二味楽しめる二ツ森(山形県尾花沢)

2020.10.02(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 50
休憩時間
22
距離
2.9 km
のぼり / くだり
454 / 458 m
1 3

活動詳細

すべて見る

 以前、山形県の翁山に登った際、その途中で気になる双耳峰(ツインピーク)が目に留まりました。調べると二ッ森というらしいのですが、登山道があるのは南峰だけで、こちらは子供でも登れるらしいのです。それでは、わざわざ出掛けるほどでもないか。。。と。  ところが、最近、よこさんのレポートで北峰にも道が整備されたと知りました。ただ、相当の急斜面とのこと。コンディションの良さそうな日を待っていました。実は先週、向かったのですが、天気予報が外れて雨になり、本日、再び出直しました。今日は最高の山行日和。  尾花沢市母袋地区から国道を外れ、細い道をしばらく走ると二ッ森の登山口に行き当たりますが、広々とした牧場のようで気分最高。樹林帯に入ると水気の多い山道になりますが、30分ほどで両峰の鞍部に登り着きます。  最初は登山道が整備された北峰へチャレンジしますが、ほぼ山頂までロープが張り渡してありました。ロッキーなよじ登りは最初だけで後半は樹林帯の急傾斜でした。怖いのは登りより下り、泥の斜面が滑るので、ロープ、木の枝、使えるものは何でも使って慎重に足を運びます。  一方、南峰は単調で穏やかな坂道。ほどなく、着いた山頂はほぼ360℃見渡せる最高の眺望でした。残念ながら月山は雲の中でしたが、尾花沢の田園風景は眼下に広がりました。この二ッ森はコンパクトながら2つの個性の異なる山が楽しめるのが魅力でしょう。  今回は下山後に楽しみがあるので山めしはバランスパワーだけにして山を下りました。尾花沢の大石田地区はそば処、行ってみたい店があります。「文月」さんという蕎麦屋さんですが、平日限定の肉そばと肉中華のセットメニューがげそ天付きで1000円とお得なのです。それもそれぞれ、冷・温指定可能で4種類の組み合わせができる心憎いサービス。  もちろん、冷冷(つめつめと呼ぶらしい)にしましたが、蕎麦も食べやすい硬さと太さ、中華麺も弾力が素晴らしい。実に二ッ森のようにコンパクトながら違う個性を堪能できるセットメニューでした。(^-^; 

