング客が訪れる。 詳細は涌蓋山を参照。 https://yamap.com/mountains/7
三俣山(本峰1744m)はくじゅう連山の一座で、大分県竹田市と玖珠郡九重町の境界に位置する火山。南峰は標高1743mで、本峰から10分ほどの場所にある。どこから見ても3つの峰が見えることから三俣山という名がついているが、実際は本峰、南峰、北峰、西峰の4つの峰から構成され、お鉢巡りもできる。詳細は、三俣山(本峰)を参照。https://yamap.com/landmarks/22805
毎年野焼きが行われるため草丈は短く、全面草原の綺麗な三角錐の山容の山。標高1287m。ススキやササの中を一歩一歩踏みしめていくと、徐々に眺望が開け、くじゅうの山並みを見ながら気持ち良いトレッキングが楽しめる。詳細は、涌蓋山を参照。https://yamap.com/mountains/7