投稿日 2020.03.13 更新日 2021.04.01

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桜シーズン2021到来! お花見登山ができる山【全国版】

春の花といえばやっぱり「桜」ですよね。YAMAPでも例年、3月から4月、5月と春先には桜に関する活動日記が多く投稿され、可憐な花々がディスプレイに並びます。この時期、桜の名所といわれる山々では、見頃を迎えた桜を目当てにお花見登山を計画する方もいることでしょう。今回は2021年の桜シーズンを満喫するべく、昨年の春(3〜5月)に桜に関する活動日記が多かったおすすめの山[※1]をエリア別にご紹介します。桜前線を追うべく、南からスタートしてどんどん北上していくとしましょう!

[※1] 登山アプリ「YAMAP」のユーザーデータ(集計期間:2020年3月~2020年5月)をもとに、桜の写真を含む日記が多かった人気の山を算出。

目次

桜シーズンを満喫するの花見登山のポイントは? 「リアルタイムさくらモニター」で開花状況をチェックしよう!

クッキーさんのモーメント投稿より/早咲きで知られる「河津桜」

街の桜が開花し終えた後、追うようにして山の桜のシーズンが本格化します。桜というと「ソメイヨシノ」を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、日本には山桜を始めとする野生種や園芸品種を合わせると、その数はなんと約600品種にものぼるとのこと。色や花びら、開花の時期も品種によって異なり、これからの時期の低山ハイクの楽しみをより一層演出してくれることでしょう。

お花見登山が人気の山では、限られた桜のシーズンをめがけて登山者が集中する可能性があるため、場所や時期、時間帯などを選び、できる限り分散登山ができるようにしたいものです。

全国の桜の開花状況を確認するなら「リアルタイムさくらモニター」が便利

「リアルタイムさくらモニター」なら、行ってみたい山の最新の桜の開花状況がひと目でわかります。ぜひ自宅近くの山、お目当ての山をチェックして、お花見登山の計画を立てる際の参考にしてみてください。

使い方は、これまでにもリリースしてきた「リアルタイム紅葉モニター」「リアルタイム積雪モニター」と同じ。地図をスクロールしたり拡大縮小したりすることで、その場所で撮影された桜の写真を見つけることができます。

桜の花見登山を楽しめる【九州エリア】おすすめ山

九州からは、福岡県の「福智山(ふくちやま/901m)」がランクイン。特に投稿が多かったのは山の中腹にある一本桜「虎尾桜」。樹齢600年とも言われるエドヒガンの大木です。また、併せて立ち寄りたいのは、平氏の旗色「赤」の花を咲かせる「源氏桜」と源氏の旗色「白」の花を咲かせる「平家桜」。争いのない世の中であってほしいと、源平の旗色と桜の色を逆にしているそうです。上野登山口から虎尾桜を経て平家桜・源氏桜まで約1時間半の道のりです。

gohanさんの活動日記より/推定樹齢600年とも言われる虎尾桜。その幹周りは実に3.8m。樹高は17mにおよびます

九重連山の南東側、朽綱別れ(くたみわかれ)周辺には、なんと4,000本もの山桜が咲き誇ります。入山は一番水湧水そばの登山口からがオススメ。坊ガツルや鉾立峠、立中山などへのアプローチルート上でもあるため、春先の九重登山を計画する際には、ぜひ、こちらから!

でんあすさんの活動日記より/広範囲にわたって自生しているため、標高の低いところから高いところに向かって、じわじわと満開になっていくとのこと

九重の登山を計画している方は必見! YAMAP MAGAZINE連載「深堀り登山ガイド 九重」はこちらから。

桜の花見登山を楽しめる【中国エリア/四国エリア】おすすめ山

【香川県】紫雲出山で見る桜と瀬戸内海の島々

香川県三豊市の荘内半島に位置する紫雲出山(しうでやま、標高352m)。桜のその先に、瀬戸内海に浮かぶ風光明媚な島々を眺めながら登山ができる絶景ポイントです。『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 日本編(詩歩、三才ブックス)』や米国ニューヨークタイムズ紙でも掲載され注目を集めました。ここでしか見られない景色が待っています!

オジサンさんの活動日記より/コロナ対策の一環で、2021年度は事前予約によるマイカー規制、入場制限などを行っていますので、事前のチェックはお忘れなく!

桜の花見登山を楽しめる【関西エリア】おすすめ山

関西でも人気の山「六甲山地」。山中には多くの桜が点在していますが、岡本駅近くの保久良神社(ほくらじんじゃ)周辺や北山貯水池の桜なども美しいとのレポートが多く上がってきていました。

てるまるさんの活動日記より/岡本駅から金鳥山へ向かう途中にある保久良神社境内には、趣のある枝垂れ桜が。神社周辺にも多くの桜が咲き誇ります

くるぼうさんの活動日記より/甲陽園駅から徒歩40分にある北山貯水池もお花見スポットのひとつ。甲山(かぶとやま/309m)やごろごろ岳(565m)、観音山(526m)の登山などと併せてお花見をする登山者も多いようです

奈良県と大阪府に跨がる二上山(にじょうさん/474m ※雌岳)も桜の活動日記が多い山。オススメスポットは二上山雌岳山頂と、奈良県側のふもとにある「二上山ふるさと公園」です。また、山の麓には桜の他にもシャクヤク、ボタンなどの美しい花々が咲き、花の寺としても有名な當麻寺(たいまでら)がありますので、ぜひお花見登山とセットで訪れたいところです。

