活動データ
タイム
25:03
距離
36.5km
のぼり
3612m
くだり
3615m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る四国の二百名山、一気攻め。 という企画。 本当は東赤石から石鎚山まで縦走したいけど。 交通の便、取れる日程を考えマイカー利用の周回で計画。 1日目 筏津(銅山跡)から出発。 水が豊か。 渡渉3回ほど。 東赤石山直下分岐までの岩々した所は小さな「沢登り」。 登山道を含め、「沢」が何本かあった。 夏場とか、いつもこうなのでしょうか? それとも春の雪解けのせいでしょうか? 山頂ココア。のんびり。40分もぼんやり。 さて、ここからが岩稜帯。 慎重に。 雪がこれまでに結構残っていたから。 「チェンスパはどうするか?」 山頂から見た限り、赤岩に雪は残っていない。 濡れているかどうか。 「靴底とスパイクではどちらが制動力が高いか?」 この辺の判断はちょっと経験不足。 チェンスパの実力がわからない。 「沢登り」とかでも使えると聞くし、岩とスパイクも意外と咬むのか? う~ん? 判断としては「たぶん、どっちも変わらない。」 →「だったら氷・雪対応もできるように履こう。」 ということでチェンスパ装着。 歩いてみてどうだったか? 特に不都合はなかった。である。 だいたいは乾いた岩。 スパイクでも難なく歩けた。 ただ、岩にひっかき傷を付けることになる。 (人気の山ほど傷跡が見られますよね。) この辺りをどう評価するか。 「自然に人間の痕跡を残していいのか?」 「安全のためには取るに足らないことなのか?」 山登りをしていてたまに思う。 結論:チェンスパは履かなくてもよかった。 東赤石山から八巻山までに一か所、「嫌な岩の裂け目」あり。 足場が悪いし、ホールドが脆弱。 転落すると痛そう(死にはしないだろう)。 南側の巻き道を探っても、ルートはない。 「どうすれば?」 数分間、ぐずぐず。(軌跡に痕跡なし) 正解は北側の道。 「岩一つ分」へだてて北側にズレた道があります。 初心者は迷う。 テープ、マークなし。 八巻山山頂からの下りにも偽のトレースがあるので注意。 偽ルートは南側の断崖に誘い込む道。 その道、普通の人は行けません。 13kgの荷物を背負ってはなおのこと無理です。 ギリギリまで頑張って下ったけど、リスク大でした。 ルートに復帰するまでにも登り返しで最大筋力を発揮。 数分間のタイムロス、体力ロス。(軌跡に痕跡あり) 正解ルートはやはり北側の道。 北側に比較的安全な下り道があります。 八巻山山頂から北を目指し、岩の陰の腰高のピンクテープを探してください。 あてにしていた水場。 赤石山荘の水場…。枯れていました。 よって銅山峰ヒュッテに水を求めて。 そして、そのままテント泊。 夜、テント内気温4℃。 2日目 朝から雪。 ほわほわじゃなくて粒状の重い雪。 湿雪。 風も強くテントを「パパパパ、パパパパ」と打ち付ける。 テント内の気温-1℃。 まあまあ寒い。 止むのを待ってゆっくりしていたが、止まない。 仕方なく出発。遅めのスタート。 西山あたりは北西の風が強く、体温を奪われる。 獅子舞の鼻までは単調に歩いた。 ので、あまり記憶がない。 ただ、木の根っこに雪が積もって、バナナ以上に滑る。 隠れて見えないので回避が難しい。 雪の下の落ち葉も滑る。 合計3回、スリップして尻もち。 「ビクッ」としてもちこたえた数はその数倍。 ヒヤリハットが多い区間だった。(綱繰山~大坂屋敷越) ゆえに、スピードは全然出ていない。 水3.7kgも行動を妨げる。 重いけど以後、水場がないので仕方ない。 (結局1kgはお土産で車まで持ち帰る始末) あと、道外れが1回。 獅子舞の鼻の尾根を上がり続けるべきところを誤ってトラバース。 これは、誘い道になっていた。 ちち山の展望が良くて、風景を楽しんで歩くと道をそれるというメカニズム。 多くの人がこの道に誘い込まれているものと思われる。 小ぶりの木々で道を塞ぐように置いてあるんだけど、 「人工的なものではなく、自然物だ。」とナチュラルに捉え、素直に股越え。 入山者が少ないと「登山道、わかりにくくなるよね。」と思ってしまう。 戻ってきたら、黒板消しくらいの標識があった。 これは、見えない角度。機能不全標識。 ちち山別れの手間で大休憩。 ご飯とみそ汁。 チェンスパ装着。 (遅きに失する。木の根対策に履いとけばよかった。) ちち山別れ前後から絶景が広がる。 雲が上空2000mあたりに垂れこめていたが、それでも。 前方も後方も、右も左も。 笹ヶ峰が二百名山だけど、ちち山もとても良い。 笹ヶ峰はぽっちゃりだけど、ちち山はスリム。 登山者2名と遭遇。 