生駒の古道「庄兵ヱ道」2023年版

2023.04.11(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 50
休憩時間
0
距離
11.3 km
のぼり / くだり
616 / 678 m
4 37
11

活動詳細

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2020年4月に、庄兵ヱ道を宝山寺から千光寺まで通しました。その頃に歩けた箇所は歩けず、長らく迂回を強いられた箇所に新しい道ができました。 庄兵ヱ道が現役選手だった当時も、さまざまな事情でルート変更されていたことでしょう。鬼取町に存在した道標は、道の拡幅や舗装化により消失。鳴川の山中に残った道標は、倒木や藪化により亡失の危機。 そろそろ次世代につなぐ算段が必要ですね。 庄兵ヱ道の探索(2020.4.28) https://yamap.com/activities/6192471/

生駒山・神津嶽・大原山 近鉄生駒駅北口ロータリーから出発。意外に曇ってますね。雨は大丈夫だと思うけど。
近鉄生駒駅北口ロータリーから出発。意外に曇ってますね。雨は大丈夫だと思うけど。
生駒山・神津嶽・大原山 グリーンテラスさんの道標をずり上げて、起点の道標を撮影。「左鳴川山 元山上」と刻む。
グリーンテラスさんの道標をずり上げて、起点の道標を撮影。「左鳴川山 元山上」と刻む。
生駒山・神津嶽・大原山 建物は綺麗になって、入口も分かりやすくなりました。溝を跨いで山道へ突入。
建物は綺麗になって、入口も分かりやすくなりました。溝を跨いで山道へ突入。
生駒山・神津嶽・大原山 多少、ヤブってますかな。しかし、この程度は誰でも平気。ホンマか?
多少、ヤブってますかな。しかし、この程度は誰でも平気。ホンマか?
生駒山・神津嶽・大原山 てなワケで、今季初のアレを取り出すアレ。ハッカスプレーは昨日調合して新鮮そのもの。ローズマリー・オレンジを添加してます。
てなワケで、今季初のアレを取り出すアレ。ハッカスプレーは昨日調合して新鮮そのもの。ローズマリー・オレンジを添加してます。
生駒山・神津嶽・大原山 この辺りで、ササヤブはすっきりしてきました。スイスイと歩けます。
この辺りで、ササヤブはすっきりしてきました。スイスイと歩けます。
生駒山・神津嶽・大原山 このルートで唯一、古道の雰囲気を伝える区間です。
このルートで唯一、古道の雰囲気を伝える区間です。
生駒山・神津嶽・大原山 やや路肩が崩落しています。邪魔な木が、ちょうど良い具合に切られてますね。
やや路肩が崩落しています。邪魔な木が、ちょうど良い具合に切られてますね。
生駒山・神津嶽・大原山 出た。古道を寸断する石出し道。溝を横断します。
出た。古道を寸断する石出し道。溝を横断します。
生駒山・神津嶽・大原山 横断すると幅広の道が待ってた。この区間は風情がありますね。
横断すると幅広の道が待ってた。この区間は風情がありますね。
生駒山・神津嶽・大原山 「生駒の古道」で『両側に大きい石が散在している」と表現されてます。残置石と思うんだけどな。
「生駒の古道」で『両側に大きい石が散在している」と表現されてます。残置石と思うんだけどな。
生駒山・神津嶽・大原山 『山頂方面から下ってくる道と交差します。』
この道を下っちゃダメですよ。先までちゃんと整備されてるんだから。
『山頂方面から下ってくる道と交差します。』 この道を下っちゃダメですよ。先までちゃんと整備されてるんだから。
生駒山・神津嶽・大原山 確かにさっきよりも曖昧な感じだけど、テープに従えば間違いません。
確かにさっきよりも曖昧な感じだけど、テープに従えば間違いません。
生駒山・神津嶽・大原山 「生駒の古道」では、『背丈ほどある笹をかき分けて急坂を下る」とあります。確かに急ですが、トラロープや倒木の手すりで問題なく着地可能。
