サンダル履きで廻っていた@山伏鉄塔ルート-金山沢・西沢中間尾根

2018.12.15(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 8
休憩時間
6
距離
12.3 km
のぼり / くだり
1112 / 1112 m
1 12
4 22
14
46

活動詳細

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 12月15日(土)は晴れ予報だったので、一人でまだ歩いていない尾根を歩くべく、またまた裏丹沢を歩くことにしていました。丹沢仲間に一応告知しておいたら、金曜夜に急遽ずすさんから一緒に行きたいとの知らせを受けて、二人で歩いてきました。今回のコースは、この前検証した鉄塔ルートの佐久間東幹線304-307号で国境尾根に登り、要所小屋ノ頭から西丸東尾根で金山沢に下り、金山沢林道-樅ノ木林道とつないで、途中の尾根を登って国境尾根に戻る作戦です。  朝5時半に家を出ると、8分くらい走ってスマホを忘れたことに気付いてUターン。 予定よりちょっと遅れてずすさんの家に到着して、道志の山伏に到着したのが8時頃。「さぁ、準備して出発だ!」と意気込んだ瞬間、トレッキングシューズを忘れたことに気付き真っ青に。正にガーン!とショックでしたが、ここまで来て帰るのはずすさんに申し訳ないので、履いてきたサンダルで鉄塔ルートだけでも案内するしかないと思っていたら、彼が帰りの車内で履き替え用に持ってきたサンダルがKEENのもので、しっかりかかと部分があって、前も紐でぎゅっと絞れるタイプの上、ソールがブロックになっていて、下手なトレッキングシューズよりしっかりした靴底でした。これなら何とか山歩きできそうなので、そのサンダルを借りて歩くことにしましたが、何せ朝の山伏峠はマイナス3℃。網のように隙間の開いているサンダルですから、結構寒いけれども、グリップは良好でした。  何はともあれ無事スタートして、電波塔の裏で道志川を渡渉しますが、ここでつま先がわずかに水に浸かってしまい、以降しばらく凍りそうな冷たさを感じました。我慢して最初の鉄塔下まで行ってから靴下の水気をタオルで吸い取り、持ってきたローカットの靴下を下に重ねて再スタート。かなりマシになったけれども、まだ冷たかったので、今度は爪先パッドを重ねてみたら、以降問題なく普通に歩けました。  鉄塔ルートは変化に富んでいてなかなか見栄えも良く、鉄塔に出ると富士山が拝めるし、ちょっと沢沿いを歩いたり、一般登山道的なところを進んだりと、結構面白いコースです。  水ノ木分岐に出てから甲相国境尾根の要所小屋ノ頭に登って、現在の事実上の水ノ木分岐を下りて西丸東尾根に入ります。今回は金山沢林道に直接出るルートではなくて、林道終点より上流部に出る破線ルートを下ってみましたが、特に南側の支尾根とは変わりありませんでした。  金山沢林道になってからその先で樅ノ木林道に左折し、プリンスバスを案内。時間的に丁度良さそうなので、そのまま林道の先を下って西沢に進み、川原で「出前山頂」タイム。ずすさんはステーキとダッカルビを持ってきてくれて、豪華な昼食を楽しみました(^∇^)v  昼食後はまた樅ノ木林道を戻り、廃バスの先の尾根の尻を登り、国境尾根に出ます。ここは金山沢と西沢の中間尾根で、もう一つ西側の尾根の尻から入っても先で合流しています。中間地点までなだらかで歩きやすい尾根でしたが、後半は勾配がキツくなってサンダルではちょっとかかとが抜けそうになってなかなか大変でした。それでもグリップは良好だったので、安心して山歩きできましたが、いやぁ、KEENのサンダル、侮るべからずですね。  歩きやすい国境尾根も地味に名無しピークが多くて、結構石保土山や要所小屋ノ頭は遠いです。下山ルートも鉄塔ルートにしましたが、朝とは気分を変えて水源の森に出るルートで下山しました。最終的に電波塔近くの駐車スペースに到着したのは午後3時ちょっとで、距離は12kmほど。今の時期歩くには丁度良い周回コースになりましたが、気の置けない仲間とのんびり未踏ルートを歩いて昼食に舌鼓を打つのは最高のひと時ですよね! 【コース状況】  鉄塔管理径路の佐久間東幹線No.307から304にかけては、305の途中2箇所でトラバース路の路肩の土止めが流れて崩れかけたものと、斜面のザレが流れて覆ったところがある以外はしっかりした径路になっています。ただし、中間と後半に出てくる尾根に登るような古階段はどこまで行けるのかははっきりしません。鉄塔に直接出るのは下の2つだけで、305号と304号線にある上側2つの鉄塔は通りませんので、そちらとは反対側の分岐に折れることを念頭に歩くと良いでしょう。  西丸東尾根は西丸の尾根ルートから逸れて左に2つの支尾根が現われますが、それは無視して先のマーキングのある尾根を下ります。その尾根も支尾根が多いので注意が必要ですが、マーキングはあります。後半ではっきりした分岐になって、どちらの尾根にもマーキングがありますが、左は金山沢林道終点より先に、右は金山沢林道終点手前に抜けられます。