翁山(翁峠) 実は二ッ森には先週も来ています。天気予報が外れて雨になってしまいました。急遽、温泉+蕎麦ツアーに切り替えました。(^_^;)
実は二ッ森には先週も来ています。天気予報が外れて雨になってしまいました。急遽、温泉+蕎麦ツアーに切り替えました。(^_^;)
翁山(翁峠) 今日は絶好の山行日和。国道347号で鍋越峠を越え、尾花沢市母袋の集落に近付きますと登山口を示す看板がありますが、上の看板を目印にした方が良いでしょう。
今日は絶好の山行日和。国道347号で鍋越峠を越え、尾花沢市母袋の集落に近付きますと登山口を示す看板がありますが、上の看板を目印にした方が良いでしょう。
翁山(翁峠) 舗装路をしばらく走りますと突然、通行止めになります。よく見ると登山口はここを右折した先にあるそうです。
舗装路をしばらく走りますと突然、通行止めになります。よく見ると登山口はここを右折した先にあるそうです。
翁山(翁峠) すれ違いが出来ない細い未舗装の山道を緊張しながら走りますと突然開けてきます。
すれ違いが出来ない細い未舗装の山道を緊張しながら走りますと突然開けてきます。
翁山(翁峠) 登山口前の駐車場は広々しており、数十台は止められるでしょう。先行車は2台だけ。静かな山歩きが楽しめそうです。
登山口前の駐車場は広々しており、数十台は止められるでしょう。先行車は2台だけ。静かな山歩きが楽しめそうです。
翁山(翁峠) ススキの原っぱからいざ出陣!ここから眺める二ッ森はなだらかで優しそうな山に見えますが。。。
ススキの原っぱからいざ出陣!ここから眺める二ッ森はなだらかで優しそうな山に見えますが。。。
翁山(翁峠) 樹林帯に入ると結構ウエットな山道で所々で沢と交錯します。
樹林帯に入ると結構ウエットな山道で所々で沢と交錯します。
翁山(翁峠) 大きなブナも見え始めます。登り始めからそこそこの傾斜でウォーミングアップ出来ていない体に地味に効いてきます。
大きなブナも見え始めます。登り始めからそこそこの傾斜でウォーミングアップ出来ていない体に地味に効いてきます。
翁山(翁峠) お!ミズの実(ムカゴ)発見。帰りに少々頂きましょう。(^-^;
お!ミズの実(ムカゴ)発見。帰りに少々頂きましょう。(^-^;
翁山(翁峠) 誰かが植物名の札を立ててくれています。この山を愛する方々の思い遣りでしょう。
誰かが植物名の札を立ててくれています。この山を愛する方々の思い遣りでしょう。
翁山(翁峠) ウエットなところでよく見られるニョイスミレ。
ウエットなところでよく見られるニョイスミレ。
翁山(翁峠) これも日陰や湿ったところに多いアオイスミレ。スミレの花の季節にまた来たいですね。
これも日陰や湿ったところに多いアオイスミレ。スミレの花の季節にまた来たいですね。
翁山(翁峠) 30分ほどで北峰(男山)と南峰(女山)の鞍部に到着。せっかくの看板が雨で滲んでいます。
30分ほどで北峰(男山)と南峰(女山)の鞍部に到着。せっかくの看板が雨で滲んでいます。
翁山(翁峠) 振り返ると尾花沢の田園地帯が眼下に広がっていました。
振り返ると尾花沢の田園地帯が眼下に広がっていました。
翁山(翁峠) こちらは後から登る南峰。女山の通り穏やかな山容です。
こちらは後から登る南峰。女山の通り穏やかな山容です。
翁山(翁峠) 一方、こちらが新しく山道が整備された北峰。男山らしくきつい登りになりそうです。
一方、こちらが新しく山道が整備された北峰。男山らしくきつい登りになりそうです。
翁山(翁峠) 北峰に登り始めて間もなくロープ場になります。と言いますか、この後、山頂までずっと急斜面のロープ場です。
北峰に登り始めて間もなくロープ場になります。と言いますか、この後、山頂までずっと急斜面のロープ場です。
翁山(翁峠) 延々と続く急斜面。ロープと木の枝を掴みながらよじ登ります。
延々と続く急斜面。ロープと木の枝を掴みながらよじ登ります。
翁山(翁峠) 所々、緑のペイントで方向の指示があります。ここから樹林帯に入ります。
所々、緑のペイントで方向の指示があります。ここから樹林帯に入ります。
翁山(翁峠) かなり登った感じがしましたが、まだ、中間。。。ここからが本格的な急坂でした。
かなり登った感じがしましたが、まだ、中間。。。ここからが本格的な急坂でした。
翁山(翁峠) 樹林の中は泥が露出していて結構滑ります。
樹林の中は泥が露出していて結構滑ります。
翁山(翁峠) ここからロープがなくなります。木々の合間から空が見えます。山頂が近い!
ここからロープがなくなります。木々の合間から空が見えます。山頂が近い!
翁山(翁峠) やっと着いた!山頂からは何も見えませんが、、、
