11:04
14.7 km
1308 m
あと1時間で明星ヶ岳届くかという所で心折れる
八経ヶ岳 (奈良)
2025.02.11(火) 日帰り
大寒波から一両日くらいは経ったし土日の後でもあるしで、おそらくトレースあるかなと、あわよくば今回は八経ヶ岳届くかなと熊度から。 先行も数人おられたので高崎横手までは想像通り順調に進むが、ここ数日は降らなかったのではと思ってた雪が高いところでは結構降ってたようで、途中頂仙岳の巻き道でお会いした戻ってこられた方に聞くと、高崎横手からトップリ尾分岐あたりまででも30分もかかるラッセルをまだ数人が続けてるとのこと。 その後自分も加わらせてもらってラッセルしていくが、高くなるにつれ段々雪も深くなり、浅くて膝下くらいから深いと腰下くらい。 たまにトレース痕かなと思われるところに踏み込むと逆に新雪吹き溜まってて腰上までハマるし、斜面など腹から胸まで付けて手と膝でかき分け踏み固めながらでスピードはどんどん落ち、日裏山以降スノーシューの4人であっちかこっちかと話しながら進んでたのが12時でお二人帰り、その30分後くらいでお一人帰られ、最後は一人で頑張ってみるも30分くらいでギブアップ。 もちろん帰りヘッ電覚悟はしてたのであと1時間くらい頑張ればなんとか明星ヶ岳には届くかなという感じだったが、腹も減ってきたし足も重くなってきたし、何より普段一人が多いのが珍しく多人数と話しながらだったのがやはり楽しかったし心強かったようで、一人になったとたんなんかテンション落ちてしまい、最後の方にはあと1時間くらいは頑張ってみますなんて言ったのに30分でもう心折れてしまった。 今年は都合で1月まるまる出かけられなかったのが2月に入ってからも結構降ってくれ、逆に降りすぎて目標に届かないのが続いてるが、まあ雪山を歩くというのが本来こういうものかと思うことに。 帰りはもうびっくりするくらい速く下りて来れてしまったが、熊戸に着くとなんと自分以外にまだ2台の車が。 レンゲ道にはもう誰もいないし、やはりこの車の人達は朝見て装備から感じたとおり弥山川に入ったのか。 積雪量もそこそこあるだろうからこの日のうちに狼平はちょっと厳しそうで、元川原小屋あたりでビバークだろうか。 すごい人達もいたもので、明星ヶ岳にも届かなかった、雪があると基本尾根歩きの自分など安心安全に歩いてるなと思いながら、ちょっとクラストしかけて時々タイヤ取られる感じが怖い林道を帰りました。