八経ヶ岳(奈良)
2026.06.12 (金)2 日間
夏山シーズン本番を前に、一度テント泊装備で「歯応えのある山」に登っておきたいと思い、大峰山脈の最高峰・八経ヶ岳へ行ってきました。
昨年は行者還トンネル西口からの最短ルートでしたが、今回は自分への挑戦(プチ修行)も兼ねて、天川川合からの往復ルートを選択。
「弥山までの大きな標高差をテン泊装備で登りきれるだろうか…」「ちょっとマイナールートだから道が荒れているのでは…」と出発前は少し不安もありましたが、結果的には杞憂に終わりました。
1日目:天川川合から弥山へ
川合からの序盤は、前評判通りのしんどい急登が続きます。しかし、林道出合のあたりまで登ってしまえば、狼平(おおかみだいら)までは比較的ゆったりとした稜線歩きがメインに。周囲の景色を楽しみながら、苦しさを忘れて歩くことができました。
狼平小屋からは階段主体の道になり再び踏ん張りどころを迎えますが、理不尽な激坂はありません。淡々と一歩ずつ足を運んでいるうちに、無事、弥山に到着しました。
道はとても明瞭で歩きやすく、標識やピンクテープなどの目印も豊富で終始快適でした。
この日は眺望の良い東側のテントサイトに設営。
しかし、ここで大失敗が発覚……なんとバーナーを家に忘れてきてしまいました。
「終わった、ひもじい夜になる…」と絶望しかけましたが、幸いにも弥山小屋で菓子パンを購入することができ、なんとか飢えを凌ぐことができました。山の上の物販は本当にありがたいですね。自分の情けなさを猛省です。
2日目:八経ヶ岳・明星ヶ岳を経て下山
翌日は、八経ヶ岳から明星ヶ岳を経由する周回コースで下山へ。
こちらは広葉樹に覆われた広い尾根道をゆったりと歩ける素晴らしいルートでした。「秋の紅葉シーズンに来たら最高だろうな」と、早くも再訪したくなっています。
登りのルートに合流した後は、往路で巻いた頂仙岳に立ち寄って不思議な形に曲がった杉の木を観察。さらに天女の頂にも寄り道をしてから下山しました。やはり川合への下りは、長く長く感じました……
これまで「川合からのロングルートなんて自分には無理だ」と思い込んでいましたが、重いテン泊装備を背負って無事に歩き通せたことは、大きな自信になりました。(とはいえ、ここを日帰りで往復する猛者もいるので、まだまだ修行が足りませんが!)