どちらも沢に下る際には急斜面の尾根の尻になるものの、踏み跡をしっかり確認すれば問題なく下れます。  樅ノ木林道には二つの尾根の尻の出っ張りを回避した急なコーナーが二つありますが、二つ目の尾根の尻から取り付くのが金山沢・西沢中間尾根です。手前の尾根からも先で合流するのですが、2つ目の尾根の方が登りやすくなっています。この尾根は中盤までは歩きやすい勾配なのですが、踏み跡はこれと言ってありません。マーキングも皆無です。後半で尾根が細まったところでは踏み跡らしきものが見えてきますが、基本的に何もないです。中間地点で一度下りになって少し鞍部のようなところを通過しますが、登りルートながら支尾根分岐が出てくることがありますので、読図は必須です。その先ではバリルートらしい急勾配区間が続きますが、全体で500mほどの登りなので、酷く時間が掛かることはないでしょう。国境尾根に出たのは西沢ノ頭の西端の下り階段が始まる部分でした。  甲相国境尾根は特に問題なし。下山で利用した鉄塔径路から水源の森林に下るルートは、最後が急勾配の斜面で、なおかつ緩めの土と落ち葉でかなり滑りやすいので、やはりお勧めできません。

大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 朝6時20分頃にずすさんを迎えに行き、いつもとは違うルートで宮ヶ瀬方面に向かいます。相模川の河川敷近くからは東丹沢の様子がくっきり。今日はいい天気の中で山歩きできそうです。
朝6時20分頃にずすさんを迎えに行き、いつもとは違うルートで宮ヶ瀬方面に向かいます。相模川の河川敷近くからは東丹沢の様子がくっきり。今日はいい天気の中で山歩きできそうです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 8時頃に山伏峠手前の電波塔の近くに駐車し、いざ出陣とばかりに準備しようとしたら、ななな~んとトレッキングシューズをうっかり駐車場に忘れてきたことに気付き、ガーンと真っ青になりましたが、ずすさんが履き替え用に持ってきたサンダルがかかとのあるKEENのしっかりしたものだったので、それを借りることにしました。自分が履いていたふにゃふにゃなサンダルでは到底山歩き不能でしたので、マジで打ちのめされましたが、本当に救われました。
8時頃に山伏峠手前の電波塔の近くに駐車し、いざ出陣とばかりに準備しようとしたら、ななな~んとトレッキングシューズをうっかり駐車場に忘れてきたことに気付き、ガーンと真っ青になりましたが、ずすさんが履き替え用に持ってきたサンダルがかかとのあるKEENのしっかりしたものだったので、それを借りることにしました。自分が履いていたふにゃふにゃなサンダルでは到底山歩き不能でしたので、マジで打ちのめされましたが、本当に救われました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 鉄塔径路は山伏峠より手前(道志側)にある電波塔のところから入ります。すぐにこの電波塔があり、その裏に道志側が流れています。
鉄塔径路は山伏峠より手前(道志側)にある電波塔のところから入ります。すぐにこの電波塔があり、その裏に道志側が流れています。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 道志川を渡渉して、この東電の道標があるところから登りますが、前半はマーキングがあります。渡渉の際に爪先がちょっと水に触れたんですが、一瞬のうちに靴下が濡れました。隙間だらけのサンダルですからしょうがないです。
道志川を渡渉して、この東電の道標があるところから登りますが、前半はマーキングがあります。渡渉の際に爪先がちょっと水に触れたんですが、一瞬のうちに靴下が濡れました。隙間だらけのサンダルですからしょうがないです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 谷間を登って先で左に折れてから尾根に乗り、すぐに谷間のトラバース路になります。
谷間を登って先で左に折れてから尾根に乗り、すぐに谷間のトラバース路になります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 径路の上には先日降った雪が解け切らずに少し残っていました。歩いていれば熱を帯びて大丈夫かなと思っていましたが、つま先は凍りつきそうなほど冷たく、上の鉄塔で休んで下に靴下を追加することにしました。
径路の上には先日降った雪が解け切らずに少し残っていました。歩いていれば熱を帯びて大丈夫かなと思っていましたが、つま先は凍りつきそうなほど冷たく、上の鉄塔で休んで下に靴下を追加することにしました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 鉄塔に至って腰掛けて靴下の重ね履きをしつつ、木々がないところなので、はっきり見える富士山を見て感嘆していました。
