越後山脈の山

  • 越後駒ヶ岳

    標高 2003 m

    • 新潟

    新潟県随一の米どころ、魚沼地方のシンボル的存在。中ノ岳、八海山とともに越後三山(魚沼三山)の一座に数えられ、地元では魚沼駒ヶ岳とも呼ばれる。標高に比して森林限界が低く、上部の尾根筋は大きな展望と高山植物が楽しめるぜいたくな道が続く。登山コースは何本かあり、国道352号の枝折(しおり)峠からの道と北麓の駒の湯からの道がメイン。最短路は駐車場とバス停のある枝折峠からのコースで、ここから日帰りで往復する健脚者も多い。山頂下の駒の小屋に泊まる場合は自炊の準備が必要になるが、寝具は用意され、初夏から秋にかけては管理人も常駐する。なお、駒ヶ岳から中ノ岳、八海山を歩く三山縦走コースは避難小屋での宿泊がもう1泊必要で、技術的にも上級レベルとなる。

  • 田代山

    標高 1971 m

    福島県と栃木県の県境に連なる帝釈山脈の一座。山頂には広大な田代山湿原が広がり、ここから眺める会津駒ヶ岳や日光連山は絶景だ。さまざまな高山植物に彩られる湿原は尾瀬国立公園の特別保護区に指定され、一方通行の周回木道は夏、登山者が列をなす。“この湿原にはかつて水田があったと伝わる”との伝聞記述は日本の代表的な地誌『新編会津風土記』のものだが、弘法沼あたりの広く浅い池塘はその伝聞に現実味を抱かせるかのようでもある。6月中旬前後なら田代山から帝釈山にかけ、日本固有種のオサバグサが白い花を咲かせるので、時間が許せば帝釈山を往復(約2時間)してもいい。なお、登山口の猿倉までは北麓の湯ノ花温泉から未舗装の林道を走る。距離も長く、運転は慎重に。

  • 荒海山

    標高 1581 m

    福島県と栃木県の県境に連なる帝釈山脈の一座。福島県側では荒海山、栃木県側では太郎岳と呼ばれており、両方合わせて荒海太郎岳と呼ばれることもある。通向きの渋い山として知られていたが、2015年9月の豪雨災害の影響が未だに残り、これまで正規登山コースとして登られてきた八総(やそう)鉱山跡からの道は2020年3月現在も入山禁止の措置が取られたままだ。豪雨災害後は、国道352号沿いの戸坪沢から尾根を登って山頂に至る登山者が多いようだが、こちらの道の入口付近には“入山禁止”の小看板が立っている。どう判断するかは登山者に任せるしかないものの、急斜面が多い山なので、下山時のスリップには十分に注意してほしい。なお、山頂直下の老朽化した小屋は緊急時には利用可能だ。

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