【後立山テン泊ヘロヘロ縦走】猿倉~大雪渓~白馬岳~栂池

2021.08.01(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間
休憩時間
2 時間 40
距離
7.3 km
のぼり / くだり
1601 / 121 m
DAY 2
合計時間
5 時間 49
休憩時間
42
距離
10.4 km
のぼり / くだり
458 / 1331 m

活動詳細

すべて見る

えーと、白馬岳に行ってきました。 猿倉をスタートして、白馬頂上宿舎でテン泊、翌日は白馬大池に向かい、栂池でゴールという今回のルートは、かれこれ数年前に計画してたのに、なんやかんやと機会に恵まれずに延び延びになっていたものです。 今回だってアタシの住んでいるエリアには緊急事態宣言が出ていますので、かなり気が引けましたが…。 新宿からさわやか信州号の深夜便で白馬に向かいます。 バスを予約した際には隣の席は埋まっていませんでしたが、乗り込んでみるとお隣に人がいました。しかし、出発直前にバスのスタッフに「ソーシャルディスタンズなので」と、隣に人がいない席への移動を求められました。「これは僥倖」と指定された席に移動したところ、トイレの脇で、しかもオットマンがない席でした(-_-) 翌朝八方バスターミナルで猿倉行きのバスに乗り換え。 チケットは乗る前にインフォメーションセンターで購入できました。 猿倉山荘からスタートです。 しばらく車道のような林道やよく整備されたトレイルを進み、1時間ほどで白馬尻に到着。小屋は休業中で建物もナシ。水場もどうなっていたのか不明。 で、いよいよ大雪渓に挑みます。 事前にWEBで情報収集して、足下はチェーンスパイクにしました。 大雪渓は思ったいとおり、見上げるような急勾配でした(||゚Д゚) これくらいの勾配だと、ふつーはスイッチバックで道を付けて勾配をゆるくすると思われますが…それが上に向かって真っ直ぐですからねぇ。シンドイわけですわ。 大雪渓に入った頃には天候は曇りで、雪もドロまみれでキレイとはいえず、あんまりいい光景ではありませんでしたね。 ですが、青空が見えるようになると、光の反射のためかドロが目立たなくなり、空の青さと雪の白さのコントラストに、これぞ「夏の大雪渓!」という見栄えになりましたね。 とまぁ、ペースはまったくもってスローでしたが、なんとか70分ほどで大雪渓はクリア。 コレでひとまず山場は過ぎた…と思ったら大違いで、この先がまぁ大変でした。 葱平という場所を登り込んで行くのですが、これがまたも急登! しかもガレてるときては、へたれハイカーのアタシはあっという間に息も絶え絶えです。 なお、私の訪れたつい数日前に秋道となり、小雪渓のトラバースはなくなってました。 しかし現地ではそんなことは全く気が付くことなく、連続する急勾配の上りに打ちのめされて、這々の体で白馬頂上宿舎に到着した次第。 テントを張ったのちは、アタックザックを背負って杓子岳方面に向かいます。 できれば白馬鑓ヶ岳まで行きたいところでしたが、時刻はもう13時過ぎなので難しいかなぁ…などと思いきや、テン場を出てしばらく進んだところで雷雨に見舞われました(||゚Д゚)ヒィィィ 慌ててテン場に戻って、雷雨をしのいだのですが…雨がやむ頃には白馬鑓どころか杓子岳に行ってくるのも無理な時間となり、泣く泣く白馬三山走破は諦めました。今回のメインミッションだったのに(T_T) 翌日、テン場を出た際には周囲は霧でした。 しかし、急傾斜に苦戦しつつ白馬岳に登ったところで霧は晴れ、気持ちいい眺望が広がっていました(まだちょっと雲がありましたが)。 その先は栂池までの縦走です。 危険箇所もなく、北アルプスにしては穏やかな部類のルートなんでしょうけど、テン泊装備のおかげでへたれハイカーのアタイにはやっぱりキツかった。 とくにシンドカッタのが 白馬大池から乗鞍岳を経て、天狗原に下る道。 デッカい岩ゴロゴロと転がるゴーロ帯で、へたれハイカーのアタイはすっかりヘロンヘロンになりましたね( ̄。 ̄;) それでも、なんとか無事に栂池に到着。 栂池ヒュッテのベンチでひとり生ビールで乾杯した次第です。 なお、帰路は栂池高原のバス停から長野行きの特急バスに乗り、長野駅から新幹線で帰宅しました。 昨年は北アルプスへの山行は自粛いたしました。 そして今回も行くかどうかさんざん迷いました。 山は逃げないんだし、北アルプスじゃなくても素晴らしい山はたくさんある、と自分に言い聞かせてもいました。 しかし、来てみてやっぱりヨカッタ。 北アルプスは別格だなぁ…とつくづく思ったものでした。 遅筆につき詳細レポートはいずれブログにて。 http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/

