活動データ
タイム
04:01
距離
7.2km
のぼり
764m
くだり
763m
活動詳細
すべて見る2023年、春鈴鹿もいよいよ開幕です!*\(^o^)/* 開幕第1山は以前から決めていたんです。最近はレポもたくさん上がっている、さしずめ"流行"の入道ヶ岳!フォロワーさんもこぞって入道ヶ岳に向かっているようです。入道ヶ岳を登るのはなんと7年ぶり! 鈴鹿という山域は花が豊富な山が多いですし、珍しい貴重な花もたくさん咲く。みなさんそれぞれに目的を持って山に入られているようですが、今回私が入道ヶ岳を選んだ理由、目的はただ一つ!それは…ミノコバイモ! ミノコバイモはユリ科の花で、環境省のレッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類。とっても貴重な花。鈴鹿では藤原岳が有名だし、竜ヶ岳なんかでも咲くようですが、入道ヶ岳でも咲くんですね。 この花はなかなか縁の無かった花で、これまでも何度か探しに行ったんですが全て空振り(ー ー;)今回は開花場所もかなり絞れたし、数日前の開花情報も入手していたので、もう今回ダメなら一生ダメ、くらいの気持ちで入道ヶ岳に向かうことにします。気持ちだけは決勝戦に挑む侍JAPANと同じですよ!←言い過ぎ(^_^;) 6:20に椿大神社第3駐車場に到着。第3駐車場は登山者用の駐車場。第1、第2駐車場は参拝者用なので、必ず第3駐車場を利用するようにしてください。 すでに5〜6台の車が入っています。さすが人気の山です(^^) 6:35に出発。朝のうちは少し青空も見えていたんですが、午後からは雨予報。曇天だと開かない花もあるかもしれませんが、今日の目的はただ一つ、ミノコバイモのみ!問題ありません。 まずは椿大神社で安全祈願。加えて、どうかミノコバイモに会えますように、とお願いしました。 今回は上りに井戸谷ルートを利用します。 7年前は北尾根ルートを利用しました。この時はアセビが目的だったんです。入道ヶ岳は山頂付近がアセビの大群生地なんですね。このアセビの群落は県の天然記念物にも指定されています。最盛期には山頂が白く染まるほどたくさんのアセビが咲くんです。 https://yamap.com/activities/302188 アセビが目的なら北尾根ルートが最適です。展望もいいですし、アセビのトンネルを抜けて行くような場所もある。 でも春の花目的なら井戸谷ルート一択でしょう!沢沿いは水が豊富で多様な花がたくさん咲きますから。 堰堤の上部を渡り、石ゴロゴロの坂道を登り、さらに涸沢を渡り返して山に入る。 取り付きからしっかりとした斜面を登りますねー!さすが鈴鹿です。キツいけどワクワクする(^^) 沢が近づくといよいよ花が見られるようになってきました*\(^o^)/* ヤマネコノメソウにミヤマハコベはたくさん咲いている。ニッコウネコノメソウは少しだけ。ヤマルリソウも多い。エンゴサクもチラホラ。 ガレた沢を遡るとシロバナネコノメソウの群生地!めちゃくそカワイイがな!(≧∀≦)基本ネコノメソウの仲間は好きなんですよ。ネコノメソウもヤマネコノメソウもたくさん固まって咲くとキレイでしょう?ヨゴレネコノメだってカワイイ?と言えばカワイイし??ハナネコノメは文句なしにカワイイ(^-^)コガネネコノメは見たことないけど、きっとカワイイに違いない! いよいよミノコバイモの開花場所に到着。あらゆる斜面をくまなく探す…ない…ない…ないな…(~_~;)…と思ったら!思いの外分かりやすい所で、とうとうミノコバイモ発見!*\(^o^)/*思わず「あった!」と声が出る。 たった一輪…たった一輪ですけどキレイに咲いたミノコバイモを見つけました。 毎年この場所を訪れていてピンポイントで開花場所を熟知している方なら、たくさん咲いている場所をご存知でしょうし、実際数輪固まって咲いている画像も確認していました。 しかし私ごときが見つけられるのは一輪が精一杯。でもね…いいんです、一輪で。この一輪に出会うため何年かかったか。感慨無量です。ヨカッタ(^^) 目的達成!もう満足(^^)あとはしっかりとこの山を歩くだけ! 沢を離れ花ゾーンを抜けたあとは、これぞ鈴鹿と言うべき厳しい斜面が続く。