やっと着いた!山頂からは何も見えませんが、、、
翁山(翁峠) 少し西に進むと開けて、葉山・月山方面が広がります。残念ながら、月山は雲の中。
少し西に進むと開けて、葉山・月山方面が広がります。残念ながら、月山は雲の中。
翁山(翁峠) 北峰は下りの方が緊張します。ロープを使って一歩一歩慎重に足を運びます。
北峰は下りの方が緊張します。ロープを使って一歩一歩慎重に足を運びます。
翁山(翁峠) 下る途中で見えた南峰の山容。優しげだなぁ。
下る途中で見えた南峰の山容。優しげだなぁ。
翁山(翁峠) 東には国道347号がちらっと見え、山越しに宮城の薬莱山も見えました。
東には国道347号がちらっと見え、山越しに宮城の薬莱山も見えました。
翁山(翁峠) さて、鞍部に戻り、引き続き南峰に登り返します。でも、こちらは穏やかな傾斜で危険個所もなく、すんなりクリアー。
さて、鞍部に戻り、引き続き南峰に登り返します。でも、こちらは穏やかな傾斜で危険個所もなく、すんなりクリアー。
翁山(翁峠) 二ッ森の南峰、女山山頂に到着。
二ッ森の南峰、女山山頂に到着。
翁山(翁峠) 文字が風化してよく読めない石碑がありました。これ、どうやって運んだの。。。
文字が風化してよく読めない石碑がありました。これ、どうやって運んだの。。。
翁山(翁峠) やはり、こちらでも月山は雲の中でした。
やはり、こちらでも月山は雲の中でした。
翁山(翁峠) 今回は下山後の楽しみがあるので、山頂ではバランスパワーのスィートポテトだけ。一応、季節感を意識しています。(^-^;
今回は下山後の楽しみがあるので、山頂ではバランスパワーのスィートポテトだけ。一応、季節感を意識しています。(^-^;
翁山(翁峠) それにしてもこの山にはガマズミが多いですね。この実を齧ると酸っぱくて喉の渇きを癒してくれます。
それにしてもこの山にはガマズミが多いですね。この実を齧ると酸っぱくて喉の渇きを癒してくれます。
翁山(翁峠) 南峰から眺める北峰。男と女、異なる二つの味わいをコンパクトに楽しめるのがこの二ッ森の魅力でしょう。
南峰から眺める北峰。男と女、異なる二つの味わいをコンパクトに楽しめるのがこの二ッ森の魅力でしょう。
翁山(翁峠) 下りは早いですね。一気に登山口に到着です。栽培しているような一面のワラビ。
下りは早いですね。一気に登山口に到着です。栽培しているような一面のワラビ。
翁山(翁峠) 最後の1台になりました。広々とした駐車場と北峰(男山)。スリルと癒し、実に楽しい山行でした。
最後の1台になりました。広々とした駐車場と北峰(男山)。スリルと癒し、実に楽しい山行でした。
翁山(翁峠) さて、20分ほど車を飛ばし、蕎麦処、尾花沢の大石田地区に向かいます。途中一面の蕎麦の花。間もなく新蕎麦ですね。
さて、20分ほど車を飛ばし、蕎麦処、尾花沢の大石田地区に向かいます。途中一面の蕎麦の花。間もなく新蕎麦ですね。
翁山(翁峠) 今日は楽しみにしていた「文月」さんにお邪魔します。
今日は楽しみにしていた「文月」さんにお邪魔します。
翁山(翁峠) 平日限定の肉そばと肉中華のセットがげそ天付きで1000円でした。これはお得。
平日限定の肉そばと肉中華のセットがげそ天付きで1000円でした。これはお得。
翁山(翁峠) なんと、嬉しいことにお漬物と薩摩芋の煮物が突き出しのように供されました。左の漬物は大石田名産のぺそら漬けですね。
なんと、嬉しいことにお漬物と薩摩芋の煮物が突き出しのように供されました。左の漬物は大石田名産のぺそら漬けですね。
翁山(翁峠) じゃ~ん。肉そばと肉中華が同時に楽しめる平日限定のセットです。天かすまで付いている。
じゃ~ん。肉そばと肉中華が同時に楽しめる平日限定のセットです。天かすまで付いている。
翁山(翁峠) 蕎麦は田舎でも色白でそんなに太くないですね。中華麺も弾力が素晴らしく噛み心地最高。二ッ森のようにここでもコンパクトに2つの魅力を堪能できました。
蕎麦は田舎でも色白でそんなに太くないですね。中華麺も弾力が素晴らしく噛み心地最高。二ッ森のようにここでもコンパクトに2つの魅力を堪能できました。
翁山(翁峠) 宮城に戻る途中、母袋地区から眺める二ッ森。まさに双耳峰そのもの。
宮城に戻る途中、母袋地区から眺める二ッ森。まさに双耳峰そのもの。
翁山(翁峠) これは峠に近い母袋トンネル手前からの二ッ森。東側からのビューですが、北峰の急傾斜がよくわかります。 以上です。
これは峠に近い母袋トンネル手前からの二ッ森。東側からのビューですが、北峰の急傾斜がよくわかります。 以上です。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。