12:36
22.2 km
2189 m
杓子岳 双子尾根
白馬岳・小蓮華山 (長野, 富山)
2026年03月21日(土)〜22日(日) 2日間
二股(7:53)〜猿倉(9:17)〜小日向のコル(11:07)〜樺平(12:31-5:07)〜奥双子のコル(5:41)〜JP(7:33)〜杓子岳(8:55)〜白馬尻(10:48)〜猿倉(11:32)〜二股(12:51) 春は雪稜ということで双子尾根へ 去年のリベンジでもあったが、無事成功して良かった。近年はお隣さんの陰に隠れてあまり登られてないが、程よい難易度で好ルートだった。 初日はかなり遅めの8時スタート。連休中日なので、二股周辺は車で溢れており、川沿いのスペースに駐車した。まだ3月なのにゲートに雪は無く、雪が繋がるのは1km程進んだところから。猿倉からは白馬尻へと続くトレースと別れて猿倉台地へ。ラッセルは無くツボ足で進むが、先日の雨の影響か長走沢や小日向のコルに続く斜面はデブリ多め。コルから双子尾根スタートだが、まさかのトレースがあり驚く。少し進んだところで先行パーティーとすれ違い、樺平までで引き返したとのこと。樺平までの下半部は、4月に来た時は雪切れ多めで苦労したが、今回は3月なので快適だった。風が強く、そこそこ痩せてるので少々嫌な感じだったが、特に悪場も無く1時間程で樺平着。テン場跡をありがたく使わせてもらい、すき焼きを食べて早めに就寝。 2日目は5時発で山頂を目指す。ツボ足で膝くらいの深さのラッセルだったため、ワカンアイゼンで進むが、リッジ上は雪が硬いので2400でワカンを外す。2400の岩は右から巻くが、雪が深く少し苦労した。雪壁を登ってリッジに復帰し、雪稜を進んでJPに到着。ここからが核心で尾根は次第にナイフリッジとなると聞いていたが、それらしいものは出てこない。2700までは平和だったが、ここから山頂まではそれなりに痺れる登りだった。右から藪混じりの雪壁を登るが、雪が硬く緊張し、その後も岩混じりの痩せ尾根が続くため慎重に進む。杓子にはAB間ルンゼや北東ルンゼなどの名スティープがあるため、どんなもんかと覗いて見たが、自分には少し早いかなと感じた。そんなこんなで最後の登りをこなし、富山側の視界が開けて山頂に飛び出た。剱〜毛勝の眺めが良く、登ってきた双子尾根にも自分たちだけのトレースが刻まれていて満足度は高かった。それなりに消耗していたため鑓温泉行きは取りやめ、大雪渓から下山した。 槍穂には無い、麓町と山の距離の近さが後立の魅力だと思っていて、下山後に登ったラインを眺めながら温泉で汗を流すあの時間がたまらなかった。双子尾根は通過点で、あとは鹿島槍鎌尾根で雪庇工作を経験すれば、白馬岳主稜とかが見えてくると思う。慎重すぎと思うかもしれないが、行きたいルートにすぐ突っ込むよりこっちの方が面白い。
