活動データ
タイム
17:35
距離
18.0km
のぼり
2193m
くだり
2193m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る第85回登山。 今回は日本百名山の金峰山・瑞牆山を登りに山梨県へ山友さんと行ってきました。 雨予報からの晴れ予報になったものの意外に優れない空模様。 1日目は真っ白なガスの中、瑞牆山県営無料駐車場から金峰山目指しスタート。 お昼過ぎから徐々にガスもはれ周りの様子が分かるようになりました。が富士山は拝めず。 登山道は案内もしっかりしており、うっかり迷い込みそうな個所は立入禁止措置がきちんと執られています。さすが百名山、安心して歩けます。 その晩は瑞牆山荘にお世話になり、2日目は山荘から瑞牆山へ向けスタート。 快晴ではないものの良いお天気となり山頂からは感激の大パノラマ。富士山も見えました! とっても素敵な登山となりました。 【駐車場】 瑞牆山荘前のT字路を入り少しだけ走ると県営無料駐車場があります。アスファルト舗装の広い駐車場です。この駐車場にはトイレはありません。 【トイレ】 瑞牆山荘横にトイレがあります。 水洗式キレイなトイレで協力金¥100を料金箱に納めます。 富士見平小屋のトイレも使えます。こちらも協力金¥100を納めます。 【携帯電話電波状況】 瑞牆山荘付近は携帯圏内です。(docomo、au) 【山グッズ】 金峰山小屋:百名山バッチ(金峰山、瑞牆山)購入 各¥600 瑞牆山荘:ステッカー(瑞牆山)購入 ¥500 △▲△ここから登山行程について記します▲△▲ 【駐車場~富士見平小屋】 駐車場出入口から見て奥に登山口があります。 新緑の林を歩いていきます。 踏み跡と緑色のロープで規制されているので道をロストすることなく登っていけます。 尾根に上がるとベンチがあり瑞牆山の中腹までが見えましたがそれより上は雲の中で真っ白でした。 しばらく登ると水場の案内があり、もう富士見平小屋はすぐそこです。 水場は平成の名水百選に認定されています。 富士見平小屋前はテント場になっておりいくつかテントが張られていました。 富士見平小屋は宿泊・食事可能です。 ここで登山道は金峰山と瑞牆山とに別れます。 【富士見平小屋~金峰山山頂】 ☆富士見平小屋奥のトイレ脇を通り金峰山への登山道が伸びています。 飯森山を左に巻きながら歩くと鷹見岩への分岐となりそのまままっすぐ歩きます。 この辺りからシャクナゲが多く見られ、お花も登山道に彩を添えています。 右手下に青い屋根の大日小屋が見え、左手上にテント場が現れます。 大日小屋は老朽化が進んでいるように見え、無人の避難小屋のようです。 ☆この辺りから登山道にも大岩が現れるようになり、そのまま進んでいくと右手後方に鷹見岩が見え、大日岩の直下に出ます。 今回初めて雲の中ですが眺望が展けたので、思わず「ヤッホー」と叫んでみたら、なんと間を置いて「ヤッホー」とやまびこが返ってきました!初体験なので大興奮! 大日岩の登り口まで行くともうガスで真っ白でしたので、下山時に立ち寄ることにしました。 ガスの立ち込める中、樹林帯の木の根と石の登山道を登っていきます。 登山道にはルート外れ防止か植生保護のためか緑のロープが張ってあるのでルートを逸脱するおそれは少ないです。 ☆丸山のピークを踏み、さらに進むと、砂払ノ頭に出ます。 ここからは鬱蒼とした樹林帯を抜け、開放的な稜線歩きとなりますが、大岩の稜線で右手は鋭く落ちている断崖で、左手は低木が生えています。 ガスが次々と断崖の底から沸き上がり稜線へ流れ込みます。 それで眺望はなく、好天ならば大絶景の稜線歩きなのだろうと想像させました。 稜線はハイマツとシャクナゲに覆われた小路と言った感じで、アップダウンを繰り返し進んでいくと大岩が眼前に見え、それが山頂の五丈岩でした。 山頂は広く大岩がゴロゴロしています。本来なら大絶景だと思います。 山頂で昼食を摂り下山としました。 【金峰山山頂~金峰山小屋~下山】 山頂から左手に先ほど登ってきた稜線を眺めながらハイマツの間を下ると金峰山小屋へ至ります。金峰山小屋ではバッチを購入しました。 小屋からは初めてはっきりと瑞牆山の全容を見ることができました。 すごい岩々で山から岩が天に向かって生えているようです。 そして元来た稜線へ合流しピストンで下っていきます。 大日岩まで下るとガスも晴れていたので、少し登ってみることにしました。 岩に白いマーキングがされているのでそれに従って登っていくと、雲で遠くは望めませんが瑞牆山や金峰山がよく見えました。 岩塊の端によるとすごい高度感です。 休憩するにも好適です。 【瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山】 2日目は瑞牆山へ向かい、富士見平小屋に着くと昨日より多いテントが設営されていました。 お天気はやや薄曇りっぽいので期待はしていませんでしたが、富士見平小屋の富士山ビュースポットに立ってみると、念願の富士山の姿が目に飛び込み感激しました。 これは俄然、絶景が期待できるとテンションアップ。 小屋の手前から伸びる登山道を進むと、すぐに下降、谷底の渡渉がありました。 渡渉すると桃が割られたような大岩、桃太郎岩が眼前に現れます。 ☆そこからはひたすら登っていき、途中からは大岩・大石を縫うように段差の大きな登山道を登ります。 岩質は花崗岩でソールが岩に吸い付くような感覚ですが、登山者の靴の泥が付いてるところとか時折滑りました。 こちらもシャクナゲが多く花も見ることができ、標高が上がるにつれ富士山や南アルプスの山々が木々の間から垣間見れます。 山頂直下ともなると屹立する岩塊の迫力がすごいです。 ☆一度北へ回り込み岩塊の上に出ると、そこはワイドビューの山頂大パノラマでした。 お隣の金峰山から富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、八ヶ岳、浅間山と雲海の上に山々を眺めることができます。 山頂岩場は意外に広く南側は断崖絶壁ですが北側は木々が生えておりゆっくりできる雰囲気です。 ここで昼食とし、皆さんも思い思いにランチとされていました。 この日は風も微風でいつまでも居たくなるそんな日でした。 【下山】 下山は登ってきたルートでピストンで下ります。 渡渉してからは登り返しがあり、それを越えるとすぐに富士見平小屋に到着します。 富士見平小屋では、コーヒーを淹れてもらい、ドライフルーツパンでおやつとしました。 無事駐車場に下山し、甲斐大泉温泉パノラマの湯で汗を流して帰路に就きました。 この温泉は富士山や甲斐駒、仙丈を見ながら湯船に浸かれます。JAF割引あり。 今回も良い山行きとなり、同行いただいた山友さんありがとうございました。
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