紅葉の天人峡から化雲岳を経てヒサゴ沼(ソロ登山)

2016.09.29(木) 日帰り

活動データ

タイム

06:14

距離

14.5km

のぼり

1484m

くだり

386m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 14
休憩時間
27
距離
14.5 km
のぼり / くだり
1484 / 386 m
2
2 19
2 2
55
36

活動詳細

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2年前の夏トムラウシ山からの景色が、ガスって見られかった事が非常に心残りで、 今夏にリベンジを決意するも、家庭の諸事情、台風の影響により機会が延びに延び 冬がもうすぐそこに迫り来るこの時期に、天気がよければトムラウシ山アタック。 運がなければば、ヒサゴ沼ピストンというお気楽なのりで山行を計画。 今回の装備はアイゼン、ピッケルを除くなんちゃっての冬山装備、食料は2泊分。 非難小屋で寒い思いは嫌なので、寝袋は厳冬期仕様ををチョイス (重っ!!) 行 程 ○28日18:30 千歳空港 北海道レンタカーにて、4日間 10500円の破格でかなり年式の古い ホンダフィットを手配。NAVIもETCも標準で付属しており 下駄代わりには上出来。 千歳市内で夕食を取り、旭川市へ約200km走行 ○29日 0:00 東川道の駅着 就 寝 5:00 起床 しまった。北海道は夜明けが早いのだった😅 道中で買った朝食を急いでとって移動開始。 天人峡への移動時間は約20分 6:00 天人峡登山口より入山 紅葉が始まりつつある広葉樹帯を気持ちよくハイキングっと言いたい所ではあるが、  滝見台までは結構キツーイ勾配で一気に登り、寝ぼけた体には堪える。最初の30分で  脂っっこい汗が吹き出れたあと、さらさらの汗にかわり、随分体が楽になった。   7:00 滝見台 丁度体の調子があがってきた頃、滝の水音と共に滝見台に到着。   この辺まで来ると、かなり木々の色付きが良くなってきた。 8:20 第一公園  広葉樹林帯を抜けたら、湿地帯の木道を軽快に歩く。登り勾配は緩くほとんど感じられない。  左手方面遠くに旭岳のロープウェイが見える。アッチは楽そうだなぁーと邪な思いを抱きなから 歩く。公園内は木道が整備され、あっという間に進める。 9:30 第二公園 第一公園を過ぎた後は、枯れた小川の様な登山道をひたすら歩く。 勾配こそ大したことないが、泥炭がぬかるんだような、足元おぼつかないところが一杯あって 気を抜くと、ぬるっとやって。ずぼっといく。窪地の水溜りにも気をつけたい。 10:00 小化雲岳 森林限界を超え、這松の中をひたすら登る。ここも、勾配は大したことない。 相変わらず、枯れた沢の様な登山道。 足元を確かめなければ、水溜まりにずぼっ!!となる。 這松帯を抜けると、ずいぶんと開けた稜線にでて、左手をみれば、やっと旭岳ロープウェイの 終点超えるぐらいまで登ったのだと思うと感慨ぶかい😆 右手方面にはには、十勝岳連山、その更に奥右に芦別岳、夕張岳が見えた。 先の小化雲岳方面をみて思った。 余りにもなだらかで薄曇りだと、稜線か雲なのかわからないから雲化岳か!! と、かってに納得😄 ちょっとこの辺りから、空模様に一抹の不安を感じたか、気象庁を信頼し、登山の継続を決断。 ※小化雲を超えると携帯電話の電波は届かない。稜線がだだっ広く、ガス発生時はルートが 不明確で、風雨を遮るものは何もない。。、この先に行くか行かないかは自己の責任で、、。 (この後、深夜にかけて大荒れの天候となるとは、思いもよらず、、、) 11:00 化雲岳 ちょっとした下りがあったりもするが、相変わらずマッタリした登りが続く、山頂に岩塊を 擁すのが化雲岳。 小化雲岳から化雲岳までのルート、晴れていれば360度のパノラマを楽しめる。左に旭岳、 左奥に忠別、右奥にトムラウシ山、右下に神々の庭が見渡せる。 また夏に是非来てみたいとおもった。 空模様が一気に悪化しつつあったので、ヒサゴ沼急ぐ。 ちなみにヒサゴ沼への道中、ナナカマドの色が非常に綺麗だった。 12:10 ヒサゴ沼避難小屋 雲化岳~ヒサゴ沼分岐~ヒサゴ沼ルートの道中、濃いガスが生じたものの(コース横の雪渓で湿った空気が冷やされるのかな??) ルート上には迷わない様にロープが張ってあり、ルートをロストする心配もなく安心して降りる事ができた。 ※もう一方沼に降りるルートは、岩礫地を降りるルートがあるが、ガスった際にはルートをロストしやすいのでお勧めできない。 避難小屋に到着して ちょっと横になるつもりが夕方まで眠ってしまった。 時折雨は小康状態になったりしたものの、その後、どんどん風雨が激しくなり、深夜まで嵐が続く。 幸い、水も食料も充分ある。暖も確保出来ており、命には何も危険はない。 予備日も一日あるし、雪でも降れば沈するか? しかし、明日予定通り山を降りなければ、家族は心配するなぁ。 それを避けるには、 携帯が使える小化岳まで移動し、とりあえず無事を連絡する必要があるなぁ。 しかし、その行為は、逆に自分を危険にさらす事になるなぁ。 なんせ、化雲岳~小化雲のルートはだだでさえ、ぴろいコースであり、風雨をしのぐ 這松もなければルートロスの可能性も否定できない。 うーん。どうしよう。 悪い事に昼間にしっかり寝てしまったので、眠れない。 数年前の遭難事故の事が不意に頭を過ぎる。 はたして、明日の天候は回復するのだろうか? (気象庁の馬鹿野郎!!と思いたくもなったが、自分が決断して来たのだから仕方がない)  明日へ続く

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