ロゲイニング

せっかく好天と休みが重なりそうなので、今シーズン最長の山行を決意。
県内最高峰ながら一度も登ったことがない屏風岳を目指します。
登りながら日の出を迎えたいと思い早めに到着するもトイレに行きたくなったので一旦麓へ🤢
気持ちと体勢を立て直していざ出発！
無人のゲレンデを1人歩きます。
雪上車道から折れてここからが本番。
天然の雪橋で沢を越えて尾根に出ます。
今シーズンでかなり雪歩きを身につけて、順調に歩みを進められました🚶
そして広がるスノモンワールド
見渡す限りの樹氷原です。
景色に見惚れそうになりますが、意外と樹氷原歩きが辛かった💦
凹凸が多い上、踏み抜き箇所も多く思いの外体力が奪われる。
それでも体力に余裕を持って屏風岳に到着！
ノンアルビール🍺で一杯やったら今度は刈田岳へ⛰️
どこまでも広がる樹氷原を抜けていきます。
道中は晴れ間のシャッターチャンスを逃すまいと何度も足を止めました。
刈田岳では前回見られなかったお釜もバッチリ👌
最高の景色に囲まれながらお昼休憩🍜
下りは前回登った大黒天登山口方面へ
そのままエコーライン沿を降りて行きます。
この冬一番の天候に恵まれ最高の1日となりました。

追記
この時期に雪山登る方は日焼け対策推奨です。
翌朝から顔面がめちゃくちゃヒリヒリしてます。

蔵王連峰（ざおうれんぽう）は、東北地方の中央を南北に連なる奥羽山脈において、宮城県と山形県の両県南部の県境に位置する連峰である。主峰は山形県側に位置する熊野岳（1,841m）。

玄武岩、安山岩の成層火山群の活火山であり、常時観測対象の47火山[1]に含まれる。火口湖の御釜や噴気口が見られ（いずれも宮城県側）、火山の恩恵である温泉が両県の裾野に数多く存在し、スキー場も多く設置されている。両県における主要観光地の1つ。

ここでは蔵王連峰、蔵王連峰に中央分水界を含めた蔵王、及びその周辺について記述する。

蔵王山・雁戸山・不忘山

宮城

山形

屏風岳・刈田岳　スノモンワールド

Ｙ－ＺＯＵ

登山

ライザの駐車場に止めて登ってきました。
前山でかなり疲弊した状態での刈田岳の登り返しが辛かった…。

宮城県側蔵王の刈田岳・前山ピストン

nora

前山&刈田岳BC

やっち

山スキーですみかわスノーパークから前山、杉ヶ峰を経て芝草平へ。
風も無く、穏やかな天候で静かな山を楽しめた。
刈田峠あたりの樹氷はずいぶん痩せていたが、前山から奥のモンスターはまだまだ元気。
当初、杉ヶ峰から澄川へ滑り込もうと考えていたが、穏やかな天気と樹氷があまりにもいい雰囲気だったので、芝草平まで足を延ばし、のんびり行動食を食べて澄川を滑った。

すみかわスノーパークから芝草平・澄川源頭

ヤマッペ


■天候
刈田岳まで曇り＆強風、縦走路は次第に晴れ＆微風

■アクセス
東北自動車道村田IC⇔県道25号⇔県道12号⇔蔵王エコーライン⇔澄川スノーパーク

■駐車場
澄川スノーパークの登山者用駐車場（無料）

■登山ポスト
なし。
YAMAP/Compassで提出。

■ルート状況（2025/3/8時点）
装備：冬靴、スノーシュー、12本アイゼン、ハードシェル、ポール、ピッケル*1、冬用グローブ、スノーショベル。
スノーショベルは使用せず。
ヒデュンクラックに落ちた時、屏風北尾根の渡渉部前後で12本アイゼン使用。それ以外は終始スノーシュー。

〇登り（蔵王古道）
除雪終了点からスノーシューで。藪は埋まっており雪も締まっておりとても歩き易いです。大黒天からは特に風が強いです。避難小屋まで頑張れば刈田神社はすぐ。刈田神社からレストハウス側に降りて南蔵王縦走路起点までは樹氷を眺めながらは適当に歩きました。モフモフで歩き易い。

〇南蔵王縦走路（縦走路起点/前山/杉ヶ峰/芝草平/屏風岳）
屏風岳までノントレース。縦走路は杉ヶ峰までは割と雪が締まっており歩き易い。杉ヶ峰から芝草平、屛風岳への登りはモフモフ。屏風岳周辺は締まっており石楠花・ハイマツの踏み抜きはありませ。登りは前山、杉ヶ峰と屏風岳。最後の屏風岳への登りが長い。