「生駒の古道」では、『背丈ほどある笹をかき分けて急坂を下る」とあります。確かに急ですが、トラロープや倒木の手すりで問題なく着地可能。
生駒山・神津嶽・大原山 堰堤工事の間、大変お世話になった迂回路です。
堰堤工事の間、大変お世話になった迂回路です。
生駒山・神津嶽・大原山 まっすぐ降りていくのは、かつて歩いた道で、先に堰堤が見えてます。同様に石出し道で、古道は沢沿いにあったと推測。
まっすぐ降りていくのは、かつて歩いた道で、先に堰堤が見えてます。同様に石出し道で、古道は沢沿いにあったと推測。
生駒山・神津嶽・大原山 ちょい回り込んで、ここから下ります。堰堤沿いは危ないので、このルートがオススメです。
ちょい回り込んで、ここから下ります。堰堤沿いは危ないので、このルートがオススメです。
生駒山・神津嶽・大原山 堰堤が見えてきた。以前は林のフチを歩きましたが、涼しい樹木の間を歩くのが吉。
堰堤が見えてきた。以前は林のフチを歩きましたが、涼しい樹木の間を歩くのが吉。
生駒山・神津嶽・大原山 白いテープなどが、点々とマークしてあって、迷いません。
白いテープなどが、点々とマークしてあって、迷いません。
生駒山・神津嶽・大原山 無事に寺務所の横に出ました。ええやん。このルート。
無事に寺務所の横に出ました。ええやん。このルート。
生駒山・神津嶽・大原山 堰堤はまだ未完かな? 
堰堤はまだ未完かな? 
生駒山・神津嶽・大原山 教弘寺に着きました。迂回路の欠点は、寺を通り越すことでした。
教弘寺に着きました。迂回路の欠点は、寺を通り越すことでした。
生駒山・神津嶽・大原山 迂回路の合流点です。今後は、堂天や行者道の探索に活躍することでしょう。
迂回路の合流点です。今後は、堂天や行者道の探索に活躍することでしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 3年でここまでボーボーになりますか。前方を見通せるだけマシってもんですが。
3年でここまでボーボーになりますか。前方を見通せるだけマシってもんですが。
生駒山・神津嶽・大原山 車道を横断して、階段を登る。ため池前の道は通行止めです。
車道を横断して、階段を登る。ため池前の道は通行止めです。
生駒山・神津嶽・大原山 振り返って、立ち入り禁止の外側から出てきました。絶妙なルートですw
振り返って、立ち入り禁止の外側から出てきました。絶妙なルートですw
生駒山・神津嶽・大原山 ため池のフェンスは固く閉ざされてます。乗り越えようなどと、ゆめゆめ思わないように。
ため池のフェンスは固く閉ざされてます。乗り越えようなどと、ゆめゆめ思わないように。
生駒山・神津嶽・大原山 鶴林寺さんに到着。「闇峠道」と刻まれている道標です。
鶴林寺さんに到着。「闇峠道」と刻まれている道標です。
生駒山・神津嶽・大原山 「生駒の古道」によると、ここに道標があったとのこと。平成6年の調査では、すでに消失。古道は直進していたらしいが、墓地の手前で行き止まりとのこと。
「生駒の古道」によると、ここに道標があったとのこと。平成6年の調査では、すでに消失。古道は直進していたらしいが、墓地の手前で行き止まりとのこと。
生駒山・神津嶽・大原山 昭和50年、古道研究家の米田藤博氏が、倒れている道標を発見した場所。
昭和50年、古道研究家の米田藤博氏が、倒れている道標を発見した場所。
生駒山・神津嶽・大原山 さて、2020年4月は、ここから堰堤の手前へ降りて、神田川を横断できたけど、工事の影響で無理。
さて、2020年4月は、ここから堰堤の手前へ降りて、神田川を横断できたけど、工事の影響で無理。
生駒山・神津嶽・大原山 仕方がないので、千光寺回峰修行の方が開削したルートで渡河します。
仕方がないので、千光寺回峰修行の方が開削したルートで渡河します。
