東光森山・野地峰・黒岩山
このエリアについて
掲載されている山
東光森山, 野地峰, 黒岩山, 別子山, 大野山
東赤石山
標高 1710 m
東赤石山(ひがしあかいしやま)は、四国に位置する標高1,706mの山である。愛媛県四国中央市(旧宇摩郡土居町)と新居浜市(旧宇摩郡別子山村)の境界に位置する。 東赤石山は、愛媛県東部に位置する法皇山脈の最高峰であり、日本二百名山、花の百名山、および四国百名山の一つである。オトメシャジンに代表される特有の高山植物、そして鉄分が酸化され赤茶けたかんらん岩が剥き出しの荒々しい岩峰で知られる。この赤茶けた岩石が山名の由来である。 地質的には三波川変成帯に属し、超塩基性岩が広く分布するため東赤石山かんらん岩体と呼ばれる。北側斜面は五良津岩体と呼ばれ、角閃岩やエクロジャイトなど高圧下で生成した変成岩が見られる。 嶺北(旧土居町側)にはクロム鉄鉱、ダンかんらん岩(かんらん岩の一種)を採掘した赤石鉱山が1980年ごろまで存在し、登山路も土居町河又(こうまた)を南進し五良津(いらづ)林道終点からこの赤石鉱山を経由するルートが一般的だった。現在では五良津林道の水害による荒廃の一方、嶺南(旧別子山村側)は道路整備が進んだため、同村筏津(いかだづ)、瀬場(せば)からのルートや、同村床鍋(とこなべ)から権現越経由のルートが一般的である。なお、嶺北からは、土居町河又または五良津林道終点から五良津尾根の送電線保線路を利用し、権現越に至るルートもある。 山頂には三等三角点、「赤石」が設置されている。 山頂から西の峰続きである八巻山(はちまきやま)の南麓に、山小屋「赤石山荘」がある。
二ッ岳
標高 1647 m
二ッ岳(ふたつだけ)は、四国山地西部の石鎚山脈に属する山である。二ツ岳と表記される場合もあるが、国土地理院の地形図は「二ッ岳」と表記されている。四国百名山に選定されている。山名は二つの岩峰が相対して屹立していることによる。四国において「岳」と付く山は少ない。 二ッ岳はその西側に聳える東赤石山と共に四国有数の岩峰であり、予讃線伊予土居駅と関川駅の中間あたりから南側方向に鋸歯状の岩峰群が望まれる。山頂東側の稜線上にはいくつもの岩峰があり、特に「鯛ノ頭」と呼ばれる山名の由来である二つの岩峰は代表格の存在で麓の土居町からも肉眼で見える。 二ッ岳の位置する石鎚山脈東部は特に法皇山脈とも呼ばれ、法皇山脈は二ッ岳より東側で高度を下げ、南側から吹き込む風の通り道となっている。春と秋に日本海低気圧が通過するとき、この法皇山脈から瀬戸内側の土居町に吹き降ろす強風はやまじ風と呼ばれる。北側山麓の土居町中ノ川登山口は現在では建物も残っていないが、かつて別子銅山から峨蔵越(1,266m)経由で運ばれる銅の中継地点として栄えた。この峨蔵越は江戸時代、別子山と瀬戸内を結ぶ重要な街道であり、銅の他、瀬戸内の魚介類を運ぶ道でもあった。 稜線上は険しい岩場が連続し、5月から6月にかけては岩場にアケボノツツジおよびシャクナゲが開花する。山頂には三等三角点、「二ツ岳」が設置されている。
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