にくにくさんの活動日記より/二上山雌岳山頂の桜。二上岳の麓には、二上山ふるさと公園の他、當麻寺などの寺院群もあり、至る所で風情のある桜に出会える

ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部でもある吉野山も桜の名山として名を馳せています。3万本とも言われる桜が染め上げる山肌はまさにここでしか見れない絶景。春の古道歩き&お花見なんて素敵ですね。

イサオさんの活動日記から/千本口駅周辺から望む下千本の桜

桜の花見登山を楽しめる【北陸エリア/中部エリア】おすすめ山

【静岡県】沼津アルプス・香貫山で見る桜

香貫山(かぬきやま)は静岡県沼津市にある標高193mの低山です。伊豆半島の西の付け根部を構成する通称沼津アルプスの一峰で、山頂には香貫山公園が整備されています。ソメイヨシノを中心として、ヤマザクラやオオシマザクラも見られ、富士山や遠くに見える南アルプスを背景にしたお花見登山が楽しめるなんて、お得な気持ちになりますね!

Kijimnahさんの活動日記より/眼下には沼津市の市街地も広がり、その眺めを目当てにした市民の憩いの場になっているそうです

桜の花見登山を楽しめる【関東エリア/甲信越エリア】おすすめ山

YAMAP MAGAZINEでも様々な切り口で取り上げている「高尾山(599m)」ですが、桜の名所としても大人気。桜に関する活動日記もたくさんありました。中でも高尾山頂〜小仏峠方面に向けて進んだ先にある「一丁平」がお花見スポットとして、よくアップされているようです。

むぅさんの活動日記より/「一丁平」には通称千本桜が咲き乱れます

Akaneさんの活動日記より/高尾山ケーブルカーの山頂駅そばの展望台や、薬王院境内などにも数多くの桜が咲いています。お手軽花見登山にはうってつけです

神奈川県の大山(1,252m)は、神宿る山として、古くから多くの信仰を集めてきた山。山中には樹齢400年を超える山桜が4本もあり、2人がかりでも抱えきれないような巨木が天を桜色に染め上げます。これだけの大きさになると、風に舞う花びらも圧巻!

赤い彗星さんの活動日記より/大山桜は「大山の桜」ではなく、「大きな山桜」の意味。写真は大山小学校前バス停から徒歩で約1.2kmの場所に咲く大山桜

次に関東のお花見登山で目立っていたのは、埼玉県の武甲山(ぶこうさん/1,304m)。とはいえ、活動日記を見ていても桜の写真が少ないような……と思っていたら、こちらは「芝桜」の名所「羊山公園」と武甲山を合わせて訪れた活動日記が多く投稿されていました! 見頃は4月の下旬から5月上旬にかけて。武甲山の山開きが例年5月初旬なので、芝桜見学と武甲山登山両方楽しむ方が多いようですね。

くろやぎさんの活動日記より/奥にそびえるシンメトリーな山が武甲山。秩父地方では昔から信仰の対象になっていた聖なる山とのことです

関東で最後に紹介するのは、神奈川県の弘法山(235m)。神奈川を代表する花見の名所としても知られる弘法山公園があり、展望台からは遠くに富士山や大山も望むことができます。弘法山と権現山をつなぐ馬場道も桜の名所と言われていますので、ぜひとも歩きたいところです。

ふなおこさんの活動日記より/展望台から眺める桜満開の弘法山公園。天気が良ければ絶景の富士見ポイントとのことです!

【長野県】光城山の2千本の吉野桜

光城山(ひかるじょうやま、標高912m)は、長野県安曇野市にある山です。安曇野を挟んで反対側にある北アルプスを一望できることでも人気ですが、春は登山口から山頂まで続く登山道沿いに2,000本もの吉野桜が斜面を駆け上るように順に咲いていくのが安曇野の風物詩です。4月下旬からGWにかけて毎年見頃を迎えます。

masterkさんの活動日記より/普段は車で山頂まで行くことができますが、この時ばかりは春の低山ハイキングを楽しむのが正解!ですね

桜の花見登山を楽しめる【北海道エリア/東北エリア】おすすめ山

【宮城県】加護坊山の千本桜

宮城県北部の大崎市に位置する標高223mの加護坊山は、この季節は一山まるっと桜で覆われます。ソメイヨシノや八重桜、ベニヤマザクラなど、およそ2,000本もの桜が山頂付近に咲く圧巻の眺めで人気です。山頂からは仙台市や石巻市、栗駒、船形、蔵王の山々や遠く太平洋まで望める360度の大パノラマが楽しめます。例年はお花見客で賑わうこの山も、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、夜のライトアップの中止が決定されているとのことです。

栗駒さんの活動日記より/車でも登れますが、せっかくなら歩いて登るのもおすすめ。例年4月中旬から5月中旬頃まで、長い期間お花見が楽しめる人気の山だそうです

【北海道】黒岳 5合目付近の日本一開花が遅いチシマザクラ

北海道大雪山系の黒岳(1,984m)5合目付近には「日本一開花が遅い桜」として有名な背丈1〜2メートルほどのチシマザクラが出迎えてくれます。ロープウエイを利用すれば、桜が見られる5合目付近まで一気にアプローチすることが可能です。毎年6月頃に咲く薄ピンクの花は、寒い冬をくぐり抜けてきた強さも感じさせてくれます。ここから一気に黒岳の春がやってきます。

ちょくさんの活動日記より/黒岳山頂をバックに、可憐に咲く薄ピンクのチシマザクラのコントラストが美しいですね!

以上、YAMAPで桜に関する活動日記数が多い山を中心にお伝えした「お花見登山ができる山【全国版】」はいかがでしたでしょうか? リアルタイムさくらモニターも参考にしながら、2021年のお花見登山を楽しんでいただければと思います!

トップ画像:さくらさんの活動日記

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