雲の平〜水晶岳〜鷲羽岳〜黒部五郎岳周回
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・湯俣
(富山, 岐阜)
2025.09.27(土)
3日間
はじめての山荘2泊の旅でした。
【要約】
薬師沢:激下りの激登り。橋はそんなに怖くない。
雲の平:最高すぎる
祖母岳:登るべし
雲の平山荘:泊まる価値あり:ケーキうまい:パウンドケーキ食べたかった:クラフトビールがいっぱい!梁が低いから頭ごっちんする。
水晶岳への道:紅葉が始まっていて最高すぎる景色
水晶岳:足下の✨必見!
鷲羽岳への道:いい!
三俣山荘:良さそう!
黒部五郎小舎:6〜8人?部屋がいくつかある感じ。余裕がある感じ。乾燥室は良く乾く。水豊富。紙コップとペーパータオルあり。山小屋Wi-Fiあり。モバ充への充電禁止でも充電はFree。ごはん美味しい!お湯・水飲み放題。生ビールあり!
黒部五郎岳のカール:リベンジ案件
黒部五郎岳:ガスで何も見えんかった。写真すら撮ってない(笑)
太郎平小屋:神!薬師岳の時、絶対に泊まる!
温泉:富山IC方面の吉峰グリーンパーク@モンベルorJAF割で630円
【往路】
都内23:00発→松本IC→新島々駅前セブンイレブンで2時間ほど仮眠→折立に向かう有峰林道入口6:10に通過→折立の手前の駐車場はすでに満車で駐車禁止コーンギリギリの路肩に駐車。
【復路】
折立→グリーンパーク吉峰 立山吉峰温泉ゆ~ランド→富山IC→練馬IC→21:50新宿で解散
【長文につき誰も読まないであろう山行日記(笑)】
樹林帯は足元ねっとり。
帰りは雨予報なので、泥濘祭りか小川かしら?
視界が開けると斜度も緩くなり、素晴らしい景色!
薬師岳を横目に薬師沢へ。
聞いていた通りの激下りからの激登り。
皇海山の庚申山に向かう道みたい?
なかなかに痺れます。
事前に山友さんが教えてくれていた薬師沢小屋の前にある橋は、大門沢のに比べてミニマムだし、鉄板ちゃんとしてるから大丈夫🙆♀️
渡り終わってからのは、平常時は沢沿いを進む道なのに、増水時用の上の道に進んでしまい、なかなか怖い思いをする🤭
急登を抜けて木道に出るも、そこからが地味に長い💦
けれど、なんとも素敵な山に囲まれた平原歩き。
疲れ切っていて歩みは遅いながらも、槍も見えて素敵な散歩道🥰
祖母岳に寄らなくてもって思っていたが、登ってみたら360度ビュー!
これを登らないのはもったいない!
教えてくれた仲間に感謝🤗
雲の平山荘にて石狩鍋とご飯のお供の夕飯の後、ガトーショコラをいただく。う、うまい。。。胡桃のソース?が良い感じ♪
オーナー伊藤さんによる「父、伊藤正一さんのお話」は実に興味深い。伊藤新道、行きたいなー!(って思ってたら、同じ日に山友さんが行ってた!うらやま!)
雲の平山荘は綺麗です。
梁が低く、頭ゴッチんが多発!
夜は天の川まで見えるとにかく素晴らしい夜空にうっとり。来られてよかった。。。
朝は薄暗いうちに出発!
木道が凍っていて、キラキラ光る✨
その横には雷鳥さんたち。
そろそろ冬毛の用意が始まっている模様。
紅葉やモルゲンロート含め、水晶岳までの稜線歩きはとにかく景色が良くて感動の嵐。
水晶岳に向かう途中、一瞬眩暈がしてなんだか胃がおかしい。。。胃潰瘍だなぁ〜と思い、ゆっくり進む。
水晶岳は足元や手元の岩などで水晶がキラキラ✨
すごーい!
本当に水晶だ!
教えてくれた三俣山荘のお姉さん(?)に感謝
水晶小屋からワリモ岳経由の鷲羽岳の稜線歩きは疲れていて登りはゆっくり。
でも、急ぐ旅じゃないし、景色が良すぎて急いで歩きたくない私。
駆け抜けるの、もったいないんだもーん!
三俣山荘に到着すると、明日の天候で不安を煽られる。
出会ったお姉さんが「太郎平から4時間」というので、「私たちも頑張ってみる?」なんて急いで黒部五郎小舎に向かった。
けど、4時間で行ける訳ないだろー!っていうのが現実ね(笑)
結局、黒部五郎小舎に宿泊することに。
小舎では肉を食べられない方に魚のフライで対応してもらったが、とんかつ、すっごくおいしかったし、サーモンのマリネとかマカロニサラダとかどれもおいしかった💖
食後、本棚の「黒部の山賊 伊藤正一著」を8割程度読む。伊藤新道、ますます行きたくなる!
夜半から雨と風のすごい音が聞こえてきて、あんまり眠れず。
朝は雨の様子などを見て1時間遅れの6時に出発。
小屋前でほんのり雨も、すぐに雨からは離れ、ガスと風の中を進む。
黒部五郎の肩から山頂、下山も途中まではとにかく風が強かった!
靴の外からは濡れないけれど、足首から水が入ったようで靴の中が冷たい。
急ぎ足で体温を保持して進む。
ハイマツのメタボチェッカーと風とガスに既視感。あぁ、昨年の幌尻だ・・・(笑)
所々、風がないところで休憩し、濡れた手袋を外して乾いた手袋に交換し、太郎平小屋まで一気に歩を進める。
先行組に送れること30分で無事、小屋に到着。
すると、乾燥室に暖気を炊いてくれていた・・・神だ・・・
次回は絶対、太郎平小屋に泊まります!
おでんでお腹を満たし、体を温め、予備で持っていた乾いた靴下に履き替える。
下山途中、またまた右膝を痛めて、みんなと同じペースで下りられないから、もう開き直ってゆっくり下山。
当初の計画より少し早い14:30前に下山となりました😊
【ひとり反省会劇場】
太郎平小屋に2泊して薬師岳と黒部五郎岳に登るつもりが、黒部五郎小舎と雲の平小屋が予約できたために実現した今回の山行。
最終日の雨予報は線状降水帯の様相。
てんくら、気象協会、ウェザーニュースを見比べて、短時間の大雨が過ぎれば降水量1mm以下、気温は低くないし稜線歩きはそう長くないが、避難するための小屋などはない。風は上空3000mは13m、2100mは7mのため稜線は強く、体が濡れていたら低体温の危険はある。
小屋から太郎平小屋まで6時間未満と見積もって、参加者に悪天候の予想、万全の低体温対策を伝え、自分もあれこれ持って行った。
山小屋を出る時、小屋番さんからは「今日は気温は緩い」とのお言葉。山小屋前で一瞬小雨もすぐに止んで、ガスの中の山行。
過去の自分の利尻や幌尻、甲斐駒の山行と比べたら全然大したことなくて良かったよー!
初めまして4名、2週間ぶり1名と6人での山行。
とにかく楽しかった〜!
年齢とか境遇とか関係なく、ざっくばらんに話せる、楽しい2泊3日でした😊
また、一緒に行かれたら嬉しいな💖