活動データ
タイム
12:10
距離
28.3km
のぼり
2402m
くだり
2401m
活動詳細
すべて見る当初は土日でテント泊縦走する予定だったが、 土曜日の朝、車中泊で起きた時点でもう昼前。 いくら高谷池ヒュッテまでが2~3時間の距離とはいえ、リスクを考え自重することにした。 そのため、翌日の日帰り縦走にすることにしたが、 距離も長いので夜明け前から出発することにした。 笹ヶ峰登山口を3時40分に出発。 この山域では水がそのまま飲めないので、3リットル担いで登る。 黒沢橋まではほぼ木道で歩きやすいが、橋を過ぎると急な登りが始まる。 とはいえ、まだまだ元気満々なので休むことなく登っていく。 途中、登山道のど真ん中に立派なナメコが生えていたのはびっくりした。 富士見平を過ぎると景色が開けるが、 晴れの予報に反して、一面ガスっている。 天気の回復を信じ、まずは高谷池ヒュッテに到着。 荷物をデポする専用の場所があってありがたい。 昨日、泊まるはずだったテント場も確認したが、地面は雨でグズグズだった。 次、泊まりに来るときは考慮しなければ。 アタックザックに切り替えて、火打山ピストンに出発。 出発してすぐは、まだガスっていたものの、天狗の庭に着くころにはガスも晴れ快晴に。 火打山の雄大さと、池塘の綺麗さがあわさって素晴らしい景色だ。 あとは稜線に沿って登っていくだけだ。 7時半ごろ、火打山山頂に到着。 これから登る妙高山、度々入山規制がでる新潟焼山、そして日本海が一望できる。 新潟焼山方面に行く人が多いのが意外だった。 後で調べてみると、笹ヶ峰登山口に1周して戻るルートがあるみたい。次来るときの参考にしよう。 先は長いので30分だけ休憩して、妙高山へ向かう。 と、その前に、バッジを買わなければ。 高谷池ヒュッテに寄ってバッジを見ると1個1000円也。 いくら何でも高すぎじゃないかと思ったが、これも値上げの波か、とあきらめて、火打山・妙高山それぞれ購入した。 さて、気を取り直して、まずは妙高山の麓の黒沢池ヒュッテへ向かう。 黒沢池ヒュッテは青いドーム型の小屋が特徴で茶臼山山頂に立つとすぐに認識できた。 なかなか可愛らしい山小屋だ。 だが、山小屋主人は男らしい昔ながらの山男。 ちなみにバッジは9月上旬で売り切れたらしい。 ここでも荷物をデポして妙高山をピストンする。 長助池分岐まではすんなり来れたがここからが問題。 地図を見ても等高線がビッシリ詰まっているし、距離は短いのに1時間半のコースタイム。 つまりはひたすら急登なので、心してかかる。 両手を使って登る岩が多く、一歩一歩がしんどい。 常にゼーハーいいながら、なかなか終わりが見えず足も止まりかけた頃、ようやく山頂付近の神社に到着。 息を整え、安全祈願をして、残り少しの山頂へ向かう。 なんとか12時前に妙高山山頂に到着。 さっきまでいた火打山、そして妙高市の街がよく見える。 実は南峰のほうが高いとのことなので、空身でいってみる。 南峰山頂には妙高大神が祀ってあり、これにも同じく安全祈願。 看板の大きさや、過ごしやすさは北峰のほうがよさそうだ。 ゆっくり休憩すること1時間。 燕温泉へ下山する人が多い中、もと来た道を戻る。 登りは地獄だったが、下りはスイスイ。 大倉乗越への登り返しはあるものの、すんなり黒沢池ヒュッテに到着。 今日は黒沢池ヒュッテに泊まるという男性が飲んでいるビールを恨めしそうに眺めながら、 笹ヶ峰登山口へ向かい、下山開始。 黒沢池ヒュッテ付近の湿原も、天狗の庭に負けず劣らず素晴らしく何度も立ち止まってしまった。 進んでいるのか止まっているのかわからないうちに、朝通った富士見平に到着。 ここからは展望がないので、ひたすら降りるだけだ。 朝は暗くてわからなかったが、思ったよりも急な坂を下り、黒沢橋、木道を通って16時前にゴール。 出来れば12時間以内に降りてきたかったが、山頂で休憩しすぎたようだ。 急な予定変更だったが、天気にも恵まれ、よい山行となった。 次は来るときは新潟焼山かな。
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