活動データ
タイム
09:03
距離
15.1km
のぼり
1296m
くだり
1298m
活動詳細
すべて見る前日、急遽山行を決め八ヶ岳へ。 登山口をどこにするかも決めぬまま車を走らせ、この時期マイナーと言われる東側から登ることに。 到着したのは稲子湯近くの唐沢橋、先着1台のみ。 登山道は山深い感があるものの、怖さは全くなく、常に安心感がある不思議な感じ。 最近の天気の影響か、心なしか苔たちも元気。 そんな中とりあえずみどり池を目指す。 1時間ほどで着いたみどり池、ほとりにしらびそ小屋が建つ。平日という事もあり、静粛そのもの。 みどり池では逆さ天狗岳がお出迎え! 一瞬中山峠経由での天狗岳も過るが、登山届け通り本沢温泉を目指す。 本沢温泉までは途中湿地帯等もあり、ハイキング的な雰囲気。 この時点では本沢温泉でのんびりして帰るのもアリだな...なんて考えながら歩を進める。 やがて本沢温泉のテン場に到着。 ちょっと想像していたよりも木々が多い感じでキャンプするにはもってこいの環境。 そして少し歩くと水場が。 せっかくだからとコップに波々と注ぎゴクゴク。 特に感動無しの普通の沢の水。 ふと目を移すと『Be Boil』の文字。ちなみに日本表記は読み取れないほど消えていた。 『遅いって…』って思いつつ先へ。 とりあえず露天風呂を見に行ってみる。 すると硫黄岳がどーん!と現れ僕を呼ぶ。 『温泉はまた今度にして早く来い!』っとは言っていないが、気付くと写真一枚だけ撮り夏沢峠を目指していた。 夏沢峠へ向かう途中、なんとなく外膝の違和感を覚える。 嫌な予感もあり、硫黄岳はやめて根石岳方面へ。 夏沢峠~根石岳ルートは想像していた開けた稜線とは異なり木々に囲まれたルート。 ちょっとがっかりだな~なんて思っていたら薄汚い白い動物が行く先を横切った。 『テンだ』 あっという間の出来事だった。 根石岳山荘に近づくと一気に視界が開ける。 まだ登ってはいないが、この後登る根石岳のバッチをゲットして根石岳へ! が、山頂に向かう岩場を進むも明らかに膝が痛い。 その痛みは一気に悪化し、少し曲げるだけでも声が出るほどに。。。 山荘-根石岳間はすぐなのだが、かなりの時間を要してしまった。 おそらく今いる位置は車から一番離れている、どのルートであれ膝痛に変わりはなく、天狗岳-中山峠経由で戻ることに。。。 しかしここからがほんと地獄だった。 少し曲げるだけでもかなりの激痛が走る。 すぐそこの東天狗までも長い事。。。 少し前まで『西天狗はどうしようかな』って思っていたものの、東天狗に着いた時点でそんな気持ちは微塵もなくなっていた。 そんなこんなで痛かったこと以外全く覚えていない。 今思い出せるのは 『次回は天狗の奥庭を歩きたい』 『稜線の岩場で見かけたオコジョの子供が超小さくてかわいかった』 という事ぐらいで『よく痛みに耐え頑張った』という労いの言葉しか出てこない。 あとは雨が降らなくてよかったということと硫黄岳に向かってなくて良かったということかな。 中山峠からの鎖場降りも必死だったなぁ。。。 その道中考えていたのはここ数回の山行は全て足が怠くなってるという事。 大菩薩嶺の最後もグダグダ 甲武信ヶ岳の終盤も足が痛くなってつらかった で、その時はトレーニング不足と思っていたものの、よく考えてみたらすべてインソールを交換してからだということ。 早速戻ってからスーパーフィート(グリーン)をアマゾンで購入。 あの地獄の山行後にもかかわらず、今から次の山行が楽しみなのである。 膝が痛まないとは限らないのに不思議なものです。。。笑
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