白馬岳・小蓮華山 新宿からアルピコ交通白馬線の深夜便。予約したのとは違う隣に人が来ない席を案内されました
新宿からアルピコ交通白馬線の深夜便。予約したのとは違う隣に人が来ない席を案内されました
白馬岳・小蓮華山 猿倉荘に到着。こちらでモソモソと用意してスタート
猿倉荘に到着。こちらでモソモソと用意してスタート
白馬岳・小蓮華山 しばらく林道を進みます
しばらく林道を進みます
白馬岳・小蓮華山 スタートから1時間ほどで白馬尻に到着。小屋は休業中とのこと
スタートから1時間ほどで白馬尻に到着。小屋は休業中とのこと
白馬岳・小蓮華山 いよいよ大雪渓に挑みます。装備は迷いましたが、チェーンスパイクにしまし
いよいよ大雪渓に挑みます。装備は迷いましたが、チェーンスパイクにしまし
白馬岳・小蓮華山 急傾斜の雪の上を延々と歩きます。この写真は大雪渓に入って40分ほどのところで小休止した際に撮ったもの。中間くらいか?
急傾斜の雪の上を延々と歩きます。この写真は大雪渓に入って40分ほどのところで小休止した際に撮ったもの。中間くらいか?
白馬岳・小蓮華山 前方に見えるのは、杓子岳でしょうか? 青空が見えると光景も変わりますな
前方に見えるのは、杓子岳でしょうか? 青空が見えると光景も変わりますな
白馬岳・小蓮華山 70分ほどでなんとか大雪渓をクリア。ホッとしたと思いきや…
70分ほどでなんとか大雪渓をクリア。ホッとしたと思いきや…
白馬岳・小蓮華山 ここからの方がもっとツラカッタ。この辺りは葱平というらしいですが、ガレの急傾斜で…シンドイ(T_T)
ここからの方がもっとツラカッタ。この辺りは葱平というらしいですが、ガレの急傾斜で…シンドイ(T_T)
白馬岳・小蓮華山 この木橋の上の方に見えていたのが岩室跡だったもよう…急登に打ちのめされていたので、気が付かずスルーしてましたorz
この木橋の上の方に見えていたのが岩室跡だったもよう…急登に打ちのめされていたので、気が付かずスルーしてましたorz
白馬岳・小蓮華山 急斜面がひたすら続きますので、すっかり息も絶え絶えです
急斜面がひたすら続きますので、すっかり息も絶え絶えです
白馬岳・小蓮華山 今回は秋道ができていたんで、小雪渓のトラバースはなし…とかいって、後でわかったことですが(^^;)
今回は秋道ができていたんで、小雪渓のトラバースはなし…とかいって、後でわかったことですが(^^;)
白馬岳・小蓮華山 どうにかこうにか避難小屋を通過。ここまでスタートから約4時間
どうにかこうにか避難小屋を通過。ここまでスタートから約4時間
白馬岳・小蓮華山 杓子岳とその手前のとんがっているのは天狗菱ですかね?
杓子岳とその手前のとんがっているのは天狗菱ですかね?
白馬岳・小蓮華山 さらに続く急登にますますションボリとなったころに…オロ? もしかしてあの建物は頂上宿舎?
さらに続く急登にますますションボリとなったころに…オロ? もしかしてあの建物は頂上宿舎?
白馬岳・小蓮華山 しかし頂上宿舎が見えてからがまたツラカッタ(T_T) 
周囲はお花畑というのどかな名前ですが、さらなる急傾斜に脚がなかなか進まない
しかし頂上宿舎が見えてからがまたツラカッタ(T_T)  周囲はお花畑というのどかな名前ですが、さらなる急傾斜に脚がなかなか進まない
白馬岳・小蓮華山 そんなこんなで、なんとか本日の宿泊先である頂上宿舎に到着
そんなこんなで、なんとか本日の宿泊先である頂上宿舎に到着
白馬岳・小蓮華山 テン場は予約制。まったく混んでいませんでした
テン場は予約制。まったく混んでいませんでした
白馬岳・小蓮華山 雷雨に見舞われたため、杓子岳~白馬鑓は断念。こちらはその雷雨が通り過ぎてから丸山まで行ってみての眺め。いずれ行きたいですね
雷雨に見舞われたため、杓子岳~白馬鑓は断念。こちらはその雷雨が通り過ぎてから丸山まで行ってみての眺め。いずれ行きたいですね
白馬岳・小蓮華山 旭岳もかなりの存在感があります
旭岳もかなりの存在感があります
白馬岳・小蓮華山 白馬岳も見えていました。明日の朝に登頂予定
白馬岳も見えていました。明日の朝に登頂予定
白馬岳・小蓮華山 そして翌朝。白馬岳に向かいます
そして翌朝。白馬岳に向かいます
白馬岳・小蓮華山 白馬山荘までの道はかなりの急勾配でした。のっけからシンドイのぉ(〃ω〃)
