波乱万丈の尾根を越え〜爺ヶ岳鹿島槍縦走〜
鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳
(長野, 富山)
2026年05月05日(火)〜06日(水)
2日間
クライミング部が忙しくなかなか山に行けなかった
(一回丹沢に行ったが面倒くさくて記事書かず)
ゴールデンウィークは中日が天気が悪かったので悪沢岳の予定を急遽変更
短い山行でもいい景色が見える鹿島槍ヶ岳に
天気は快晴らしいので期待大
深夜バスで信濃大町に行ってタクシーで大谷原登山口へ
40分ほど林道を歩いたら赤岩尾根の取り付きに到着
川を渡るために地下道を使う
冬は地下道が埋まっているらしいが今回はかろうじて生きてた
使えないときは雪渓を渡って行くらしい
最初から急登
ただ雪はないのでペースはいつも通り
クライミング+チャリ30キロが効いているので足は痛いが…
稜線に近づくにつれて雪が出てきた
基本的にはツボ足で行けるが雪渓みたいな感じで残っていたりするとまあまあ厳しい
トレースはやっぱりゼロでした
高千穂平に到着
右手に鹿島槍ヶ岳、左手に爺ヶ岳が見える激アツスポット!
どちらも急峻な断崖からそびえ立っているのでかっこよさが際立つ
急登の疲れが一気に飛ぶ
地獄の始まりはここからだが
そこから先は雪渓の危険箇所や細尾根、いろんな難所が待ち構えていた
かなりのルーファイが必要
トレースがないので膝までラッセル
全く前に進まない〜
苦戦しつつもいよいよ最終局面へ
崖のトラバースゾーン
75度くらいあるかも
全体的に雪庇みたく段になっていて崩れたら雪崩になるかも
夏道は全部トラバースしきっていたが、今回は雪崩の心配もあり、少しトラバースして岩が露出している場所まで行きそのまま直上することに
こんなに傾斜がきついと思っていなかったのでピッケルは不保持
ストックを短くしてピッケルみたく使う
幸いにも雪は柔らかいのでしっかり蹴り込めば普通にステップが作れる
岩が露出している箇所まで来た
雪崩の心配はなくなった
ハイマツをつかみながら上へ
岩の箇所はもう少し固定されているかと思ったら浮石だらけで難しい
なるべく植物があるところを選んで足を慎重に決める
完全にクライミングになってしまった
なんとか頂上へ
出る場所は爺ヶ岳の登山道の脇なので問題なし
トラバースするにしろ直上するにしろかなり危険なルートだった
一般道の感覚で行ったら痛い目見る
でも登りきった時の達成感は半端ない
周りを見ると北アルプスの名峰の数々
剱、立山、薬師、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳
後ろには戸隠連峰や四阿山、八ヶ岳、富士山、南アルプス
これだけでこの間の西穂を越えた気がする
こんなに嬉しかったのはいつぶりだろう
最高の気分
景色を堪能したらとりあえず冷池山荘へ
ズルズル滑ってめんどかった
山荘到着
中は誰もいない
近くにいた人に聞くと今日登っている人はほとんど日帰り勢みたい
ラッキー
荷物を置いたら山頂へアタック
ここからはしっかりトレースがついているしさっきのような危険箇所もない
散歩
布引山の前の部分のトレースが間違っているので注意
左のハイマツ帯に入る
布引山の登りは夏道
ここでチェンスパを外した
布引山に到着
ここまででかなり疲労困憊
軽荷でもきつい
まだまだ登りは続く
長い登りを終えてついに鹿島槍ヶ岳山頂到着
北アルプスがすべて見える大パノラマ!
白馬、唐松、五竜、剱、別山、立山、薬師、爺ヶ岳、針ノ木、黒部五郎、双六、槍ヶ岳、穂高連峰、表銀座
270度雪景色!
