活動データ
タイム
13:49
距離
17.8km
のぼり
2060m
くだり
1455m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るえーと、白馬岳に行ってきました。 猿倉をスタートして、白馬頂上宿舎でテン泊、翌日は白馬大池に向かい、栂池でゴールという今回のルートは、かれこれ数年前に計画してたのに、なんやかんやと機会に恵まれずに延び延びになっていたものです。 今回だってアタシの住んでいるエリアには緊急事態宣言が出ていますので、かなり気が引けましたが…。 新宿からさわやか信州号の深夜便で白馬に向かいます。 バスを予約した際には隣の席は埋まっていませんでしたが、乗り込んでみるとお隣に人がいました。しかし、出発直前にバスのスタッフに「ソーシャルディスタンズなので」と、隣に人がいない席への移動を求められました。「これは僥倖」と指定された席に移動したところ、トイレの脇で、しかもオットマンがない席でした(-_-) 翌朝八方バスターミナルで猿倉行きのバスに乗り換え。 チケットは乗る前にインフォメーションセンターで購入できました。 猿倉山荘からスタートです。 しばらく車道のような林道やよく整備されたトレイルを進み、1時間ほどで白馬尻に到着。小屋は休業中で建物もナシ。水場もどうなっていたのか不明。 で、いよいよ大雪渓に挑みます。 事前にWEBで情報収集して、足下はチェーンスパイクにしました。 大雪渓は思ったいとおり、見上げるような急勾配でした(||゚Д゚) これくらいの勾配だと、ふつーはスイッチバックで道を付けて勾配をゆるくすると思われますが…それが上に向かって真っ直ぐですからねぇ。シンドイわけですわ。 大雪渓に入った頃には天候は曇りで、雪もドロまみれでキレイとはいえず、あんまりいい光景ではありませんでしたね。 ですが、青空が見えるようになると、光の反射のためかドロが目立たなくなり、空の青さと雪の白さのコントラストに、これぞ「夏の大雪渓!」という見栄えになりましたね。 とまぁ、ペースはまったくもってスローでしたが、なんとか70分ほどで大雪渓はクリア。 コレでひとまず山場は過ぎた…と思ったら大違いで、この先がまぁ大変でした。 葱平という場所を登り込んで行くのですが、これがまたも急登! しかもガレてるときては、へたれハイカーのアタシはあっという間に息も絶え絶えです。 なお、私の訪れたつい数日前に秋道となり、小雪渓のトラバースはなくなってました。 しかし現地ではそんなことは全く気が付くことなく、連続する急勾配の上りに打ちのめされて、這々の体で白馬頂上宿舎に到着した次第。 テントを張ったのちは、アタックザックを背負って杓子岳方面に向かいます。 できれば白馬鑓ヶ岳まで行きたいところでしたが、時刻はもう13時過ぎなので難しいかなぁ…などと思いきや、テン場を出てしばらく進んだところで雷雨に見舞われました(||゚Д゚)ヒィィィ 慌ててテン場に戻って、雷雨をしのいだのですが…雨がやむ頃には白馬鑓どころか杓子岳に行ってくるのも無理な時間となり、泣く泣く白馬三山走破は諦めました。今回のメインミッションだったのに(T_T) 翌日、テン場を出た際には周囲は霧でした。 しかし、急傾斜に苦戦しつつ白馬岳に登ったところで霧は晴れ、気持ちいい眺望が広がっていました(まだちょっと雲がありましたが)。 その先は栂池までの縦走です。 危険箇所もなく、北アルプスにしては穏やかな部類のルートなんでしょうけど、テン泊装備のおかげでへたれハイカーのアタイにはやっぱりキツかった。 とくにシンドカッタのが 白馬大池から乗鞍岳を経て、天狗原に下る道。 デッカい岩ゴロゴロと転がるゴーロ帯で、へたれハイカーのアタイはすっかりヘロンヘロンになりましたね( ̄。 ̄;) それでも、なんとか無事に栂池に到着。 栂池ヒュッテのベンチでひとり生ビールで乾杯した次第です。 なお、帰路は栂池高原のバス停から長野行きの特急バスに乗り、長野駅から新幹線で帰宅しました。 昨年は北アルプスへの山行は自粛いたしました。 そして今回も行くかどうかさんざん迷いました。 山は逃げないんだし、北アルプスじゃなくても素晴らしい山はたくさんある、と自分に言い聞かせてもいました。 しかし、来てみてやっぱりヨカッタ。 北アルプスは別格だなぁ…とつくづく思ったものでした。 遅筆につき詳細レポートはいずれブログにて。 http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/
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