活動データ
タイム
06:40
距離
10.3km
のぼり
1436m
くだり
1427m
活動詳細
すべて見るはっち「3連休どこか行く?」 ユージ「いいですね、どこにします?」 はっち「行きたい山があったら言って!」 ユージ「仙丈ヶ岳を地蔵尾根からは?」 はっち「それいいねぇ!」 ユージ「でしょ?」 はっち「じゃあ鹿島槍に行こう!」 ユージ「・・・・・・」 ということで、鹿島槍ヶ岳に登ることになりました。私としては鹿島槍は初挑戦だし、先月、唐松岳&五竜岳から鹿島槍を見て「登りてぇなぁ」と思っていたので、GOOD CHOICE です。 ちょっと心配だったのは、数日前に積雪があり、その後は鹿島槍まで登った方のレコがないこと。しかも五竜をインスタに載せた方によると「膝上ラッセル」だったと。でも、とりあえず爺ヶ岳までは確実に行けそうなので、その先は現場判断ということにしてGO! 柏原新道入口までは "はっち" 隊長のアルピコ1号(まだノーマルタイヤ)で爆走。山に行くならもうノーマルタイヤはダメですね。凍結する橋梁は "はっち" 隊長の「華麗な」ドリフトでクリアしましたが、『準備に勝る安全はなし』です。 駐車場は午前6時前の時点で空きあり。直近の駐車場が満車でも、橋を渡った先に広い駐車場がありますのでご安心を! 柏原新道はよく整備されていて傾斜も緩やかで危険個所なし。今日の時点では、標高2000m位からはずっと積雪ありでした。でも、雪が新しかったのでノーアイゼンで登れました。ここを登りながら隊長が「できれば午後2時、遅くても3時頃までに下山したいな」と言っていました。私は無言でフンフンと聞きながら、「標準コースタイムが15時間ちょっとだから60%くらいで歩けば午後3時に戻れるなぁ」なんて妄想していましたが、よく考えたら無理!だって今日は冬山装備だし、実際雪モフモフじゃん!しかも、冬に午後3時下山は遅過ぎるよ! 柏原新道を2時間ちょっと登って種池山荘に到着すると、そこからは絶景のオンパレード。どんな絶景かは写真をご覧ください。写真ではよく分からない方は実際にお登りください。 種池山荘から40分ほど登ると爺ヶ岳南峰。そしてさらに15分ほどで中峰。『爺ヶ岳』ってめちゃめちゃ地味な名前だけど、こんなに素晴らしい展望があるなんて知らなかった!鹿島槍に登って爺ヶ岳を見るより、爺ヶ岳に登って鹿島槍を見る方が絶対にいい! ・・・ということで、爺ヶ岳中峰に到着は9時半前。鹿島槍ピストンを無事成し遂げるためには、あと2時間で鹿島槍山頂に着かなければダメ!冬装備の重さに慣れず、最近右膝に違和感のある私は、隊長にリタイヤを告げて引き返すことにしました。隊長は「俺に3時間くれ!」という言葉とともに、アルピコ1号のキーを私に託して、雪の鹿島槍に向かって行ったのです。もしかしたらこれが隊長との最後の会話になっていたかも......。 隊長が無事に戻ってくることを祈りながら、爺ヶ岳の山頂で他の登山者と会話していると、あっという間に隊長が帰還しました。雪が深すぎて進めなかったそうです。とりあえず一安心。一緒に下山することができました。 結果的に予定より早く下山できたので、風呂と飯の豪華オプションを加えてからの帰宅となりました。鹿島槍登頂は果たせませんでしたが、今シーズン初の雪山、そして超素晴らしい大展望を見ることができて、最高の山行でした。後立山の盟主鹿島槍ヶ岳には、また夏にピストンします。 ★山頂でパノラマ写真を撮ったらスマホが冷えすぎてバッテリーゴーンしたので軌跡が飛んでいます。カイロ貼ってあったのに落ちました。ASUS はダメです。
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