陣馬尾根から御前山

先週は奥様ご在宅で山に行けなかったのですが、今日は”みごとに”お仕事なので！行ってきました御前山！！　このところ大岳山・三頭山と続いたので、やっぱり次は御前山ですよねぇ（笑） やはり人の少ないところということで、登りは陣馬尾根、下りは江戸小屋尾根を歩いてきました。どちらも本当に静かに歩けました。 藤倉バス停から入る陣馬尾根へは、国の重要文化財である小林家住宅を経由して入りました。小林家住宅まではコンクリで作られた道ですが、地味な登りでウォーミングアップになります。陣馬尾根は全般的になだらかですが、後半以降では細幅のトラバースがあり落ち葉の堆積で緊張するところがあります。まったく誰にも遇いませんでした。 小河内峠からの縦走コースは、いままでの楽ちんのツケを払うかのようにしっかりした登りで惣岳山へ至ります。そしてダウンアップして御前山に着きます。山頂ではまばらな人数で大岳・三頭とは対照的です。 鞘口山から下りる江戸小屋尾根は、YAMAP地図には載っていません。踏み跡は判別できピンクテープもあるので、井戸入林道へ出る前後は怪しいですが、それ以外は道迷いの心配はあまりないと思います。ただ、とにかく斜面が”激”がつくほどの急斜面です。登るのもそうですが、下りでもかなり難儀するほどの傾斜です。落ち葉の堆積で地面の状況が分からず、足を入れて一歩ずつグリップを作りながらの下降で、かなり疲れました。やはりこのコースは一般向けではありません。誰にも遇わないと思っていたのですが、お一人山中で佇んでらっしゃる方がおられました。 今日は天気が良いと思っていたのですが、御前山山頂付近ではあいにくの小雪（霰）で、けっこう寒かったです。でも、まだ未踏だった尾根を歩くことができ、静かでとても良い山行になりました。 前回、バスの割り込みの話題を入れたのですが、いろいろとご意見を頂戴し参考になりました。今日は、武蔵五日市駅からバスに乗ったのですが、先頭に並んでいた方はパーティでしたが、後から来たメンバーさんに「後ろに並んでください」と促していました。とても気持ちよくて、コーヒーの一杯でもご馳走したいぐらいでした（笑）