白馬山荘までの道はかなりの急勾配でした。のっけからシンドイのぉ(〃ω〃)
白馬岳・小蓮華山 山頂までは急勾配が続きます
山頂までは急勾配が続きます
白馬岳・小蓮華山 白馬山荘から15分ほどで山頂に到着しました
白馬山荘から15分ほどで山頂に到着しました
白馬岳・小蓮華山 山頂はけっこうな密状態。まぁ、アタシもその原因のひとりなんですけどね(´・ω・`)
山頂はけっこうな密状態。まぁ、アタシもその原因のひとりなんですけどね(´・ω・`)
白馬岳・小蓮華山 雲が多かったけど、それでも眺望良好。杓子岳、白馬鑓の向こうは鹿島槍かしら? そしてさらに奥には槍ヶ岳もそのトンガった姿を見せてくれました
雲が多かったけど、それでも眺望良好。杓子岳、白馬鑓の向こうは鹿島槍かしら? そしてさらに奥には槍ヶ岳もそのトンガった姿を見せてくれました
白馬岳・小蓮華山 立山方面にはラスボスの剱岳が圧倒的な存在感を見せつけておりました。写真ではわかりづらいですが、奥の方には白山も見えていた気がする
立山方面にはラスボスの剱岳が圧倒的な存在感を見せつけておりました。写真ではわかりづらいですが、奥の方には白山も見えていた気がする
白馬岳・小蓮華山 旭岳方面
旭岳方面
白馬岳・小蓮華山 写真を撮ったときはこれから進む先だと思ってましたが、雪倉岳や朝日岳方面の眺めですね
写真を撮ったときはこれから進む先だと思ってましたが、雪倉岳や朝日岳方面の眺めですね
白馬岳・小蓮華山 小蓮華岳方面に向かいます。この辺りが馬ノ背だったのかなぁ
小蓮華岳方面に向かいます。この辺りが馬ノ背だったのかなぁ
白馬岳・小蓮華山 三国境を通過
三国境を通過
白馬岳・小蓮華山 いくつかのニセピークに惑わされましたが、小蓮華岳の山頂が見えてきました
いくつかのニセピークに惑わされましたが、小蓮華岳の山頂が見えてきました
白馬岳・小蓮華山 小蓮華岳山頂に到着
小蓮華岳山頂に到着
白馬岳・小蓮華山 船越ノ頭への登り返し(-_-)
船越ノ頭への登り返し(-_-)
白馬岳・小蓮華山 ヨレヨレと船越ノ頭に到着。ここでしばし休憩
ヨレヨレと船越ノ頭に到着。ここでしばし休憩
白馬岳・小蓮華山 振り返ると白馬岳からの道のりがよく見えてました。よく歩いてきたもんだ(*^_^*)
振り返ると白馬岳からの道のりがよく見えてました。よく歩いてきたもんだ(*^_^*)
白馬岳・小蓮華山 白馬大池に向かって下って行きます。この辺りが雷鳥坂ですかね。?
白馬大池に向かって下って行きます。この辺りが雷鳥坂ですかね。?
白馬岳・小蓮華山 白馬大池山荘まで下ってきてしばし休憩
白馬大池山荘まで下ってきてしばし休憩
白馬岳・小蓮華山 山荘をあとにして湖岸のゴーロ帯と進みます
山荘をあとにして湖岸のゴーロ帯と進みます
白馬岳・小蓮華山 湖岸から離れてもゴーロ帯が続きます。ここもシンドイ(>_<)
湖岸から離れてもゴーロ帯が続きます。ここもシンドイ(>_<)
白馬岳・小蓮華山 ケルンと山頂標識がある場所に到着。しかし実際の山頂はまだ別の場所のもよう
ケルンと山頂標識がある場所に到着。しかし実際の山頂はまだ別の場所のもよう
白馬岳・小蓮華山 雷鳥に遭遇。こんなに近くで見たのは初めてかも
雷鳥に遭遇。こんなに近くで見たのは初めてかも
白馬岳・小蓮華山 距離は短いですが、雪渓下りもありました
距離は短いですが、雪渓下りもありました
白馬岳・小蓮華山 そして延々と続くゴーロ帯の下り。だだでさえ下りの苦手なへたれハイカーはヘロンヘロンです(T_T)
そして延々と続くゴーロ帯の下り。だだでさえ下りの苦手なへたれハイカーはヘロンヘロンです(T_T)
白馬岳・小蓮華山 涙目でゴーロ帯をクリアすると天狗原に到着。木道がヘロヘロの脚になんとやさしいことか(^_^;)
涙目でゴーロ帯をクリアすると天狗原に到着。木道がヘロヘロの脚になんとやさしいことか(^_^;)
白馬岳・小蓮華山 すっかりヘロヘロになりましたが、なんとかゴールの栂池に到着
すっかりヘロヘロになりましたが、なんとかゴールの栂池に到着
白馬岳・小蓮華山 無事にゴールを迎えられたことを祝して、栂池ヒュッテのベンチでひとりで乾杯
無事にゴールを迎えられたことを祝して、栂池ヒュッテのベンチでひとりで乾杯

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。