17:29
18.9 km
2376 m
【鹿島槍ヶ岳】苦闘の藪&雪渓のバリエーションルート
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳 (長野, 富山)
2026年05月16日(土)〜17日(日) 日帰り
お天気の良い連休になりそうなので遠征へ 槍と鹿島槍どちらにしようか迷いましたが、静かに歩けそうな鹿島槍へ 以前残雪期に登った柏原新道は一歩間違えば崖下へまっしぐらになりそうな雪面トラバースの危険ルートでした 今回は爺ヶ岳南尾根のバリエーションルートを使う事にしましたが・・・過去一ツラいかもしれない登山になりました どのくらい時間がかかるか分からないので、日が変わる前に超早スタート しばらく整備された新道を歩き、途中で脇に逸れて尾根に上がります 雪があれば登りやすい道も、ほぼ溶けきってしまった藪笹だらけのルートではあちこち引っ掛かりまくり 散々枝葉に絡まれながら、稜線上に出ると満天の星の下に爺ヶ岳の真っ黒な山影が闇の中に出現 ここからも変らず藪漕ぎが続き、安全性がよく分からない雪渓の上を移動するシーンも出てきて神経を使いながら慎重に登山道を上がります 森林限界を超えガレの急登を上がると突然現れる爺ヶ岳南峰の山頂 日の出前に登頂する事が出来ました 丁度中峰に上がった時にご来光を仰げました 植生保護の為に立ち入り禁止されている北峰の下を通過し、今回のメイン鹿島槍ヶ岳へ向かいます 冷池山荘までの下りは狭く時々凍った雪が埋め尽くしてる場所もありチェンスパを使用 山荘の周りはガケが多くと山道道と雪渓を交互に歩く為前爪アイゼンも使いました この辺りから陽射しがきつくなってきて、暑さのせいで足が前に出なくなってきました 手前の布引山では最後まで登れるのか少し不安になってしまう程弱気に 休憩を多めに取りつつ何とか鹿島槍山頂へ 北は白馬、南は槍穂高、周りに妙高連峰や八ヶ岳、名だたる数々の名峰が望める山頂を独占 暫く眺望を堪能した後下山開始しましたが、暑さが更に厳しくなる上に山荘への下りから爺ヶ岳への登り返しに四苦八苦 それでも南峰まで戻れば、後は下りだけなんで何とかなるかと思い南尾根の上まで戻りましたが、ルーファイが出来ず上り以上に藪漕ぎと暑さで腐りかけの雪面下りが厳しく・・持ってきたギア全出動と換装も多くなってきて降りるのがイヤになってしまいました 半分ヤケクソになりながら、暑さバテで動かない体を引きずり何とか新道に合流 歩いてるのに全然進んでる感がしない急傾斜のモミジ坂を足を痛めながら降り下山完了 自分の力量以上の無理なルート設定だったかと実力不足を反省する山行になりましたが、まだ小屋開きもしておらず、これがアルプス?と思えるくらい人が居ない静かな初夏の雰囲気を堪能でき良い想い出となりました
