活動データ
タイム
22:18
距離
37.4km
のぼり
2276m
くだり
2274m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るタイトルは大げさですが、私と息子たちの山の活動はまだまだ続きます。最終回というわけではないです。(出典はご存知昭和のSFアニメです)。 小学3年生の息子が富士山に登りたいと言い出し、それをきっかけに登山を再開して5年が経ちました。 時には2歳年下の弟も一緒に、親子登山を通して子供たちに自然の中での活動を体験させるとともに、父親の私自身にとっても大切なものを思い出させてくれた貴重な時間でした。 途中からYAMAPを利用させていただき、GPSアプリという文明の利器の便利さに驚くとともに、山を愛する様々な方々の活動の様子やたくさんの山への思いに触れることができて、世界が広がりました。 これまで一緒に山に登ってきた長男ももう中学2年生。部活動や友達付き合いなど、親を離れて自分の世界を構築する年齢です。むしろ、よく今まで普通の中学生が経験しないような親の趣味の活動に付き合ってくれたと思います。 来年は受験生ということもあり、互いの時間が合わない中で「親子で登山」という活動もそろそろ卒業の時期なのでは、という予感を感じつつあります。 これからも一緒に山に登ることはあると思いますが、そのときには「親と子」ではなく対等な「バディ」として登れるようになれるのが理想ですね。(その前に登山靴の靴紐くらいは自分で結べるようになってくれぃ)。 登山から離れて別な活動に夢中になるのならそれもまたよし。応援したいです。 今回の山は個人的に30年越しの憧れの山だった奥穂高岳です。 学生時代、ワンゲルに入って初めての夏。最初に行った長期合宿が北アルプスでした。 中房温泉から燕岳に登り、表銀座、槍、西鎌尾根、笠ヶ岳を経由して新穂高温泉に下山する、今思えばとても贅沢な約一週間の長期縦走。その間ずっと見えていたのが巨大な穂高岳の山容でした。 多くの本や歌にも登場するロマンあふれるその山にいつか登ってみたいと思いつつも、なかなか登頂を果たせないままワンゲルを引退し、時が経ってしまいました。 その憧れの山に、もう十分登山経験をつんだ長男とともに、親子登山の締めくくりとして登ることができたらとずっと思っていました。その夢がようやく実現しました。
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