国見山・交野山・龍岩窟

2024.01.03(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 27
休憩時間
18
距離
12.9 km
のぼり / くだり
824 / 844 m
1
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23
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8
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活動詳細

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凍えるように寒ければ氷瀑などを見に行きたいが、予想最高気温が11℃もあるので冬特有の景色を探すのは難しそう。とはいえ低めの気温であることは確かなので、低山巡りを決行。 当初はほしだ園地の西側を攻めてピークハントをするつもりだったが、行程に良いタイミングでトイレを組み込むのが難しく、同じマップに載っていた交野山を中心に巡ることに。交野市は「かたのし」だが、交野山は「こうのさん」と読むらしい。 JR津田駅を出発し、国見山登山口を目指す。登山口からは「国見山自然巡回路」になっていて、緩やかな道幅の広い道が続く。地元の方が多く訪れていることがわかったので、地図に載っていない細い道がたくさんあるタイプの山だとすぐに想像できた。実際、国見山への道へ入ってすぐ夫婦岩への分岐の道があり、「きっと夫婦岩で行き止まりになるのではなく、どこかで本線に合流するはずだ」と思ったらその通りだった。このような感じで今回は灰色の線でしか表示されていない道やそもそも地図に掲載されていない道を辿ることがあった。 国見山は284mと低山ではあるものの、山頂からの眺望は「枚方八景」に選ばれている。石清水八幡宮の辺りや、淀川の向こうに広がる山々が見渡せる。(あとで地元の方と話して知ったのだが、淀川の向こうのことを「かわむこ」と呼ぶらしい。) 国見山のあとはピークハント感覚で新サンドイッチ山・アンテナ山・サンドイッチ山とカタカナの山々を踏破していく。 白旗池に出ると、周囲に多くのベンチが設置されていることもあって、賑わっていた。私も混雑に紛れて早めの昼食を摂る。2023年YAMAPユーザーで一番歩いた方のホームが交野山周辺らしく、お祝いの看板を掲げている方がいた。 交野山は山頂に観音岩という巨石が鎮座しており、威厳があった。今日のルートで360°ビューがあったのはここだけだと思う。 交野山から旗振山への道は灰色の実線を辿ってショートカットするとすぐだった。旗振山(345m)は交野山(341m)よりほんの少しだけ高く、交野市の最高峰らしい。 旗振山から龍王山へは大部分が竹林を抜ける道となっている。根の張り出しもほとんどなく、ふかふかとした踏み心地で気持ちが良い。龍王山には龍王社という祠がある。神泉苑の龍神の分霊が祀られているとのこと。 龍王山を後にし、東照山を目指す。今日は歩きやすい道ばかりだったが、東照山へ向かう途中で経由した道はあまり人が通っていないらしく唯一荒れていた。東照山には鉄塔があるので整備の方が定期的に通うためか、車が出入りできる道から最短で東照山へ向かう道に出るとよく踏み均されていた。 今日最後のピークとなったくろんど園内の普見山を踏み、下山を開始する。当初尾根伝いに降りるつもりだったが、八丈岩を過ぎた辺りで面白そうな分岐があり、ダメなら引き返す覚悟で地図にない道を降りることに。すぐに龍岩窟というところに出る。巨石が折り重なり、深い洞穴がいくつも連なる神秘的なところで、今日一番面白いところだった。道が下まで続くのか、道は荒れていないか心配だったが、踏み跡を見失うことはなかったし、下に滑り落ちそうなトラバースはあるものの、慎重に降りればなんともなかった。 登山口付近で出会ったおじさまとおしゃべりしながらゴールのJR河内磐船を目指す。小学校で音楽の先生をされていた方で、普段関わりのない職業経験のある方と話すのは楽しかった。

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