活動データ
タイム
09:08
距離
14.4km
のぼり
1224m
くだり
1173m
活動詳細
すべて見る個人的備忘録(長文危険) 数日前に寒波があり雪が積もったとの事で、今季最後になるかもしれない雪山を楽しむ為に、久しぶりに比良山地へ。 結構前から予定は立てていた小女郎峠から霊仙山までの縦走をしてきた。 結論を先に言うと、二日連続の晴天でだいぶ溶けてはいたが、稜線付近はまだまだ雪が残っていた。 まずは駅前でストレッチ、そして蓬莱駅から歩いて近くのパン屋で朝食用のパンと行動食用のパンの計3つを購入する。 途中四阿があるので、そこで朝食をゆっくりといただいた。暑くてたまらないのでフリースとハードシェルはすぐに脱いでザックに入れた。 小女郎峠から下るこのルートは2019年11月に森山岳と白滝山に登った時に下山で使った道だ。 随分と軽装になったのだが、まだまだ暑くて久しぶりに登山で汗をかく。真冬が抜けたばかり。暑さには全然慣れていないのでそれがかなり負担だ。また稜線でランチする為にナルゲンボトルに水を入れ、バーナー、豚肉、しめじ、ニラ、アイスノン、さらには椅子、アイゼンを入れてるし、久しぶりに50Lのザックを使ったので、かなり重く感じる。 ここ最近は32Lのザックに大して中身も入れずに京都の里山ばかり登ってたので全く重さに慣れてなかった。やはりたまには歩荷をしておかなくてはならないなと思った。里山とはいえピークを沢山登っていたので累積標高はそこそこのコースは歩いてたが、やはりまた違う。 横は沢で時折冷たい風が吹き抜けるが、あまり暑さはマシにはならなかった。暑さに慣れていないとはいえこの先夏山が思いやられる。。。 薬師ノ滝の下で男性ソロとスライド。雪が出てきても暑さはマシにはならず。そして雪道を下るまた別の男性とスライドし、結局小女郎峠までのこの登りで出会った登山者は2名だけだった。 ここでスパッツだけ装着しさらに登ったがアイゼンは不要だった。足跡を見ると誰もアイゼンを付けていなかったが、付けるとより安全に登れるだろう。 雪はそれなりに深さもあり、踏み抜く事もあった。 小女郎峠までくるとホッケ山に向かう男性ソロが見え、また蓬莱山から降りてくる男女?が見えた。 さらに小女郎ヶ池から男性ソロが峠に丁度到着された。 小女郎ヶ池に向かうとすぐにまた別の男性とスライド。ここからの景色は四方、絶景で非常に心地よい。池畔で家族がゴザを敷いて休憩していた。 少し奥の高台にあがり早速、ストレッチ後、雪を利用しラーメンを調理する。詳細は写真に記載している。 最高の景色を眺めながらのラーメンは格別だった。 そのうち家族は帰ったので小女郎ヶ池周辺は私一人となった。ここでも寒くはなく、ハードシェルやフリースを羽織る事はなかった。 小女郎ヶ池は十分堪能したので、昼食後、ホッケ山を目指す。峠まで戻って南進。雪の稜線歩きを楽しめた。しかし雪の溶けた所は泥濘んでいるのでかなり滑る。慎重にゆっくりと歩いた。 ホッケ山は360度の大展望。何より琵琶湖、そして京都北山や歩いてきた小女郎峠や蓬莱山、さらには比叡山方面がよく見える。ここでもストレッチをしてしばらく休憩した。 権現山へ下降すると雪は減ってくる。しかしその北斜面にはまだまだ沢山雪が残っていた。 権現山からの下りは南斜面となるので、もう泥濘すらない。ザレた道を急降下し鞍部から霊仙山を目指す。途中植林となるが桧だったので安心した。杉もあったが標高が高めなのでまだ花粉は付けていなかった。 自然林の急登をこなすと初の霊仙山へ。山頂は展望なし。比叡山の方に降りたかったが、ヤマレコマップで令和7年まで通行止とあったので和邇方面に直接下る。結構急だった。 登山口まで降りると巨大な無線のアンテナが屹立していた。しかし敷地には草がジャングルのように生い茂り、もう使われていないようだった。 林道を歩いていると鹿を3匹見かけた。うち2匹は写真に収めることができた。 そして道の駅を過ぎ、暗くなった道路を歩いていると路肩の広くなった所に車が停まっているのが確認できた。近づくと同じ歳位の女性が「私も登山してるんです。和邇駅までらなら乗って行きませんか?」と話しかけてこられた。まさに渡りに船とはこの事。汚れたゲーターは下山口で取っているとはいえ、泥濘で靴が汚れてる旨をお伝えしたが、構わないと仰るので乗せていただいた。 聞くと地元の方でよく登山者をみかけるが暗い中歩いているのを見て声をかけてくださったとの事。 山の話や地元の話をしてたらすぐに和邇駅に到着。 お礼を申し上げて駅へと入った。 今回は雪山、そして綺麗な稜線を堪能でき、また帰りに車で駅まで送って貰えて比良山系の素晴らしさを改めて認識した。車から声をかけていただいたのはこれで2回目で、1回目、紀見峠から紀見峠駅まで送っていただいて以来だった。 和邇。。。素晴らしい街である。 ~コース状況~ 薬師ノ滝を過ぎてから少し危険なトラバースあり。 稜線歩きは快適。 権現山はそこそこ激下り。
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