〇降り　屏風北尾根（積雪期限定）
屏風岳から雪庇帯を北へ進み、ろうづめ平への壁の降りを右手にそのまま尾根を降って夏道の澄川の渡渉点までを屏風北尾根としています。雪庇帯で約5m程のヒデュンクラックに落ちました。死んだと思いましたがなんとか脱出。詳細は写真にて。雪庇帯歩きはお気を付けください。右手に後烏帽子岳見ながらろうづめ平への壁の降りを過ぎて尾根を進みます。P1689がありますがこの近辺だけ膝辺りまで沈みます。以降の尾根降りは所によりモフモフで楽しかったです。正し傾斜がそれなりなので登りだと大変そう。船窪からの夏道を過ぎて船窪沢源頭から登った所の夏道を合流し夏道通りに尾根末端の澄川渡渉点を目指します。渡渉点直下は急傾斜の為アイゼン必要。渡渉点は今季は積雪豊富の為、スノーブリッジが出来ていました。前後は所により沢が顔を出している所あり。渡渉後は同じく急傾斜を登り少し歩くと雪上車のルートに合流し澄川のゲレンデに出ます。

■温泉
神の湯 \400

■感想
今冬は南蔵王へ良く通いました。馬ノ神岳ピストン、馬ノ神岳/屏風岳/水引入道周回、前後烏帽子岳/屏風岳/水引入道の二つの屏風岳の周回。しかし芝草平～屏風岳の樹氷群を見る事が出来ていなかったので去年に続き南蔵王縦走を計画。実は2/15にトライしたのだが日の出前の爆風で心が折れて撤退していたのは秘密。という事でリベンジも兼ねています。今年は周回をしたいなと屏風岳から真っすぐ北へ伸びる尾根を歩いて澄川を渡渉にゲレンデに戻って来る予定でスタート。刈田岳までは予報通りでもあったが太陽が直ぐ雲に隠れてしまい風も結構強くまたもや心折れそうになりました。縦走路の起点で考えようとレストハウスから起点に向けて歩いていたらだいぶ風が止んできて目の前に縦走路が見えたのでスイッチ入れて歩き出す。沈み込みは浅く割と快適に進み、前山、杉ヶ峰と歩いていくうちにみるみる天気が回復。芝草平に着くころには快晴になり大当たり！歩いて来た甲斐がありました。芝草平の樹氷群から眺める屏風岳だ本当に素晴らしい。今年もこの絶景を観る事が出来て良かった！芝草平～屏風岳の登りはもふもふで振り返りながら何度も絶景を目に焼き付ける。登り切って雪庇帯の樹氷よりを歩きながら今冬3回目の屏風岳へ。南屛風岳、馬ノ神岳、水引入道、後烏帽子岳等の今冬歩いた南蔵王の各ピークが見渡せました。今年も積雪期の縦走を歩けて満足していたのも束の間、突然視界が白くなり体がふっと軽くなり、ヒデュンクラックに落ちました。一瞬で体は止まりましたが薄い雪壁を2,3枚突き破りながら下に向かって落ちたので、あ～、このまま屏風の壁を下まで落ちて死んじゃうんだ…、と思う位長く感じました。体が止まって周囲を確認すると、植生が壁側から真横に出ていて足元は雪、という事は雪が無かったら体が宙に浮いている状態か？と想像したらめちゃくちゃ恐怖でした。進行方向には更に深いクラックが見えていたので動いたら下に落ちていくんじゃないかと。とりあえず冷静になって出る策を考える。スノーシューとザックを外し、ツボ足で登ろうとしたら両側の壁はかなり硬い氷で蹴り込んでも効かない。アイゼンに換装し両足を雪壁に効かせながらステミングで少し登ってみる。幅が狭いのであまり踏ん張れないが少し登れたのでスノーシューやストックなどを落ち口の上に放り投げザックを背負いなおしピッケルも使いながらなんとかクラックから脱出。雪まみれになりながら無事出られた事にホッとする。そしてボルダイングやってて良かった！としみじみ。上に出て見直すと確かにクラックっぽい割れ目が走っている。ちゃんと注意深く見ながら歩かないとダメだなと反省。以降は雪庇帯はなるべく避け植生の方を歩くようにしながら屏風北尾根へ。1月に登ったろうづめ平からの屏風の壁を眺めながらこちらも見事な屏風北尾根の雪庇を眺めながら歩く。何故かP1689周辺が踏み吹き地帯で少しだけ難儀したがそれ以外はとても快適で歩き易い尾根でした。ただ登りで使うなら急登なので体力必要そう。夏道の船窪からの登りのルートとクロスし尾根を降り続け、船窪源頭からの登りの夏道と同じルートで尾根末端まで進むとやがて眼下に澄川と正面に渡渉後の急登部が見えてくる。渡渉は状態が分からず計画時懸案でいたが今冬が雪が多くしっかりスノーブリッジが出来ていました。所により川が口を開けている箇所があるがブリッジは幅が広く安定していました。その後は急登を膝ラッセルしながら登り急登を抜けて少し歩くと雪上車道に出てあとはダラダラと歩いて登山口まで歩いて周回を完歩。トラブルはありましたが今冬も南蔵王縦走路を冬季に歩けて、芝草平の樹氷群から絶景の屏風岳を眺める事が出来て、初めての積雪期屏風北尾根を歩けて良かった！ありがとうございます。


