白馬と旭岳

白馬エリアの「あさひだけ」と言うと雪倉岳とセットで登られる朝日岳がメジャーですが、白馬岳の西側にも旭岳があります。実はこちらの旭岳、こっそり日本百高山にリストアップされていて、前回白馬に登ったときには全く知らずスルーしていました。 今回は残雪期ということで、旭岳南側の雪の付いた斜面から取り付いて登頂。公式な登山道はありませんが、踏み跡があるため迷うことはありませんでした。 天気は快晴でしたが、低気圧の影響なのか富山側から大雪渓に向けて爆風が吹いており、2日とも止むことはありませんでした。おかげでテントを立てるのにめちゃくちゃ苦労した上、朝日を見るのも辞めて、二度寝してました笑 装備は残雪期用として買ったPETZLの軽量アイゼンとピッケルを持っていきましたが、周囲を見渡すとチェンスパや六本爪で大雪渓の急傾斜を登っている人も。もちろん体力と技術があれば出来るのでしょうが、怖いなぁとも思いました。実際に六本爪で滑って30m程滑落している人も見掛けましたし（幸い怪我はなさそうでしたが）安全面を十分考慮して登って欲しいなと思いますね。 おつかれ山でした。