生駒山・神津嶽・大原山 棚田跡へ降りると、自然の姿がそのまま残る神田川。堰堤から先、川床はコンクリで固められてます。
棚田跡へ降りると、自然の姿がそのまま残る神田川。堰堤から先、川床はコンクリで固められてます。
生駒山・神津嶽・大原山 無事に渡河してホッとするのも束の間。大倒木で道を塞いでます。
無事に渡河してホッとするのも束の間。大倒木で道を塞いでます。
生駒山・神津嶽・大原山 諦めて山側から迂回します。回峰修行の方も、苦労して乗り越えたみたい。
諦めて山側から迂回します。回峰修行の方も、苦労して乗り越えたみたい。
生駒山・神津嶽・大原山 谷筋を上り詰めて、尾根上へ出ます。トラロープは道を示しています。
谷筋を上り詰めて、尾根上へ出ます。トラロープは道を示しています。
生駒山・神津嶽・大原山 尾根上に立つ道標(2本目)です。鳴川の山中に、この道標も含めて 11本の道標が残っています。
尾根上に立つ道標(2本目)です。鳴川の山中に、この道標も含めて 11本の道標が残っています。
生駒山・神津嶽・大原山 藤尾の古池ルートと合流する地点の道標(3本目)です。ずっと倒れたまま。
藤尾の古池ルートと合流する地点の道標(3本目)です。ずっと倒れたまま。
生駒山・神津嶽・大原山 うわっ、また倒木やん。それもビミョーに乗り越え不可能な高さと傾斜。ウザいなー。
うわっ、また倒木やん。それもビミョーに乗り越え不可能な高さと傾斜。ウザいなー。
生駒山・神津嶽・大原山 ずいぶん頑張って切ったけど、これが限界です。中心部はとても固い。
ずいぶん頑張って切ったけど、これが限界です。中心部はとても固い。
生駒山・神津嶽・大原山 しばらく行方不明だった道標(4本目)です。かなり傾いてるので、そろそろ起こしてあげたい。
しばらく行方不明だった道標(4本目)です。かなり傾いてるので、そろそろ起こしてあげたい。
生駒山・神津嶽・大原山 左 元山上、左 宝山寺、通称「どっちやねん道標」これで、5本目です。
左 元山上、左 宝山寺、通称「どっちやねん道標」これで、5本目です。
生駒山・神津嶽・大原山 分岐もどきです。以前は先で繋がったけど、倒木で通行困難です。引き返しましたw
分岐もどきです。以前は先で繋がったけど、倒木で通行困難です。引き返しましたw
生駒山・神津嶽・大原山 鳴川旧墓地との分岐に立つ道標(6本目)です。「すく 元山上」の「すく」とは、真っすぐ(直進)の意味で、「もうすぐ」じゃないですよ。
鳴川旧墓地との分岐に立つ道標(6本目)です。「すく 元山上」の「すく」とは、真っすぐ(直進)の意味で、「もうすぐ」じゃないですよ。
生駒山・神津嶽・大原山 棚田跡の竹林まで降りて来ると、道標(7本目)が倒れています。
棚田跡の竹林まで降りて来ると、道標(7本目)が倒れています。
生駒山・神津嶽・大原山 棚田のあぜ道分岐にたつ道標(8本目)です。
棚田のあぜ道分岐にたつ道標(8本目)です。
生駒山・神津嶽・大原山 薄暗い竹林を出ました。明るい鳴川の棚田。田起こしが始まってました。
薄暗い竹林を出ました。明るい鳴川の棚田。田起こしが始まってました。
生駒山・神津嶽・大原山 田植えが始まるとホース掛けとなる道標(9本目)です。おかげで真っ黒。
田植えが始まるとホース掛けとなる道標(9本目)です。おかげで真っ黒。
生駒山・神津嶽・大原山 行者みち、四条越などに通じる農道との分岐に立つ小さな道標(10本目)です。
行者みち、四条越などに通じる農道との分岐に立つ小さな道標(10本目)です。
生駒山・神津嶽・大原山 ついに千光寺に着きました。立派な道標(11本目)がお出迎え。
ついに千光寺に着きました。立派な道標(11本目)がお出迎え。

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