南蔵王縦走 刈田岳/屏風岳（澄川から周回）樹氷とヒドゥンクラックと屏風北尾根

ao_hachi

前山BC

📍はじめに
昨年、写真家のFさんが「屏風岳」で撮った「樹氷のあるきれいな風景🥰」の写真を見せてもらい、気になっていた厳冬期の「屏風岳」。友人のS君が、屏風岳の雪庇が凄いことになっている写真をアップしていて、ますます気になってしまった「屏風岳」🤔。週末は天候が良い方に好天する🎉。厳冬期の「屏風岳」に行っている方（たけーさんとか🙆）もいるので、それなら、僕もスタート🚙💨。ちょうど、🌒新月の時期に近く、SCWの予報では夜明け前に雲が切れるので、ワンチャンス星を観れるか？（実は、windyは曇りを予想😅、ちよっと不安🤔を抱えつつ）。

📍宮城県の最高峰
蔵王連峰にある屏風岳（びょうぶだけ）の標高は1,825m。﻿灌木があって、樹氷（モンスター）が見れる。ミニモンね😁

📍駐車場🅿️
宮城側（澄川スノーパーク）から行くか、山形側（ライザワールド）から行くか、試案しましたが、２週間前は「ライザワールド」を利用したので、コスパも含め、宮城側（澄川スノーパーク）から出発。登山者用の駐車場（ヤマズキ看板前）があり、ありがたい。

📍足回り🥾
スノーシューで登ります。念のため、アイゼンを持参しましたが、使用せず。念のためピッケルも持参しましたが、使用せず。ストックでOKでした。ヘッデンを全開でスタート。

📍ルート＆トレース
「屏風岳までノートレース」と言いたい所ですが、昨日積もった雪は浅く、「あとみゲレンデ」の上からエコーラインまでは、何となくトレースの痕跡が見える。先人を切りましたが、吹き溜まりさえ慎重に道を選べば、大丈夫でした。さらに、エコーラインは雪上車が均した痕で、普通に歩けます。困ったのは、「蔵王ハイライン」の分岐から先は、ほぼ「ノートレース」に近い。スキーの跡が微かに見える場所もあった。地図上で「なおじいさん」の軌跡を参考に、させていただきました🙇。「前山」も「杉ケ峰」もトラバースして、「芝草平」をかすめて、「屏風岳」に直行します（冬季限定コース）😊。ただし、「前山」も「杉ケ峰」も東側の斜面は雪が吹き溜まりの感じでふわふわでした😳。スキーと違って、スノーシューの「セルフ・ラッセル（ぼっち・らっせる）」はしんどいでかったです😂。今回、MSRのスノーシューの後部に拡張パーツを付けて、浮力を上げて臨んだのですが、吹き溜まりでは、一歩踏み出す度に足先がズブズブ埋まり😱、日頃の鍛錬の足りないおっさんには、心が折れそうな試練でした😭。

📍樹氷☃️
標高を上げるに従い、木々の樹氷が成長していきます。でもね、「屏風岳」全体が超強大な樹氷の塊みたいなものですよ（モンスター・マスターかな？）。今までとは、樹氷に対する価値観が変わった感じです。

📍刈田峠の避難小屋すずめの戸締まり（モドキ）
「すずめの戸締まり」をしようと思いましたが、山小屋の（夏用も、冬用も）入口が完全に雪に閉ざされています。利用する方は、スコップ🥄の持参をお勧めします😁。

📍星空❄️
ラッセルに時間を取られ、目的地に行く前に、天文薄明を迎え、時間切れ😭
朝日（ご来光）もお預け😭。

📍ランドスケープ
日が出ると、風もなく、天候に恵まて、澄んだ空気で遠く山まで見通せましたよ😁。よく見ると、安達太良山が見えて、その手前に箕輪山があって、その前の崩れ具合が半端ないんですね。今回、はっきり確認（納得）できました😁。

📍下山
帰りたく無い気持ちもありましたが、今回は日が沈む前に、駐車場に戻ってきましたよ😅。
途中、雪上車とすれ違いますが、山道なので山側に避けるべきか、夏は道路なので右側（谷側）に避けるべきか？などと、考えてしまいました🤔。