笹ヶ峰ルートに雪足跡がなかったので、 平家平からだろう。 ちち山を下り、笹ヶ峰の取りつきからは、雪渓っぽくなっていた。 夏ルートは北側に進路を変えるが、 冬は谷っぽい地形を直登しても行けるような気がする。 今回は、頂上部に雪がなく、夏ルートで行くのが無難。 笹ヶ峰とその稜線は強風。すぐに体温低下。 いつものように手がやられる。 山頂では、風よけケルン(?)に隠れてソイジョイ。 美味しくて、2本食す。 四国山地の山々が一望。石鎚山までちゃんと見える。 景色を楽しむが、寒い。 「早く稜線からおりないと。」 焦って早歩きで下山。 もったいないと思いつつも。 ザックをささ山別れで回収し、再出発。 ささ山別れ、冠山から平家平までは長かった。 体力がない。 楽しむ余裕がない。 完全に修行。 ぎりぎり苦行の手前くらい。 肩の痛みと不快感が今回のマイナスポイント。 15kgのザックは肩にくる。 冠山に至るころには、 だんだんと雲が下がって、笹ヶ峰は雲に隠れていった。 平家平。 看板の前でテント泊。 テント内気温は夜9時ごろー5℃。 銅山峰ヒュッテと標高差500mの違いがコレ。 モバイルバッテリーが作動せず。 リチウムイオン電池の適正温度は5℃〜35℃らしいのでさもありなん。 ポケットで温めて使った。 夜は例の降雪あり。 ぱぱぱぱぱぱ。 ぱぱぱぱぱぱぱ。 という粒の雪。 日付が変わる前に止んだ。 風がうるさくて眠れない夜~朝。 夜の9時からいきなり風が吹き始める。推定風速12m/s。 テントがバサバサ。 時々突風で、しなる。変形するテント。 初めて「吹き飛ばされるかも。」と思った。 吹き飛んだら、家を失って、生命の危機だな。 寝ぼけた頭でそんなことを考えたような気がする。 風がまったくやまない夜。 テントを張った看板の所は風の通り道かもしれない。 幕営不適応地。 それと同時に寒くて眠れない夜~朝。 足先が常に冷たい。 体がときどき、ぶるぶるっと震える。 これはまずい。 「遭難してビバークするレベルの環境じゃないか?」 想定外の気温低下。 というか、寒気が入るのは想定していたが、 体感がそれをはるかに上回った。 風が強くて、テント内の空気が入れ替わる。 それが低気温問題を深刻にしたような気がする。 風音と冷えで寝たり目覚めたりの繰り返し。 7回くらいは目覚めたと思う。 でも、眠れたのはすごい。あんなに足冷たかったのに…。 一番、眠れなかった、テント泊。 その称号を与えよう。 「テントが無かったら死んでるんだよな。」 と思いながらうつらうつら過ごしました。 3日目 朝の温度計はー11℃! 本当? 中華の電子温度計のバグじゃないか? でも、テント内はキラキラしているし、 ザックに入れた水もシャーベット状に凍っていたからあり得るか? 登山靴はカチコチで解凍を要した。 (そうかなと思ってテント内に入れてたんだけど。) 朝はすっきりした空模様に。 風は収まりつつもやはり強い。推定風速8m/s。 日の出を拝みながら出発。 爽やかな朝。 寝不足のはずだけどそこまで体調は悪くない。 タヌキかなんかの足跡をたどって歩く。 人の足跡が3人分。一人は同方向。二人は逆方向。 肉球みたいな足跡もあって、「犬かな。」と不思議感。 雪が残って色んな足跡が見れる。 三ツ森山。 雪はなし。 これはなかなかの急登。 踏み跡のない、のっぺりした斜面。 入山者が少ないので、登山道が不明瞭な個所が多い。 正確には、 「進む方向は間違わないけど、どこを踏んでいけばいいのか?」 そういう種類の登山道。 そこから先は結構、アップダウン。 「三ツ山」とのことで、3回大きな登り返しがある。 と思いきや、5回ほどつらい登りを強いられた気がする。 鉄塔分岐まで、なかなかハード。 やっぱり、3日目ともなると初日のルンルン元気感がない。 鉄塔分岐からはほぼすべて下り一辺倒。(一か所だけ数10m登り。つらい。) 膝に負担がかかる。 脚にだるさがある。 関節、筋肉保護のため、ペースを落とす。 鉄塔(電線)に沿って歩くけど、鉄塔付近で道を見失いがち。 登山者も少なく、道は荒れ気味。 倒木が道を塞いで、跨いだり、潜ったり。(破壊したり。) すごい綺麗な植林地を抜けたりして、ゴール。 鉄塔から2割くらいが雪道。 ただ、出発からずっとチェンスパを履いていました。 脱ぐの面倒だから。 久しぶりの修行登山でした。 怪我、事故なくて良かった。 一番危なかったのは、「雪+木の根」のコンビネーションスリップ。 急斜面、段差でコケなくて良かったです。 手を使って「ホールド」を確保することが大事でした。 木の根っこを掴んだりもして。
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