鉄塔に至って腰掛けて靴下の重ね履きをしつつ、木々がないところなので、はっきり見える富士山を見て感嘆していました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そしてまたトラバース路が続きますが、道がしっかりしていて歩きやすいです。落ち葉は多いですが、路肩がガッチリしているので安心できますね。
そしてまたトラバース路が続きますが、道がしっかりしていて歩きやすいです。落ち葉は多いですが、路肩がガッチリしているので安心できますね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 一時沢の脇を登りつつ、対岸の斜面に移って沢から離れるところを進みます。
一時沢の脇を登りつつ、対岸の斜面に移って沢から離れるところを進みます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 沢から離れるところにこの道標がありますが、ここから305号になるのではなく、あくまで向こう側に305号がありますよ、みたいな意味合いのようです。
沢から離れるところにこの道標がありますが、ここから305号になるのではなく、あくまで向こう側に305号がありますよ、みたいな意味合いのようです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 少しするとルートから左に逸れて斜面を登る階段がありました。そのまま国境尾根に出るのか、この先で径路と合流するのかは不明です。
少しするとルートから左に逸れて斜面を登る階段がありました。そのまま国境尾根に出るのか、この先で径路と合流するのかは不明です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 その先でも階段のある分岐が左に現われましたが、こちらは地形図的に国境尾根につながる尾根の上に出るのは間違いなさそうです。
その先でも階段のある分岐が左に現われましたが、こちらは地形図的に国境尾根につながる尾根の上に出るのは間違いなさそうです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 分岐は右が鉄塔方面ですが、左側に直進して上を目指します。
分岐は右が鉄塔方面ですが、左側に直進して上を目指します。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 右に進めは向こうの鉄塔から始まる苗木の植えられたルートに出ます。
右に進めは向こうの鉄塔から始まる苗木の植えられたルートに出ます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 分岐からが305号線で、次の鉄塔への道になる304号線まではこうしたトラバースルートが続きます。ここは真ん中で路肩の土止めが崩れかけているので、ほんのちょっと上側斜面を横切るようにして抜けると良いです。
分岐からが305号線で、次の鉄塔への道になる304号線まではこうしたトラバースルートが続きます。ここは真ん中で路肩の土止めが崩れかけているので、ほんのちょっと上側斜面を横切るようにして抜けると良いです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 谷間に至り、ジグザグに折れるようにしつつ右奥の径路を進みます。
谷間に至り、ジグザグに折れるようにしつつ右奥の径路を進みます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 二つ目の危険ポイント。ここは径路の上にザレがかぶさっていますが、しっかりシューズのソールの角を食い込ませて歩けば問題ないです。
二つ目の危険ポイント。ここは径路の上にザレがかぶさっていますが、しっかりシューズのソールの角を食い込ませて歩けば問題ないです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 304号線との分岐。一旦鉄塔方面に少し下り、見晴らしの良いところに出てみます。
304号線との分岐。一旦鉄塔方面に少し下り、見晴らしの良いところに出てみます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 鉄塔まで下るとどうかは分かりませんが、ちょっと上から富士山を見ると、大棚ノ頭に隠れて山頂から北側だけが覗き見できました。
鉄塔まで下るとどうかは分かりませんが、ちょっと上から富士山を見ると、大棚ノ頭に隠れて山頂から北側だけが覗き見できました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 Uターンして国境尾根に進み、この「行き止まり×」と書かれた手製道標のところで水ノ木分岐に出ます。バリルートならぬバツルートですが、しっかり道志みちに抜けられる面白い径路です。
Uターンして国境尾根に進み、この「行き止まり×」と書かれた手製道標のところで水ノ木分岐に出ます。バリルートならぬバツルートですが、しっかり道志みちに抜けられる面白い径路です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 結構大変な土嚢階段を登り切って要所小屋ノ頭に出ます。この道標の裏の尾根が西丸・東丸の縦走尾根ですので、そちらに向かいます。
