【北ア】黒部五郎岳・北ノ俣岳🏔️モルゲン劇場🌄&雷鳥ロード(゚∈゚ )飛騨新道・神岡新道↗️↘️和佐府橋起点ピストン2日目
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳
(富山, 岐阜)
2024.04.14(日)
日帰り
【2日目】
🔳ルート
北ノ俣岳避難小屋~神岡新道分岐~北ノ俣岳~赤木岳~中俣乗越~黒部五郎岳~中俣乗越~赤木岳~北ノ俣岳~神岡新道分岐~北ノ俣岳避難小屋~寺地山~~標高点1842m(飛騨新道分岐)~飛騨新道~標高点1545m~北ノ俣登山口~大規模林道~和佐府橋
🔳アクセス&駐車地状況
▲避難小屋からの出発に付き無し
▲大規模林道の途中から御一緒した地元の山ヤさんに車で和佐府橋まで送ってもらいました。
🔳ルート・積雪状況&冬装備使用状況
▲北ノ俣岳避難小屋~神岡新道分岐(アイゼン装着)
だだっ広ろい尾根を登りますので視界不良時は注意。途中から完全に夏道が露出している箇所有り。分岐地点まで上がると北アの山々の大展望が広がります。稜線上は風が有りますので防風&防寒対策が必要(←その時の条件に寄りますが)
▲神岡新道分岐~北ノ俣岳~赤木岳~中俣乗越~黒部五郎岳
下り基調でアップダウンを繰り返します。進行方向の左側(黒部源流側)は雪庇が張り出してますので注意。稜線上では、あちこちで雷鳥が現れ雷鳥祭り状態。黒部五郎直下は急登になり一部、夏道露出箇所有り。山頂部も黒部源流側に雪庇が張り出しますので余り源流側に行かない方が良いです。山頂からは北アのスター達のパノラマ大展望。
🔳下山ルート(※ポイントのみ)
▲黒部五郎直下は夏道露出部を避けて雪面を拾いながら中俣乗越へ
▲中俣乗越から北ノ俣岳まで登り基調のアップダウンになります。雪庇の張り出しに注意
▲神岡新道分岐を少し下った場所から夏道露出区間がしばらく続きますのでアイゼンは外した方が良いかと。再度、雪が繋がりますので再度装着で。避難小屋から雪が緩み気味になりますのでワカン&スノーシューが良いかと(←その時の条件に寄ります)
▲標高点1545m先から北ノ俣岳登山口までの急斜面の下りなりますので足元に注意
🔳出合った方
▲黒部五郎岳まで無し→0人
▲下山時のスライド・中俣乗越付近→BCのソロ方(ツェルト泊)→1人/寺地山で地元のソロの男性の方&寺地山を下った先でソロの女性の方→合計3人
🔳備考
▲寺地山でお逢いした地元の山ヤさんと登山口付近から御一緒し、林道を途中まで車で入られておられましたので車に乗せて頂きました。有り難う御座いました。
🔳レポ
ブラックナイトで出発。良い感じの雪面にサクサクとアイゼンが効き富山方面の夜景を見ながら標高を稼いで行きます。稜線上に上がると弱いながらも風が終始有り小屋周辺とは明らかに条件の違いが。北アのスター達のシルエットを見ながら黒部五郎へ向けて縦走開始。這松の中から姿は見えないですが、特徴有る鳴き声が良く聞こえますね(←雷鳥さんですね) 北ノ俣岳&赤木岳は日の出前に通過し帰りのお楽しみに。中俣乗越から黒部五郎への登り返し付近で水晶岳付近からの日の出を向かえます。もう言葉には出来ない~北アの絶景が広がりはじめます(←これは写真でも伝わらないですよ)
やはり、雪のアルプスの景色は格別ですね。また沢登りで訪れた黒部源流や雲ノ平を自身の目で見る事が出来、この景色に圧倒されっぱなし(σ≧▽≦)σ
黒部五郎の山頂からは槍からの裏銀座の山々に薬師&立山方面。そして、昨年に登頂した板戸岳も( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ こんな景色を貸し切りの山頂で見させてもらえるとは~これこそ贅沢の極みですね(((^_^;)
いつまでもいつまでも~この景色を見ていたい衝動を押さえ下山に掛かります。今度は常に北ノ俣&薬師に黒部源流を見ながらの稜線歩きに。そしてまだ真っ白の雷鳥が次から次へと現れ雷鳥祭りに(゚∈゚ ) 噂で~この辺りは雷鳥が多いと聞いてましたが、ここは雷鳥ロードですよ( ☆∀☆)10羽前後は見たような(写真を写してない個体も有りますからね)
神岡新道分岐から一気に下り避難小屋へ戻ると、気温の変化にビックリ。残雪期と思えない暑さで~小屋下からのルートは雪も腐り気味でスノーシューのお世話に。途中から地元の方と御一緒に下山し林道途中から車に乗せてもらうラッキーなタイミングに。和佐府橋に到着すると、なんと~土曜日の時点で有った雪が融けて無い、だから地元の方が林道途中まで車まで入られてたのか(←納得)。
土・日の気温の高さで急速に融けるスピードが早くなっているようですね。
2日間ともお天気に恵まれ、素晴らしい残雪期のアルプスの絶景を堪能させて頂きました。この景色を見たら~たしかに雪のアルプスにハマるのも理解出来ますね(←里山&低山、藪山も良いですよ)
🔳注意
この時期は雪の条件により難度が変化しますので、下調べ&装備等を入念に御願い致します。また読図・ルーファイのスキルが必要ですので安易なルトへの進入は控えるようにお願い致します