活動データ
タイム
06:43
距離
13.6km
のぼり
1268m
くだり
1262m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る※長いですよ、今回も。 【前置き】 前回、越前甲に登ったのは約1年前。いい思い出がなかったw。 ・獣の唸り声(らしき音)でビビって、 ・晴れ予報だったのにずっと曇天、眺望ほぼゼロで、 ・山頂で虫まみれで「ミツバチおじさん」状態で、 ・山道を終えて新保口から、駐車した新又越の峠まで夏の陽射しとアスファルトの照り返しの中、約4kmのアスファルト道を1時間かけて登った。 この山以外でも、獣の唸り声(らしき音)は何度か耳にしたことがあるが、この山は何か「怖さ」が残ってて、足が遠のいていた。 今回は、前回の新又越の峠からさらに石川方面へ下りて新保口に駐車。 そこから、素直に目の前の道(反時計回り周回)を登ればいいものを、どうしても越前甲の急登を登りたかったので、駐車した新保口から、アスファルト道を福井方面に歩いて戻って、鉄塔の巡視路の登山口から登ることにした。 天気予報は「晴れ時々くもり」だったが、朝からくもり。 モヤ?霧?に覆われてるようにも見えたが、6時半頃、構わず出発。 8号線を北上し、ワイプラザを左折して勝山方面へ。曇天で入った縦貫道の最初のトンネルを抜けると、空は晴天w、勝山市内からは白山も見えた。 前回は曇天だったので、今日の越前甲に「晴れ」は必須条件w 「これなら今日の天気は大丈夫だろ」 416号線をクルマでクネクネ上がっていくと、八反滝辺りで登山準備をしている方1名、峠で3〜4名、新保口には先客3台。 「これだけ人がいりゃあ、クマさんの心配も大丈夫だろw」 【本題】 駐車した新保口の標高は約615m。ここでヤマップを「登山スタート」し、ここからアスファルト道を福井方面に15分ほど戻る(登る)と、「弁天橋」という橋のところに鉄塔巡視路の登山口がある。ここから登って、途中で、峠や峠の手前(福井から見て)の登山口のルートと合流して、越前甲の急登に向かう。 ※鉄塔巡視路は、ヤマップの地図では正規ルートにはなってないが、道はフツーにしっかりしていた。登りも「しっかり」w 鉄塔巡視路の登山口は標高約665m。ここから山道に入る。登山口からはいきなりの急登。 その急登を登って10分ほどで鉄塔に到着。 鉄塔周辺は開けていて、進行方向の右手には、これから向かう越前甲と大日山のピークがどーん。 この鉄塔を含め、通過した鉄塔は4つで、何回かの急登を含めて結構な登りが続いた。序盤だから良かったけど結構しんどかったなw 登り始めて約1時間(駐車場から)で4つ目の鉄塔に到着。別山、経ヶ岳、荒島岳、勝山市街、越前甲に大日山、など、眺望は素晴らしい。振り返れば何基もの鉄塔が、今歩いてきた尾根に連なっているのが見えた。 他のルートと合流し、鞍部になっている大日峠に着いたのは登り始めて1時間20分くらい。その先がメイン?の急登。 急登の取っ掛かりの所は前回、真横の茂みから獣の唸り声らしき音が聞こえた所だが、ここは熊鈴を派手に打ち鳴らし声高らかに独り言の一人芝居をしながら通過w 思い焦がれたwここの急登は3〜40分くらいかな。キツいのはキツかったが、意外に?ノンストップで黙々と登ってすんなり行けた。やがてなだらかになり、そのまま越前甲の山頂に到着。 眺望は「澄み渡る」ほどではなかったが、白山が山頂部が雲に隠れてた以外は良好。でも、少し雲が多くなってきてたので、山頂におられた方としばらくお話しして、すぐに大日山へ出発。 大日山までは、小さなアップダウンはあるものの比較的なだらかな稜線ルート。標高も1,300mあたりを上がったり下がったり。でも、頭上は低木が覆い、足元は木の根が張り出してデコボコで、上をよけ下を跨ぎ、で、歩きにくかった。 天気は晴れたり曇ったり。風が吹くと少しひんやり。 前回はガスと雲で真っ白だったが、今回の眺望は、雲は多いが良好。 越前甲から1時間チョイで、大日山と大日小屋への分岐に到着。ここから大日山までは約5分のコースタイム。山頂に向かったが、ふと考えてUターンし、大日小屋へ向かう。 この分岐から小屋への往復は、コースタイム約1時間。 先の下山ルートへの分岐から今日行く予定だった鈴ヶ岳へも往復で約1時間。 