結構大変な土嚢階段を登り切って要所小屋ノ頭に出ます。この道標の裏の尾根が西丸・東丸の縦走尾根ですので、そちらに向かいます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 最初はなだらかなんですが、すぐに勾配がキツくなって、笹の枯れ茎まみれの区間を下ります。
最初はなだらかなんですが、すぐに勾配がキツくなって、笹の枯れ茎まみれの区間を下ります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここで本来の水ノ木分岐からのトラバース路と合流ですが、あちらは分岐からすぐのところで道が崩れていて、大変危険です。要所小屋ノ頭から下るのが一番です。
ここで本来の水ノ木分岐からのトラバース路と合流ですが、あちらは分岐からすぐのところで道が崩れていて、大変危険です。要所小屋ノ頭から下るのが一番です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 西丸の直下で尾根ルートと分かれてトラバース路に入るのが西丸東尾根。途中二つの支尾根分岐をやり過ごして、三つめの尾根を左折して下りますが、マーキングがあるので間違えることはないです。
西丸の直下で尾根ルートと分かれてトラバース路に入るのが西丸東尾根。途中二つの支尾根分岐をやり過ごして、三つめの尾根を左折して下りますが、マーキングがあるので間違えることはないです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 下って行くとまた支尾根がありますが、ここもマーキングがあるので問題ないでしょう。
下って行くとまた支尾根がありますが、ここもマーキングがあるので問題ないでしょう。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 残り1/3ほどで両側にマーキングのある尾根分岐に出ますが、左は昔の地図に書かれた破線ルートで金山沢林道終点より少し先の沢に出るルートです。いつもは右の林道の脇に出るルートで下っていましたが、ここは左に進んでみます。
残り1/3ほどで両側にマーキングのある尾根分岐に出ますが、左は昔の地図に書かれた破線ルートで金山沢林道終点より少し先の沢に出るルートです。いつもは右の林道の脇に出るルートで下っていましたが、ここは左に進んでみます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 これと言って右ルートと変わらずに沢の上に出ましたが、ここも最後の尾根の尻からの下降が一見面倒そうです。しかし、ちょっと左側からなだらかなところを見付けて、踏み跡を凝視すればちゃんと杣道になっているのが分かり、何度か折り返して下れました。
これと言って右ルートと変わらずに沢の上に出ましたが、ここも最後の尾根の尻からの下降が一見面倒そうです。しかし、ちょっと左側からなだらかなところを見付けて、踏み跡を凝視すればちゃんと杣道になっているのが分かり、何度か折り返して下れました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 出てきたところにはこんな具合に手製道標がくくり付けられていましたが、文字は皆飛んでしまっていて読めませんでした。
出てきたところにはこんな具合に手製道標がくくり付けられていましたが、文字は皆飛んでしまっていて読めませんでした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 渡渉して左岸を下りますと、すぐに林道終点になります。
渡渉して左岸を下りますと、すぐに林道終点になります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そのまま林道を歩いていると、ほどなく鳥獣保護看板が見えてきます。先ほどの分岐の右ルートで下ると、この後の斜面をトラバースして下ってくる先の尾根に出ます。
そのまま林道を歩いていると、ほどなく鳥獣保護看板が見えてきます。先ほどの分岐の右ルートで下ると、この後の斜面をトラバースして下ってくる先の尾根に出ます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 しばらく金山沢林道を進むと左に樅ノ木林道分岐が現われます。ここを左折します。
しばらく金山沢林道を進むと左に樅ノ木林道分岐が現われます。ここを左折します。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 樅ノ木林道には二つの尾根の尻を巻く急なコーナーが二つ出てきますが、これが最初の尾根の尻です。ここを登っても国境尾根方面に出られます。
