活動データ
タイム
26:42
距離
58.5km
のぼり
3129m
くだり
3525m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る熊野那智大社~熊野本宮大社の中辺路(大雲取越、小雲取越)を途中の小口集落で一泊して歩いた。すでに、堺市ー高野山ー熊野大社は西高野街道、高野街道、黒河道、小辺路を利用して歩いてるので、これでほぼ紀伊半島縦断となった。 今回はスタート地点を熊野那智大社としたが、前泊して、熊野速玉大社と那智山補陀落山寺、さらに大門坂を歩いて、熊野那智大社、青岸渡寺、那智の大滝を見て回った。今回の山歩きを通して大門坂が、最も古道の雰囲気を残していたように思う。ここは、入り口に大規模な駐車場やトイレがある。 熊野那智大社の隣にある青岸渡寺と土産物屋の間に、熊野古道の入り口がある。大雲取越えは名の通り、参詣道とは言うものの忍耐が必要なコースだった。特に、小口集落に降りる箇所は黒光りのする艶やかな石の階段になっており、前日までの雨で濡れていたこともあって慎重に一派一歩歩を進めても、見事に転んでしまった。 小口集落で泊まった小口自然の家は、統合で廃校となった中学校の施設を林間学校用に改装した施設で、広々とした気持ちのいいところだった。宿泊当日の客は私一人で、申し訳なかった。海外からのトレッカーもよく泊まるということだったが、外人の多くは大雲と小雲を一日で歩く人が多いと聞いて驚いた。 小雲取越えは、アップダウンはあるものの概ね気持ちの良い尾根歩きで、熊野本宮大社までバスで行って、小雲取越を4~5時かけて歩いて小口集落からバスで帰ってもいいと思う。 ついでに、二泊目の湯の峰温泉から野中一本杉までバスで移動して、近露王子、牛馬童子を経て、道の駅熊野古道中辺路までゆっくり歩いて、昼食を摂ってからバスで紀伊田辺駅に向かった。道の駅の「鮎のひつまぶし」は、外せない。湯の峰温泉は山間の鄙びた温泉郷で、硫黄の匂いのするところである。2食付きで一万円の民宿もあるが料理は良いが建物が古いので、もう五千円出して旅館をお勧めする。
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