活動データ
タイム
24:05
距離
20.3km
のぼり
2401m
くだり
2416m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る美しいを通り越して鬱蒼と咲き誇っていた街の紫陽花はすっかり花びらを落としている。 気がつけば今年もTシャツを着る季節になり、多くの登山家が山に駆り出すときがきた。 ここは南アルプス北沢峠。 3つのカールを抱えた優美で緩やかな山容と美しいお花畑の仙丈ヶ岳。 夏でも山頂に雪があると見間違えるほど白い、花崗岩のピラミダル。甲斐駒ヶ岳。 2000m付近からコメツガ、シラビソから始まり、ダケカンバ、ハイマツ、高山植物のお花畑と変化に富んだ植生を北沢峠の幕営地から両山をピストンで楽しむ山行。 と、綺麗なことを書きたいものの、天候に恵まれず、残った記憶はバス戦争。 北沢峠へのアクセスはマイカー規制により、伊那市が運行する「南アルプス林道バス」を利用するほかない。 混雑すると予め知っていたので、夜行バスで早着するも、どの列に並んだら良いか分からず右往左往した。もし迷子の行列があったらそこに並ぶべきだったろう。 ■目的 ・南アルプス入門として仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳へ ・ミーハーな気持ちで楽しむ ・仙丈ヶ岳からの夕景撮影 ・甲斐駒ヶ岳からの朝焼け撮影 ■1日目 天気予報は明日も含めガス、ガス、ガス。 とはいえ、刹那的な晴れ間を期待して、テン場で束の間の休息の後、12時に仙丈ヶ岳へ出発。 ガスの中ハイクアップ、見渡す限りガス、ガス、ガス。真っ白な世界と時折身体を打つ突風。 日没2時間前くらいに山頂についたものの、天候の回復が見込まれないため、下山。 テン場についたのは21時30分。あー疲れた。 ■2日目 滞在した北沢峠付近は携帯電波がないため、天気予報を見ることができない。 そのため前日の予報通りであれば、朝焼けは期待できないことと、疲労困憊につき、ナイトハイクは諦めて、5時行動開始を目指す。 起床してテントの外をみると、ピンク色に染まった空が目に映り、悔し涙が頬を濡らす。 気を取り直して、行動開始! 続きは写真にて。 ■アクセス 行き 計13,370円 2300 竹橋(東京)まいにちアルペン号 0510 戸台口着(戸田口とありますが、仙流荘前で停まります) 0530 仙流荘発 1370円 0625 北沢峠着(実際にはこの2時間遅れ) 帰り 1500 北沢峠 1370円 1545 仙流荘着(実際にはこの1時間遅れ) 1700 仙流荘発南アルプスジオライナー(予約不要) 1824 茅野駅着 1910 茅野駅発 特急あずさ 5650円 帰路へ ■南アルプス林道バス攻略法 林間バスは小さめのバス5台ほどで運用しており、第一陣に乗車できなかった場合には、最大で3時間以上待つこともあります。 ポイントは2つ ・運賃はチケット売り場で事前購入制 ・チケット購入列と乗車列が別 ・乗車列先頭は「バスのりば」と書かれたチケット売り場の横(車道側) そのため、複数対応作戦が有効です。 1人がバス乗り場の列に並び、その間にもう1人がチケット列へ役割分担すると良いです。 荷物での場所取りしても、列がずんずんと進んでいきますので、あまり意味がないです。またバスの邪魔になりますので慎んだ方が良さそうです。 ■お風呂 仙流荘 料金 大人600円 児童(小学生)400円 時間12:00-20:00(最終受付19:30) https://maps.app.goo.gl/3u2y9LyzBEq8tnFg7?g_st=ic ■その他 南アルプス林道バスの運行情報は、仙流荘のWEBサイトで確認できます。 ■食事 そば処 茶屋(茅野駅) いつも登山客で繁盛している人気店。 蕎麦も天ぷらもなんでも美味しいともっぱらの噂。混雑時は行列お断りなので、入れるとラッキー。 鴨汁セイロ蕎麦 1430円 生ビール780円 https://maps.app.goo.gl/33kZ9hJsac6WE8m69?g_st=ic
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