樅ノ木林道には二つの尾根の尻を巻く急なコーナーが二つ出てきますが、これが最初の尾根の尻です。ここを登っても国境尾根方面に出られます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そのまま進んで二つ目の尾根の尻も過ぎるとプリンスの廃バスがあります。ずすさんは初めてなので、ここでしばしの撮影タイム(^∇^)v
そのまま進んで二つ目の尾根の尻も過ぎるとプリンスの廃バスがあります。ずすさんは初めてなので、ここでしばしの撮影タイム(^∇^)v
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 時間は11時を少し回った辺りですが、お腹も減ってきたので、そのまま西沢まで出て川原で食事を取ることにしました。林道が終わっても歩道は続き、難なく川原に合流できます。
時間は11時を少し回った辺りですが、お腹も減ってきたので、そのまま西沢まで出て川原で食事を取ることにしました。林道が終わっても歩道は続き、難なく川原に合流できます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 これがずすさんから借りたKEENのサンダル。しっかりかかとの部分があって、ソールもしっかりしたブロックでしたが、やっぱりサンダルゆえの隙間だらけですから、水には大変弱いです。夏ならいいんですが、真冬の沢の水は地獄なので、渡渉は慎重にならないといけません。
これがずすさんから借りたKEENのサンダル。しっかりかかとの部分があって、ソールもしっかりしたブロックでしたが、やっぱりサンダルゆえの隙間だらけですから、水には大変弱いです。夏ならいいんですが、真冬の沢の水は地獄なので、渡渉は慎重にならないといけません。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 今回も「出前山頂」を持って行きましたが、ずすさんはステーキとダッカルビ・炒め物用の野菜を持ってきてくれたので、ことのほかゴージャスな昼食になりました。山メシは本当に至福のひと時ですね。
今回も「出前山頂」を持って行きましたが、ずすさんはステーキとダッカルビ・炒め物用の野菜を持ってきてくれたので、ことのほかゴージャスな昼食になりました。山メシは本当に至福のひと時ですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 お腹いっぱいになって荷物を整えて後半戦スタート。
お腹いっぱいになって荷物を整えて後半戦スタート。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 樅ノ木林道を戻って金山沢と西沢の中間尾根に取り付くために尾根の尻に向かいます。
樅ノ木林道を戻って金山沢と西沢の中間尾根に取り付くために尾根の尻に向かいます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 この踏み跡と言うか獣道になったところが登りやすかったです。
この踏み跡と言うか獣道になったところが登りやすかったです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 尾根自体は大変歩きやすい穏やかな勾配の坂道ですが、踏み跡はありませんし、マーキングも皆無です。
尾根自体は大変歩きやすい穏やかな勾配の坂道ですが、踏み跡はありませんし、マーキングも皆無です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 すぐにミツマタの群生地がありました。もう蕾が出始めています。この辺りにもミツマタが咲くんですね。
すぐにミツマタの群生地がありました。もう蕾が出始めています。この辺りにもミツマタが咲くんですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 平坦な区間と言うかゆるいコブのようになったところを通過します。地形図では細長くなった等高線の幅広いところです。
平坦な区間と言うかゆるいコブのようになったところを通過します。地形図では細長くなった等高線の幅広いところです。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 先で少し勾配が強まって偽ピークのようになったところを登ると、西側からの尾根と合流しました。画像の左側のところから登ってきました。
先で少し勾配が強まって偽ピークのようになったところを登ると、西側からの尾根と合流しました。画像の左側のところから登ってきました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 登りなのに支尾根のような分岐が現われました。もちろん登りなので右に。
登りなのに支尾根のような分岐が現われました。もちろん登りなので右に。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 また少し登り区間になりますが、そうキツくないところが続きます。
