【BC】厳冬期黒部五郎(北ノ俣〜新穂高)
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳・鷲羽岳・三俣蓮華岳・湯俣
(富山, 岐阜)
2026年02月12日(木)〜14日(土)
3日間
夏に黒部五郎を訪れた際、いつかカールをスノーボードで滑走してみたいと思っていたが、今回好天周期で憧れだった厳冬期の黒部五郎カール滑走してきました!
除雪最終地点の和佐府橋から新穂高ロープウェイまで、2分の1オートルートを縦走し、オートルート南下する際のメインとなる黒部五郎カールと大ノマ乗越の滑走してきました🏂
1日目 和佐府橋(北ノ俣登山口)〜北ノ俣避難小屋
北ノ俣登山口までの長い林道を歩いた後に飛越新道へ。飛越新道は地形が複雑でアップダウンや斜度がない地形が多く、下りで使用したくない。笑
今回は2人パーティーかつ前日の降雪量次第では撤退もありえたが、ラッセルもそれほどでもなく無事避難小屋へ到着。
途中しもざらめ雪がかなり発達しており、地理的にかなり発達しやすいのだろうか?南面は日射の影響もあり、雪崩コンディションの高いようすだった。
2日目 北ノ俣避難小屋〜双六小屋
北ノ俣岳へシールであがり、その後中俣乗越まで初の滑走モードにしてトラバース。かなりの距離はあったが短時間で乗越までたどり着き、スキースノーボードの機動力を感じた。その後
憧れの黒部五郎までシールとシートラ駆使し、黒部五郎岳の山頂へ。山頂付近はかなり雪庇が発達していたため、山頂直下からの滑走はできず、夏道の黒部五郎の肩付近からドロップ。11日までの降雪が温存されていて、黒部五郎カールのパウダー滑走となり夢が叶った瞬間だった。
たったの20~30分だけの滑走のためだけに、黒部五郎まで12時間以上かけており、コスパ最悪だけど、滑り終わったあとの感動は言葉にできないものがあった。
黒部五郎の滑走を終えたあとは予定通り双六小屋へ。稜線の風がかなり強く、また小雪により悩まされた区間もあったが、日没前になんとか双六小屋へ到着。
3日目 双六小屋〜新穂高
縦走最終日。双六小屋にたどり着くまではいつ撤退判断をしてもおかしくないし、延泊も十分考えられたが、双六小屋まできてしまえば撤退もなく、延泊も考えずらい状況となり縦走の達成が現実を帯びてきた。
双六小屋から双六谷を落とし、大ノマ乗越へ登り返し。かなり斜度がある上シートラも使えないコンディションだったため、ほぼシールで乗越まで。そこから稜線歩きののち奥抜戸沢を滑走する予定だったが、ここまでの疲れもあり、大ノマ乗越から小池新道沿いにドロップ。大きなデブリ後もなく怖いくらいに綺麗なメンツルが広がっていた。南面に近く雪崩リスクもあったものの、何事もなく最後に気持ちの良いシャウダーを滑れて大満足でした。