活動データ
タイム
09:00
距離
10.2km
のぼり
1311m
くだり
1333m
活動詳細
すべて見る登山を始めて2年以上、少しずつ行動範囲も広がり、これまで沢山の山々に登る事が出来た。 今回はいつかは登りたいと思っていた大崩山を冬が来る前に覚悟を決めて登ってきた。 コースタイムは約8時間。休憩時間も含めれば長時間の登山になる事は必至。 九州の山の中で一般ルートに限定した場合、最高難易度の山だと思われる。 登った感想はきつい、怖い、絶景、楽しい、きつい、やばい、やばい。 ■1日目 祝子川キャンプ場で車中泊。料金は520円。コテージもあるが別料金。 朝の撤収に時間を取られたくなかったので、テントは持ってこなかった。 ミニコンロと炭は持ってきたのでBBQを楽しんで明日に備える。 ■2日目 祝子川キャンプ場から大崩山登山口までは車で20分ほど。 駐車場はないので路肩に停めて登山開始。 祝子川の渓谷美に始まり、ダキと呼ばれる岩壁からの絶景に圧倒。 山頂付近には深い原生林が広がり、九州最後の秘境と言われるだけはある。 危険な箇所が何箇所あるのかわからないほどの緊張感の中、無事下山する事が出来た。 7時スタートの16時下山は全然余裕がなかったので少なくとも6時スタートにするべきだった。 下山したあと大崩山登山口と祝子川キャンプ場の間にある祝子川温泉へ。 露天風呂もあり、とても綺麗な景色をみながらゆっくりできた。料金520円。 一息ついたあと、近くの道の駅で車中泊。 ■3日目 南阿蘇をドライブしながら観光。 白川水源の湧き水。ケニーロードから阿蘇五岳の眺め。 あそ望の郷くぎので赤牛を食べてから南阿蘇パノラマラインを爽快ドライブ。 草千里ヶ浜で秋色の阿蘇の草原は風が冷たく冬が近い事を思い知る。 寒い時でもアイスを食べ、馬刺しを食べ、最後に大観峰へ。 外輪山に囲まれた阿蘇五岳の大自然のエネルギーを感じて帰路についた。 ■ワク塚ルート上り 袖ダキ展望所から30分?ほど登ったところでルートロスした。 急登を登り続けると岩場があり、その先にロープも取り付けてあるのでルートは存在するようだ。 YAMAPのルートからは明らかに外れていたので、一旦戻って復帰した。 あとで中ワク塚か上ワク塚へのルートだとわかった。もったいないけど体力温存にはなったかな。 ■坊主尾根ルート下り 大崩山と言えば象岩のトラバースが一番有名だと思われる。 斜度がかなりきつく、滑り台のようになっているため雨や凍結した場合はかなり危険度が高い。 中央あたりから滑り落ちるとおそらく助からないだろう。 このあとそれがただの序章だと言うことに気付かされるのだが。 何回出てくるかわからないハシゴは2個を繋げた物だったり、途中からロープを繋げて垂らしただけの物も。 ここまでハシゴを運んで整備された方々には頭が下がる思いだけど、ぐらつくハシゴや頼りないロープは恐怖でしかなかった。 なかなかしびれる体験で長くきつい山行になったけど、終わってみれば大崩山は雄大で険しく、とても美しい山だったと言える。 しばらくはもういいかなという感じだけど、いつかまた登りたくなる山なのかもしれない。
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