📍最高🏔️
宮城県最高峰の屏風岳だから、樹氷の位置（高さ）は最高。樹氷の出来栄えも最高。疲れのピークも最高（ヘロヘロ）でした。

📍ナイトハイク用の装備（2025，積雪期バージョン）
・超高輝度LEDヘッドライト（２式）
　（リチウムイオン電池18650×予備を含め計6本＝最大48H点灯可能。
・ダウンジャケット（２式＝撮影中の耐寒用）
・ウィンドブレーカー等（２式＝登山用）
・カッパ（上下＝耐風用）
・エマージェンシーセット（薬他、１式）
・BTスピーカー（撮影時のクマ除け？気晴らし用かな？）
・クマ除けスプレー（中、念のため）
・ヘルメット＋ゴーグル（安全対策）
・発煙筒など（非常用）
・ラジオ（非常用）
・ココヘリ（充電を忘れない）😊
・カメラ（予備電池多数）＋トラベル三脚😊
　〔レンズは厳選したけど、計4kg超〕
・タイベックシート😊
・折りたたみスコップ😊
・ピッケル😊

📍余談
今回、出発前にザック（60L）を持ち上げたら、鈍い音がして、ザックのショルダーハーネスの根元が取れかかってしまいました。応急修理して登って着ましたが、２０年以上使っていて、先日も山で、「そろそろ替え時では？」的なことを言われてしまった。今のザックだと、冬用のシュラフは入っても、テントまでは入らないし（テントが大き過ぎるため）、次は、もっと大きいザックが良いかな。ブービーさんは75Lって言ってたな。

📍補足①
屏風岳の山頂の雪庇にはご注意ください
📍補足②
パノラマ写真を載せてますが、もしかするとスマホでは実用的には見れないかも🤔　パソコンで見ると、スクロールして楽しめます。
📍追加
星座と名前を追加しました。「蔵王」という文字も加えました。

では。

＝追記＝
後日、写真を追加しました。
①屏風岳を宮城県側から撮影した「雪庇」。
　→これヤバくないですか😱
②コンポジットパノラマを１２枚
　→樹氷原の広さを伝えるには、パノラマかな。コンポジットしてます。

以上。


宮城県最高峰の「屏風岳（南蔵王）」の樹氷だから、最高かな🎉

パパはTony

スキー

スミカワのゲレンデトップからのスタート。ゲレンデは前日爆風クローズしていたため、バフバフ…。後ろ髪を引かれながら山へ向かいます。

とにかく終日深さ30cm程度のラッセルをスキー装着の2人で交代しながら歩く。スノーシュー（スノボ）はかなり沈んでしまうとのこと。

井戸沢上部は雪庇から崩落したデブリがエコーラインまで崩れていたようで、危険な雰囲気。

少し落としてトラバース気味に前山方面へ。ハイライン入り口手前から入っていきますが、その頃には徐々に風が強くなり、尾根の山形側は相当風に吹かれており、樹氷の根本が1m程度掘れてるので、細かいアップダウンを繰り返す。ここは東側（宮城側）を歩いた方が歩きやすかったかもしれない。

前山山頂で2人組のスキー登山者と会うが、この日山で会ったのはこの方だけだった。

前山直下は思ったより重雪で視界も悪く難儀しつつ、トラバース気味に移動してさらにハーフパイプ形状の谷を末端まで降下。この2か所が今回の滑走ポイント。滑りはほぼここまでで、ハイライン入口へ向けて登り返し。

雪原のど真ん中で先ほどの登山者と偶然クロスし、結局彼らも後をついてきた。

どういうわけか、中央ツアーコースで山よりルートをとってしまい、スミカワのリフトトップに下山。もう少しあとみゲレンデ上部側に出てたら苦労しないで済んだはず。

リフトの停まったゲレンデを流して下山。ほぼ休憩なし、昼食なしで、ほぼ歩きっぱなしでした（笑）

それでも、エコーラインに復帰した時に夕陽に照らされた前山と樹氷原はとても美しかったです。

個人的にはアクシデントがあり、最後の登り返してシールのトップ側の金具が壊れてしまって、ガムテープ補修したものの、あと1mでシールごと外れてしまった。ぎりぎり登れたが、道具やシールなどの装備は常に万全で行きたいですね。

刈田峠避難小屋

このランドマークを通る活動日記

屏風岳・刈田岳　スノモンワールド

宮城県側蔵王の刈田岳・前山ピストン

前山&刈田岳BC

すみかわスノーパークから芝草平・澄川源頭

南蔵王縦走刈田岳/屏風岳（澄川から周回）樹氷とヒドゥンクラックと屏風北尾根

前山BC

宮城県最高峰の「屏風岳（南蔵王）」の樹氷だから、最高かな🎉

蔵王前山爆風深雪テレマークBC

このランドマーク付近の写真