活動データ
タイム
07:08
距離
12.3km
のぼり
1112m
くだり
1112m
活動詳細
すべて見る12月15日(土)は晴れ予報だったので、一人でまだ歩いていない尾根を歩くべく、またまた裏丹沢を歩くことにしていました。丹沢仲間に一応告知しておいたら、金曜夜に急遽ずすさんから一緒に行きたいとの知らせを受けて、二人で歩いてきました。今回のコースは、この前検証した鉄塔ルートの佐久間東幹線304-307号で国境尾根に登り、要所小屋ノ頭から西丸東尾根で金山沢に下り、金山沢林道-樅ノ木林道とつないで、途中の尾根を登って国境尾根に戻る作戦です。 朝5時半に家を出ると、8分くらい走ってスマホを忘れたことに気付いてUターン。 予定よりちょっと遅れてずすさんの家に到着して、道志の山伏に到着したのが8時頃。「さぁ、準備して出発だ!」と意気込んだ瞬間、トレッキングシューズを忘れたことに気付き真っ青に。正にガーン!とショックでしたが、ここまで来て帰るのはずすさんに申し訳ないので、履いてきたサンダルで鉄塔ルートだけでも案内するしかないと思っていたら、彼が帰りの車内で履き替え用に持ってきたサンダルがKEENのもので、しっかりかかと部分があって、前も紐でぎゅっと絞れるタイプの上、ソールがブロックになっていて、下手なトレッキングシューズよりしっかりした靴底でした。これなら何とか山歩きできそうなので、そのサンダルを借りて歩くことにしましたが、何せ朝の山伏峠はマイナス3℃。網のように隙間の開いているサンダルですから、結構寒いけれども、グリップは良好でした。 何はともあれ無事スタートして、電波塔の裏で道志川を渡渉しますが、ここでつま先がわずかに水に浸かってしまい、以降しばらく凍りそうな冷たさを感じました。我慢して最初の鉄塔下まで行ってから靴下の水気をタオルで吸い取り、持ってきたローカットの靴下を下に重ねて再スタート。かなりマシになったけれども、まだ冷たかったので、今度は爪先パッドを重ねてみたら、以降問題なく普通に歩けました。 鉄塔ルートは変化に富んでいてなかなか見栄えも良く、鉄塔に出ると富士山が拝めるし、ちょっと沢沿いを歩いたり、一般登山道的なところを進んだりと、結構面白いコースです。 水ノ木分岐に出てから甲相国境尾根の要所小屋ノ頭に登って、現在の事実上の水ノ木分岐を下りて西丸東尾根に入ります。今回は金山沢林道に直接出るルートではなくて、林道終点より上流部に出る破線ルートを下ってみましたが、特に南側の支尾根とは変わりありませんでした。 金山沢林道になってからその先で樅ノ木林道に左折し、プリンスバスを案内。時間的に丁度良さそうなので、そのまま林道の先を下って西沢に進み、川原で「出前山頂」タイム。ずすさんはステーキとダッカルビを持ってきてくれて、豪華な昼食を楽しみました(^∇^)v 昼食後はまた樅ノ木林道を戻り、廃バスの先の尾根の尻を登り、国境尾根に出ます。ここは金山沢と西沢の中間尾根で、もう一つ西側の尾根の尻から入っても先で合流しています。中間地点までなだらかで歩きやすい尾根でしたが、後半は勾配がキツくなってサンダルではちょっとかかとが抜けそうになってなかなか大変でした。それでもグリップは良好だったので、安心して山歩きできましたが、いやぁ、KEENのサンダル、侮るべからずですね。 歩きやすい国境尾根も地味に名無しピークが多くて、結構石保土山や要所小屋ノ頭は遠いです。下山ルートも鉄塔ルートにしましたが、朝とは気分を変えて水源の森に出るルートで下山しました。最終的に電波塔近くの駐車スペースに到着したのは午後3時ちょっとで、距離は12kmほど。今の時期歩くには丁度良い周回コースになりましたが、気の置けない仲間とのんびり未踏ルートを歩いて昼食に舌鼓を打つのは最高のひと時ですよね! 【コース状況】 鉄塔管理径路の佐久間東幹線No.307から304にかけては、305の途中2箇所でトラバース路の路肩の土止めが流れて崩れかけたものと、斜面のザレが流れて覆ったところがある以外はしっかりした径路になっています。ただし、中間と後半に出てくる尾根に登るような古階段はどこまで行けるのかははっきりしません。鉄塔に直接出るのは下の2つだけで、305号と304号線にある上側2つの鉄塔は通りませんので、そちらとは反対側の分岐に折れることを念頭に歩くと良いでしょう。 西丸東尾根は西丸の尾根ルートから逸れて左に2つの支尾根が現われますが、それは無視して先のマーキングのある尾根を下ります。その尾根も支尾根が多いので注意が必要ですが、マーキングはあります。後半ではっきりした分岐になって、どちらの尾根にもマーキングがありますが、左は金山沢林道終点より先に、右は金山沢林道終点手前に抜けられます。どちらも沢に下る際には急斜面の尾根の尻になるものの、踏み跡をしっかり確認すれば問題なく下れます。 樅ノ木林道には二つの尾根の尻の出っ張りを回避した急なコーナーが二つありますが、二つ目の尾根の尻から取り付くのが金山沢・西沢中間尾根です。手前の尾根からも先で合流するのですが、2つ目の尾根の方が登りやすくなっています。この尾根は中盤までは歩きやすい勾配なのですが、踏み跡はこれと言ってありません。マーキングも皆無です。後半で尾根が細まったところでは踏み跡らしきものが見えてきますが、基本的に何もないです。中間地点で一度下りになって少し鞍部のようなところを通過しますが、登りルートながら支尾根分岐が出てくることがありますので、読図は必須です。その先ではバリルートらしい急勾配区間が続きますが、全体で500mほどの登りなので、酷く時間が掛かることはないでしょう。国境尾根に出たのは西沢ノ頭の西端の下り階段が始まる部分でした。 甲相国境尾根は特に問題なし。下山で利用した鉄塔径路から水源の森林に下るルートは、最後が急勾配の斜面で、なおかつ緩めの土と落ち葉でかなり滑りやすいので、やはりお勧めできません。
活動の装備
- その他(Other)トプコンPR II
メンバー
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