どこを切り取っても絵になる
山頂はもちろん独り占め
風もほとんど無い
めっちゃ嬉しい😆
登山っていいね👍️
冷池山荘まで戻ってきた
今日はここに泊まる
トイレが中にある
6人くらい入れる
毛布などがある
下はコンクリート
窓は小さい
扉は換気のため少し空けてある
室内での火気の使用可
一人2000円
眠かったので夕日は見なかった
標高2400メートルでダウンパンツとダウンでタイツなしでも十分寝れた
翌朝
山荘とお別れして爺ヶ岳を目指す
ご来光は見なかったが朝日に照らされた鹿島槍ヶ岳もなかなか
爺ヶ岳までは雪道の箇所もありチェンスパが必要
朝で雪が締まっているので歩きやすいが昼になったらヤバそう
日帰りのきつさはここにもあるな
少し歩くと雪庇の端に雷鳥を発見!!
すげーたそがれてる!
白い雷鳥は初めてかも
今回恵まれすぎ
爺ヶ岳中鋒到着
針ノ木の周りの山や槍穂高連峰が近くなった
今日は早めに出たので山頂でのんびり
今まで後立山連峰の山には行ったことなかったがこんなにいろんな山が見えるとは知らなかった
夏に縦走してもいいかもな
移動して爺ヶ岳南峰に到着
ここから爺ヶ岳南尾根を下っていく
素晴らしい景色ともお別れ
楽しかった!
爺ヶ岳南尾根は最初の方は雪の斜面
少し急だがステップがあるのであまり怖くない
少し行くと夏道(一般道ではないはずだが)
に入る
階段などはもちろんないがマジで普通の登山道
雪の尾根をしばらく歩くと樹林帯に
最初に入るとハイマツ漕ぎ
これがずっと続くのかよと思ったがどうやらその一瞬だけだったみたい
その後はヤブ漕ぎもたまにあるが破線ルートくらいの道が続く
でもこれがけっこうきつい
根っこがうじゃうじゃあるのでかなり足置きを考えなければいけないし、一辺倒に下ってくれないのでなかなか標高下がらないし倒木多いし景色何も見えん
ただ長いジャングルを歩いているような感じ
ずっと松なので植生の変化はない
疲労困憊なのもあるしあまり眠れなかったのもあってかなりヤバい
鹿島槍まで日帰りする人は相当な化け物だな
日帰りで帰る頃にはここの雪はずぼりまくってかなり大変だろうし
こっちもあまり初心者にはオススメできないかなぁー
なんとか一般道と合流
しっかりと石段になっていてすげー歩きやすい
残り下り300メートル!
登山口到着
ガチで疲れた
足はほぼ死んでいたので意識を奮い立たせてしっかりと足置きできるようにずっと考えながら降りてました
ほかのこと考えたら怪我しそうで
ゴールデンウィークは毎年きつさを更新してる気がするわ
扇沢まで歩いてバスに乗り大町温泉郷で下車
風呂に入ってまたバスに乗り信濃大町まで
ヒレかつ定食を食べたら大糸線で松本まで
松本からあずさで帰りました
今回はきつさあり、楽しさありの濃い山行だった
1泊2日の中だったら最高級だったと思う
今年に入ってハードな山行をしてなかったので今回できて本当に良かった
赤岩尾根は最終局面が雪崩のリスクありまくりなので新雪が降った後などは行かないほうがいいかも
直上するかしないかはその時の状況にもよるが結局最初はトラバースしてるので安全なのはトラバースなのかもなぁ
服はワークマンのズボンとスパッツ、長袖の下着と半袖、裏シャカ
寝るとき上下ダウン
今回は正解だった
小屋の中はあったかく、4度ほどだった
私立で土曜日が埋まるのでこれから山行は月1、2回になると思います
大型山行が7月まで無いと思うとガチ悲し
とりま土日はクライミングの大会、5月中盤にテストがあるので頑張りまぁ~す
以上