活動データ
タイム
35:09
距離
69.1km
のぼり
6066m
くだり
5915m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るようやく気温が下がってきた週末、 紅葉の始まった蔵王連峰を目一杯歩いてきました。 とはいえ写真では紅葉が始まっているのが分かりますが、 歩いているときは笹藪漕ぎに必死でそれどころではなかったのですが…。 往路 さくら交通 KR905 バスタ新宿 24:00 → 山形駅東口 06:00 JR仙山線 山形 07:12 → 面白山高原 07:37 復路 七ヶ宿町 町営バス 七ヶ宿長老線 長老湖東 15:47 → なないろひろば 16:12 七ヶ宿白石線 なないろひろば 16:27 → 白石蔵王駅 17:19 東北新幹線 白石蔵王 17:57 → 大宮 19:23 今週末は東北が天気が良さそうということで東北遠征を計画し、 月山と蔵王の両方が狙える夜行バスでの山形入りを決定。 山形から新庄、バスで肘折温泉に向かい肘折登山口からの月山、 バスで関沢に向かい笹谷峠からの蔵王連峰縦走ショート、 そして面白山からの蔵王連峰縦走ロング、を当日朝に天気に応じて選択する運び。 結局初日は曇り、2・3日目は晴れという予報になったので、 月山は山頂神社が早々に閉まってしまったこと、 また蔵王の紅葉の見頃はもう少し先だが日があまり短くなると 時間が厳しくなることもあり総合的に判断して蔵王連峰縦走ロングに決定。 ・1日目 面白山高原駅→面白山→権現様峠→大東岳→樋の沢避難小屋 仙山線で面白山高原駅に移動し、登山スタート。 4年前に仙山線に乗った際は始発が止まった記憶がありますが、 いつの間にか早朝深夜は通過するようになったようです。 駅から天童公園経由で面白山へ。近場くらいは見えるかなと思っていましたが 生憎とガスの中。さらに中面白山、奥新川峠を経由して権現様峠へ。 ここでガスが晴れる瞬間があったので、大東岳へ。 バリエーションルートですが沢登りのような道が続き 最後は藪漕ぎの中々ハードな道でした。これはもうないかな。 大東岳ではガスが多いながらも近景は見ることが出来ました。 ここから樋の沢避難小屋に下って初日は終わり。 ・2日目 小東峠→二口峠→仙台神室岳→笹谷峠→雁戸山→八方平避難小屋 夜は星が見えたのですが、朝は曇り。小東峠へは最初は平和な道でしたが、 最後は藪漕ぎでした。この後も糸岳まで藪漕ぎ箇所あり。 何も見えそうにないけれど仙台神室岳に寄るかなと向かっているうちに 天気はどんどん回復し、最後雁戸山では快晴となりました。 この山域は山頂付近はなだらかだけれどその前後は急ということが多かったです。 2・3日目は水が入手できない可能性が高かったので、2日分の水を担いで 歩きました。結果的に水は入手できなかったのでそれで正解でした。 ・3日目 名号峰→熊野岳→刈田峠→杉ヶ峰→屏風岳→不忘山→硯石→長老湖 硯石までCT11時間の長丁場なので、3時すぎに出発。 この日は快晴の予報がまさかのガスガスでしたが、熊野岳に登っている間に快晴に。 喜んでいたのも束の間、屏風岳に登っている間に再度ガスが。 後は不忘山までガスに包まれたり晴れたり。 それでも完全に何も見えなくなることはありませんでした。 南蔵王連峰は不忘山が少々険しいもののそれ以外はなだらかで歩きやすい山域で、 CTを大幅に巻くことができました。熊野岳や刈田岳山頂でゆっくりせず 吉池バス停に向かえば1本前のバスに間に合いました。 といっても後の祭り、次のバスまで2時間半以上あったので、 やまびこ大橋や不忘記念公園に寄りつつ長老湖を一周して過ごしました。 長老食堂や自販機を当てにしていたのですが、食堂は閉業のようで自販機も撤去済み。 水は公衆トイレの水道で入手できそうでした。 ちなみに、硯石から蔵王キツネ村に1時間程歩けば15:10発のバスで白石蔵王駅に 向かえましたが、今回は不忘山の眺望が良いという長老湖を優先しました。 蔵王は登山を始める際に初めて登った山。 鳥兜駅から熊野岳を経て刈田岳まで、笹道で道に迷いかけ、 熊野岳のガレ場に面食らい、コマクサ咲く馬の背をお釜を見ながら歩き、 時間ギリギリで刈田岳発のバスに飛び乗り、 高低差500mの行程で翌日筋肉痛になった思い出。 当時からは考えもつかないようなロング行程を歩き通すことが出来ました。 いずれ南蔵王は烏帽子岳、蔵王主峰は瀧山まで歩いてみたいですね。
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