また少し登り区間になりますが、そうキツくないところが続きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 するとここで一旦下りになりますが、左側のところを進みます。
するとここで一旦下りになりますが、左側のところを進みます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 すぐに登りになりますが、ここからはずっと急勾配の区間になります。バリルートらしくなってきました。
すぐに登りになりますが、ここからはずっと急勾配の区間になります。バリルートらしくなってきました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 国土地理院の地図では左右に地滑りマークがある尾根なんですが、ここは左側が地滑りしていて、一部尾根もザレがむき出したところがあって、サンダルではちょっと厳しい登り区間になりました。
国土地理院の地図では左右に地滑りマークがある尾根なんですが、ここは左側が地滑りしていて、一部尾根もザレがむき出したところがあって、サンダルではちょっと厳しい登り区間になりました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 キツい勾配が続きましたが、やっと少し緩んだところに出ました。振り返って見て、左側から登ってきました。ちなみに尾根が細まったところでは、踏み跡がはっきりしていました。
キツい勾配が続きましたが、やっと少し緩んだところに出ました。振り返って見て、左側から登ってきました。ちなみに尾根が細まったところでは、踏み跡がはっきりしていました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 勾配は普通程度になって最後の登り区間になります。ここまでの急勾配では、さすがにサンダルのかかとが下がって脱げそうになることがありましたが、何とか文字通り踏みこたえてくれました。
勾配は普通程度になって最後の登り区間になります。ここまでの急勾配では、さすがにサンダルのかかとが下がって脱げそうになることがありましたが、何とか文字通り踏みこたえてくれました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 そして甲相国境尾根に出ました。地形図では鞍部に出るのかなと思いきや、西沢ノ頭の西の端の下り始めの区間にある土嚢階段の脇に斜めに合流する形になっていました。前半は天国、後半は地獄とまでは言わないまでも、いかにもバリルートと言った感の面白い尾根道でした。
そして甲相国境尾根に出ました。地形図では鞍部に出るのかなと思いきや、西沢ノ頭の西の端の下り始めの区間にある土嚢階段の脇に斜めに合流する形になっていました。前半は天国、後半は地獄とまでは言わないまでも、いかにもバリルートと言った感の面白い尾根道でした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 国境尾根に出てからはすいすいと進みますが、名無し小ピークが結構あるので、地味に疲れます。
国境尾根に出てからはすいすいと進みますが、名無し小ピークが結構あるので、地味に疲れます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 二つ目の名無しピークはなかなかしっかりした姿で手前からは見えるので、石保土山かと錯覚しちゃいます。
二つ目の名無しピークはなかなかしっかりした姿で手前からは見えるので、石保土山かと錯覚しちゃいます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 石保土山には午後2時過ぎに到着。時間的には充分余裕があります。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、国産では最初期のレンズシャッター式一眼レフのトプコンPRIIで、1960年製のモデルです。レンズ固定式なので広角・望遠コンバージョンレンズを前に付けるようになっています。
石保土山には午後2時過ぎに到着。時間的には充分余裕があります。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラは、国産では最初期のレンズシャッター式一眼レフのトプコンPRIIで、1960年製のモデルです。レンズ固定式なので広角・望遠コンバージョンレンズを前に付けるようになっています。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 一休みしてずすさんと記念写真。彼は持久力があってワイルドなルートもガンガン進んでゆく度胸もたっぷりなハイカーですが、おちゃめなところもあります(^∇^)b
一休みしてずすさんと記念写真。彼は持久力があってワイルドなルートもガンガン進んでゆく度胸もたっぷりなハイカーですが、おちゃめなところもあります(^∇^)b
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 要所小屋ノ頭に戻ってきました。帰路では休まず下に向かいます。
