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大笠山

出典: Wikipedia

大笠山(おおがさやま)は、石川県白山市と富山県南砺市との県境にある標高1,822 mの両白山地の山。日本三百名山に選定されている。 【概要】 両白山地の主稜線の北部に位置し、白山国立公園内にある。山体は酸性火成岩からなる。1993年(平成5年)に、大笠山を源流とする境川(庄川の支流)に境川ダムが完成した。その後、境川との合流部の大畠谷に鉄製の吊橋が設置され、フカバラノ尾根に登山道が整備された。1997年(平成9年)10月には、東砺波郡上平村(現在の南砺市)が、大笠山の約800 m東の稜線上に大笠山避難小屋を建設した。山頂の西500 mには大笠池(標高約1,720 m、長径80 m - 短径30 mの楕円形)があり、オオルリボシヤンマ、モリアオガエル、マメゲンゴウなどが生息している。 【山名の由来】 山名の由来は、越中側から見た山容が編笠状であるためとされている。加賀側からは、山頂直下に広い平地があることから「千丈平山」と呼ばれていた。金沢市方面からその端正な三角形の山容を望むことができる。国土地理院の地形図では、南西に「千丈平」と呼ばれる平坦地がある。

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掲載されている山

桂湖を含む主要ルート

  • 籾糠山

    標高 1744 m

    籾糠山(もみぬかやま)は、岐阜県飛騨市と大野郡白川村にまたがる飛騨高地の標高1,744 mの山。 1998年(平成10年)4月1日に、周辺の山域は岐阜県により天生県立自然公園に指定された。ぎふ百山のひとつである 。国道360号の天生峠から、山頂へは中部北陸自然歩道の登山道(遊歩道)が整備されている。ブナやオオシラビソなどの原生林や高層湿原(天生湿原、木平湿原、ミズバショウの群生地)を通るコースがある。ブナ、カツラ、サワグルミなどの原生林にはツキノワグマなどが生息する。山頂は鋭く尖った円錐形の小ピークで。、狭い山頂には三等三角点(点名が「籾糠山」)が設置されている。山頂から南南東に御嶽山、東に飛騨山脈、北に飛騨北部の山並みを望むことができるが、白山は猿ヶ馬場山に隠れて見えない。神通川水系小鳥川の支流である金山谷の源流の山である。この金山谷では江戸時代初期から天生金山が開かれ、昭和初期まで金、銀、銅、亜鉛などが採掘されていた。

  • 三方岩岳

    標高 1736 m

    三方岩岳(さんぽういわだけ)は、石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがり、両白山地の北部に位置する標高1,736 mの山である。白山国立公園内にあり、日本三百名山及びぎふ百山に選定されている。 三方岩岳は、飛騨岩(岐阜県側)、越中岩(富山県側)、加賀岩(石川県側)の大岩壁に囲まれていて、この3つの岩壁が山名の由来となっている。越中岩には修験者が利用したと伝えられている行者窟がある。威風堂々たる山容の山である。豪雪地帯の白川村の世界遺産の白川郷から、春先遅くまで残雪を抱いた山容を望むことができる。三方岩岳には2つのピークがあり、南東側が最高地点の三方岩岳、北西側が三方岩岳展望台である。白山白川郷ホワイトロードの駐車場から、後者の三方岩岳展望台への遊歩道がある。

  • 人形山(にんぎょうざん)は、富山県南砺市(五箇山地域)と岐阜県白川村(白川郷)にまたがる飛騨高地北部に位置する標高1,726 mの山である。日本三百名山、新日本百名山およびぎふ百山の一つに選定されている。登山口は富山県側にある。 白山を開山した泰澄が開山したとされ、古くから修験の場として登られていた。泰澄が奈良時代に山頂の東北東約1.4 km地点(現在は宮屋敷と呼ばれる白山権現堂の跡地で鳥居が設置されている。)に白山権現堂を創建し、平安時代の1502年(文亀2年)に山麓の南砺市上梨に移されたと伝えられている。この白山宮本殿(はくさんぐうほんでん)は、1958年(昭和33年)5月14日に国の重要文化財の指定を受けている。白山宮の祭礼にて奉納されているこきりこ節は、1973年(昭和48年)11月5日に記録作成等の措置を講ずべき国の無形の民俗文化財に指定された「五箇山の歌と踊(ごかやまのうたとおどり)」一つである。

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