「なら今回は、前回行った鈴ヶ岳はやめて、行ったことがない小屋へ行ってみよう」 分岐から小屋までのコースタイムは、行きが30分、戻りが35分。戻ってくる方が登りがしんどいってことだよねw 小屋までの道はなだらかなダウンとアップ。大日山で早く昼ご飯食べてエネルギー補給したかったのに、先に往復1時間の小屋に向かった身にとっては、身体に優しい勾配具合w 到着した大日小屋は他に人はおらず。眺望は良かったが、小屋の周りは微妙な高さの笹に覆われており、「座って眺望を見て昼ご飯」するにはどうも落ちつかないw ここで昼ご飯を食べるつもりだったが、虫、しかもハエが多いので、「大日山まであと30分だし、あの勾配ならなんとか・・・」と、Uターン。 登り始めて4時間半、大日山の山頂に到着。 ここも眺望は、白山は山頂部が雲に隠れてたけど、比較的良好。ただ、西の方から雲が沸き立つように上がってきたので、あまりのんびりせず、昼ご飯食べて、下山に向けて出発。 それにしても虫が多い。他の山と比べてもなんか、多くないかい? 鈴ヶ岳は予定変更して行かないつもりだったので、ここからはもう下るだけ。曇天に変わった空の下、のんびり出発。 大日山から20分ほどで、鈴ヶ岳と下山ルートへの分岐に到着。前回は「予定外」で鈴ヶ岳へ向かったが、今回は、空も曇天に変わってたこともあり、鈴ヶ岳に後ろ髪引かれることなく、すんなり下山方面、滝見尾根ルートへ。 車を置いてある新保登山口まで下りる滝見尾根ルートは、長い!。長かった。 分岐の看板に「3.1km」とあり、少し驚いたが、実際、長かった。まぁ、山の形どおり、尾根を下りていく道だったので仕方ないが、・・・長い。 下山開始の序盤は、道も狭く。下りは急。3回くらい渡渉した。どんどん下りていく。 でも、下山の中盤は、道はなだらかになり木々の緑の中を進む。ここが長い。標高920mの「大日平」の前後は、ほとんど標高も下がらず、延々と水平に歩いてる感じ。最初は木漏れ陽も射す中、緑に癒されながら気分よく歩いていたが、右手を見ると朝登ってきた鉄塔巡視路の尾根の鉄塔が眼下に見える。「あっちはとっくに低くなってるのに」。 下山の最終盤、標高約860m、滝が見えない「滝見台」を過ぎると、やっとまた一気に下りになり、滝見台から約30分でそのまま登山口に到着。 お疲れさん。…長かった。 前回はいい思いがなく、記憶にもあまり残らない登山だったが、今回でマル、だったかな。鈴ヶ岳にもまた行きたかったが仕方ない。 この山の登山道は、進むごとに表情が変わり、楽しい登山だった。 勝山市内から見えるごっつい山容の越前甲、 取立山の雪原で彷徨いながら見えたカッコいい大日山、 やっと来たよ。 ありがとう、また来るよ。 ★天気は、「晴れ、のち、曇り時々晴れ」。 越前甲を過ぎた頃から雲が多くなり、大日山に着いた頃には「曇り」に。そのまま曇天かと思ったが、標高を下げるとまた晴れ間が出てきた。 ★気温(約)は、 ・朝8時の駐車場付近→22℃。 ・標高900m、3つ目鉄塔→22℃。 ・越前甲山頂→20℃。 ・大日小屋→24℃。 ★風は時折そよ風。風は涼しく感じた。 ★服装は半袖+長袖Tシャツの重ね着で、腕まくりの半袖状態。肌寒く感じるところはなく、ずっと「半袖」。 ★水分補給は、ペットボトル3本持って行って、 越前甲から大日山の間まででアクエリアス1本目消費。 下山途中の「滝見台」あたりまででアクエリアス1本。 下山完了までで麦茶0.5本。 ★エネルギー補給は、大日小屋の後の大日山山頂でカップヌードルビッグとエネルギーゼリー1個。 滝見台でゼリーもう1個。 塩タブレットと塩キャラメルとラムネ菓子は、道中、適度に。 ★画像データ時刻や個人的ログからのタイム。 ●新保口駐車場〜越前甲山頂 → 2時間7分。 ・新保口駐車場〜巡視路登山口→17分。 ・巡視路登山口〜大日峠→1時間3分。 ・大日峠〜越前甲山頂→47分。 ●越前甲山頂 → 8分。 ●越前甲〜大日小屋分岐 → 1時間10分。 ●大日小屋分岐〜大日小屋 → 24分。 ●大日小屋 → 9分。 ●大日小屋〜小屋分岐 → 24分。 ●小屋分岐〜大日山山頂 → 6分。 ●大日山山頂(昼食) → 29分。 ●大日山山頂〜滝見尾根分岐 → 20分。 ●滝見尾根分岐〜新保口登山口 → 1時間26分。
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