聖岳

１月に登頂断念した聖岳にリベンジしました。 前回より2000m以上積雪は多いと感じたものの、雪が締まっていて歩きやすかったです。

【導入】 先週に多数レポがあがった！ おまりさん・YosHiDaの兄貴情報ではスノーシュいらへんとのこと😎 以前から憧れていた聖岳の東尾根についに挑戦してまいりました😁 だが長野市から5時間。遠すぎる。。 前住んでた鈴鹿からは4時間半やないかい🤣 しかし好天で絶好のコンディション。自然のままの厳しさと味わいが魅力。雪の状態や登山道の変化にも一喜一憂する素晴らしい登山となりました✨ 【情報】 沼平ゲート⇄聖岳　東尾根 東尾根はバリエーションルートで、整備されていない自然の登山道です。 特に奥聖付近の急傾斜やナイフリッジは、 雪の状態によって難易度が大きく変わります。 ⚠️特記事項 林道片道　約14km アップもダウンもあり😭 ・アイゼン使用区間：1800m付近～聖岳～白蓬ノ頭 ・ピッケル使用区間：2800m付近～聖岳～奥聖岳 登山口～ジャンクションピーク： スケートリンク級の凍結😱滑り止め推奨 白蓬ノ頭～稜線： 吹き溜まりでツボ足、40～50cm沈む区間 2800m～奥聖： 連続するナイフリッジと急傾斜岩稜。 特に赤石側へ滑落すると止まらなさそうな為、要注意！ 本日のデットライン： 13:00までに山頂していない。 急傾斜地点で雪が緩んでいる場合は撤退すること。 【感想】 チャリンコを1時間半漕いで登山口に到着。 渇水期ながらも遠くから聞こえる綺麗なせせらぎとモルゲンの上河内・聖岳を見れるサイクリングも悪くない😁 登山口からも試練の連続😱 ・スケートリンクのような登山道 ・アホみたいな急登 ・そして時折現れる深雪帯。 「これはなにかの罰ゲームけ？？？？」と独り言を漏らしながら進むと先行者一人。 追い抜かせてもらい一歩一歩進むと白蓬ノ頭に到着。 白蓬ノ頭での絶景との出会いが全ての疲れを吹き飛ばしてくれる。 横目に見える赤石岳、後ろを見ると御坂山地と富士山という360度パノラマ。 心を奪われるとはまさにこのこと。 普段途中では自撮りしないのに嬉しすぎて自撮りに夢中😁 ズブズブ沈む吹き溜まりもところ狭しとある中、 奮闘✊稜線に立つ。 歩む先は美しい稜線と聳え立つ聖岳。 まるで人知れず秘境に佇む、幻想的な神殿。 思わず息を飲む。畏敬の念を抱かざる負えない。 中々たどり着けない遠い聖岳。 何度もあれこそが奥聖や！！と感慨にふけるも 奥聖ではない🤣 にっくき偽ピーク1号・2号・3号😱 そしてナイフリッジは程よい硬さの雪がサクサクとした歩行感を提供😁 アイゼンの音と絶景に高揚し、気持ち良くピッケルを掲げながら行進👍 壁のような奥聖直下。気持ちを奮い立たせる。 撃破した先には広がるヴィクトリーロード。 白くたたずむ北アルプスや赤石岳、御坂山地とフジヤマ 国宝もんやこれは！！！と山頂独り占めをいいことにはしゃぎまくっておりました🤣 降りるのが名残惜しい。。 奥聖からはクライムダウン。神経を集中。 歩いてきた足跡と美しい稜線、そして赤石岳・富士山を見送りつつ下山。 道中では行きで追い抜きさせてもらった新潟のYAMAPerさんと談笑✨ 見送った後も大きいザックを背負って登ってくるお兄さんとも談笑✨ お互いを鼓舞しつつ談笑。 とても楽しいひとときに彩られました✨ 恐怖の踏み抜き・凍結地獄を乗り越えた末無事下山。 そして清水漁港で海鮮を食べることだけを希望に沼平ゲートまで帰還🤣 【総括＆感想】 長い道のり、技術的な難所、素晴らしい出会い。全てが特別な思い出となりました。 行くまでも遠い山、だからここ得られる達成感と感動がある。 これこそが僕たちが山に魅力され続ける理由かもしれませんね。 これだから登山はやめられない😁 すれ違ったお二人、先週登った方々、ここまで読んでくださった方々どうもありがとう！

天気快晴の中、聖岳に登って来ました。 先週は芝沢ゲート駐車場に辿り着くことができなかったので、今回は入念に下調べ。 上村小学校横の道から入ります。上島バス停のところの道では通行止めがあるため芝沢ゲートに行くことができません。 AM3:30に駐車場に到着。先着3台。 駐車場の仮設トイレは冬場は使用できません。 1時間程仮眠をとり、AM4:30に出発。 西沢渡のゴンドラまで片道8キロ程を歩きます。ブラック時はアイスバーンに注意、結構危険です。 往復ともゴンドラ使用。 対岸に渡って登山スタート。 1200mあたりまで登山道に雪はありませんでした。 今日はあたたかったので、樹林帯区間の雪は朝から締まりがなく、ズボズボで苦労、かなり体力を消耗しました。 それでもうさぎと聖が見えてくるとテンションアップ。 樹林帯区間に時間を要したためバテバテで、帰りもヘッデンになりましたが、星空のもと沢の音を聞きながらの林道歩きは雰囲気がありいい感じ。 聖岳は3000m峰なので甘くはありませんでしたが、行きも帰りも山頂も私1人だけで、頂上からの眺めは素晴らしく、大満足の山行になりました！