要所小屋ノ頭に戻ってきました。帰路では休まず下に向かいます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 水ノ木分岐の裏側の「バツルート」を進み、佐久間東幹線304号線に入ります。
水ノ木分岐の裏側の「バツルート」を進み、佐久間東幹線304号線に入ります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 再び305号線に入ります。こうして見るとなかなかすごいところに道を通したもんですが、良く崩れずに残っていますね。
再び305号線に入ります。こうして見るとなかなかすごいところに道を通したもんですが、良く崩れずに残っていますね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 でもこんなになってるところもあるので要注意なんですけどね。
でもこんなになってるところもあるので要注意なんですけどね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 帰りは306号線に入らず、そのまま鉄塔の方に向かいます。
帰りは306号線に入らず、そのまま鉄塔の方に向かいます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 御正体山がきれいに見えますね。この佐久間東幹線の送電線は、道志みちを越えて道志山塊の手前側を折れて東に向かい、なんと宮ヶ瀬の方に南下して仏果山の尾根の方に進んでいるんですよ。
御正体山がきれいに見えますね。この佐久間東幹線の送電線は、道志みちを越えて道志山塊の手前側を折れて東に向かい、なんと宮ヶ瀬の方に南下して仏果山の尾根の方に進んでいるんですよ。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 鉄塔からは苗木の植えられた尾根道を進みます。
鉄塔からは苗木の植えられた尾根道を進みます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 西の鉄塔が邪魔ですが、富士山が見えますね。朝はあんなに真っ白だったのに、午後は逆光で黒く見えます。
西の鉄塔が邪魔ですが、富士山が見えますね。朝はあんなに真っ白だったのに、午後は逆光で黒く見えます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 意外と苗木のルートは長く続きます。先で尾根と分かれて西側斜面を下るようになっています。
意外と苗木のルートは長く続きます。先で尾根と分かれて西側斜面を下るようになっています。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 その下りはこんな急斜面。土が軟らかめなので、脇の熊笹の茎を掴んでゆっくり下りましたが、さすがにサンダルですから、一度ズリッと尻餅を着いてしまいました。
その下りはこんな急斜面。土が軟らかめなので、脇の熊笹の茎を掴んでゆっくり下りましたが、さすがにサンダルですから、一度ズリッと尻餅を着いてしまいました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 下ったのは水源の森林の公園で、日が当たらないので雪が解けずに残っていますね。
下ったのは水源の森林の公園で、日が当たらないので雪が解けずに残っていますね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 道志みちに出て少し下って電波塔の近くに止めた車に戻ってきました。午後3時15分頃でしたので、丁度良い時間ですね。
道志みちに出て少し下って電波塔の近くに止めた車に戻ってきました。午後3時15分頃でしたので、丁度良い時間ですね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 KEENのサンダルよ、キミはエライ!
KEENのサンダルよ、キミはエライ!
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 これが今回歩いたコースMAP。電波塔からスタートしています。鉄塔管理径路・西丸東尾根・樅ノ木林道・金山沢・西沢中間尾根と魅力いっぱいの道をたっぷり味わえる周回コースになりました。それにしても今回のMVPはKEENのサンダルでした(^∇^)v
これが今回歩いたコースMAP。電波塔からスタートしています。鉄塔管理径路・西丸東尾根・樅ノ木林道・金山沢・西沢中間尾根と魅力いっぱいの道をたっぷり味わえる周回コースになりました。それにしても今回のMVPはKEENのサンダルでした(^∇^)v

活動の装備

  • その他(Other)
    トプコンPR II

メンバー

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