山頂直下の開けた長い上り坂は、焼岳を思い出しましたね。雰囲気がよく似ている。振り返ると人が登って来るのが見えるのも、よく似た風景でした(^^) 長い上り坂を登り詰めると、展望も開けます。いよいよ山頂はすぐそこ。アセビの小径で山頂を目指す。 山頂付近のアセビは咲き始めですね。咲いてない木も多いですし、咲いていてもまだ花は小さいです。 開けた草原に出ると山頂の鳥居が見えました!7年前とは違う新しい鳥居です。 出発してからおよそ2時間15分、8:50入道ヶ岳山頂に到着です!*\(^o^)/* 雲は低いですが展望はそれほど悪くはありません。これぞ鈴鹿!という景色ですね。鈴鹿市の街並みとその向こうに伊勢湾!まるで空を飛びながら俯瞰で眺めているような風景です。素晴らしい!(^-^) 山頂は若干風があって寒い。7年前と同じようにアセビの木を風除けにしながら休憩。いやー、久しぶりに来たけど入道ヶ岳はやっぱりいい! 25分の休憩のあと下山開始。下りは二本松尾根ルートを利用します。これは前回と一緒。 二本松尾根ルートは、たぶん私の下りの歩行スタイルと相性がいいんだと思うんです。とにかくめちゃくちゃ下りやすい。ほぼほぼ駆け下りてます。楽しくて止まれません!(^^) 山頂から標高700m辺りまではアセビの群生地です。少し標高が下がるとアセビの花も立派になってきました。満開はスゴいことになりますよ! 一気に駆け下りて山頂から登山口までおよそ55分。椿大神社に下山報告をしようと思ったら…スゴい人、人、人! 山も人気なら神社も人気だわ。少し離れた遠くから感謝のお参りをして駐車場へと戻ります。 10:35、無事に駐車場まで戻って来ました(^-^)戻ってビックリ、ほぼ満車!(@_@)第2駐車場にはまだ少し空きがあった…ということは第3駐車場の車はほぼ全てが登山者の車ということになります。何十台あるんや!? というわけで、今日のアフターは鈴鹿スマートインターPA。椿大神社からめちゃくちゃ近いんですよ。ほんの数分。 昔のトイレと自販機しかないPAではなく、むしろSAを凌駕するような充実した設備のPAです。 ここは2度目の利用。もうこのPAが近いと思っただけで、口が餃子です!よし、津餃子を食べるぞ! 津餃子とは津市の学校給食メニューが発祥の津市ご当地グルメ。子供たちに栄養バランスのとれた餃子をたくさん食べさせてあげたいが、作る作業に手間がかかる。そこで考え出されたのが、大きさ15cmの巨大揚げ餃子!包む手間が1回で済みますからね(^^) これをご当地グルメとして復活させたのが津餃子です。 フードコートもかなり賑わっています。松阪牛ラーメンと津餃子のセットを注文。 松阪牛ラーメンは松阪牛がたっぷりと入ったラーメン。もちろん分厚いステーキ肉などではなく、おそらく端肉なんでしょうが、それでも松阪牛には違いありません。とっても美味しい。 そして津餃子を箸で…ん、重い!落とさないように掴み上げ、大口開けてかぶりつく!溢れ出す肉汁。美味い!*\(^o^)/* 口いっぱいに餃子を頬張る…この何かいけないことをしているような背徳感がまたたまらんのですよ(^_^;) よしよし、今日は満足☆ さて7年ぶりの入道ヶ岳は…なんか山の良さが増したように感じました。おそらくこれは自身の成長の証なんじゃないかと… 7年前と言えば本格的にソロで歩き始めて3年目。まだまだ手探りしながら山を歩いていた時期。あれからたくさんの山に登って、いろんな経験を積んで、山に対する感じ方、感覚が変わって来たんでしょうね。 山も優しく迎え入れてくれたし、キツい急登だってひたすら楽しいだけでした。ようやく、ようやくミノコバイモにも会えたし、大満足です。 去年の秋からほんの数ヶ月しか経っていませんが、やっぱり鈴鹿は"帰る"場所です。私に山の本当の面白さを教えてくれたのは紛れもなく鈴鹿の山々ですから。 さあ、次はどの山に登ろうか!春もせっせと鈴鹿通いです! それてはいつもの一言。 「鈴鹿の山にハズレなし!」 入道ヶ岳はいい山。←当たり前(^-^)
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