雨に降られた金峰山
瑞牆山・金峰山
(山梨, 長野)
2026年07月18日(土)
日帰り
昔から家族ぐるみで付き合いのあるひろこさん。
最近、登山に興味が出てきたらしく、「僕の山行に一緒に連れて行ってほしい」と申し入れがあり、金峰山へお連れすることに。
当初は僕も車で大弛峠まで行き、金峰山のピストンを考えていた。
ところがなんと、ひろこさんの旦那さんが大弛峠まで車で送ってくれることになり、それならばと、金峰山を越えて瑞牆山荘まで歩くルートに決定。
塩山駅からのバスだと登山開始は9時過ぎ。万が一、時間が押して帰りのバスに乗れなかったら大変だが、今回は十分な余裕を持って歩ける。これは非常に助かった。
大弛峠~瑞牆山荘のコースは、登山デビューとしては少々きついかもしれない。
しかし、ひろこさんは普段から元気いっぱいのタイプ。以前、屋久島の縄文杉まで家族で登ったときに「まだまだ行ける」と物足りなさを感じたと言っていたので、このコースなら十分歩ききれるとにらんだ。
問題は天気。
予報では全般的に曇りで、午後からは雨。眺望は期待できないが、五丈岩や稜線から少しでも景色が見えればラッキー……ということで決行。
登山開始は8時30分。
微小な雨が降っていたが、中止するほどではなくスタート。
登りは比較的なだらかで、お互い古くからの友人ということもあり、話題は尽きない。談笑しながら、ゆるりと登っていった。
金峰山には1時間半~2時間ほどで到着。
残念ながら眺望はゼロ。霧の中に浮かび上がる五丈岩を眺め、下山を開始した。
五丈岩からの下りに入ると、雨がだいぶ強くなってきた。
レインウェアの撥水力も落ち、だいぶ濡れてしまったが、それでも「レインウェアが低体温症などのリスクから守ってくれているんだな」と実感。
そんな雨の中、すれ違う登山客には半袖短パンの若者も。
まさに「雨にも負けず、風にも負けず」だな(笑)。すごいよ。
さらに、裸足で登っている男性もいた。
気になって話しかけてみたら、「いつも靴を履かないんです」とのこと。
その連れの方は「この人Mなんですよ」とww こちらもすごいよ。
雨は降り続き、樹林帯に入ると登山道には水が流れ、水たまりもあちこちに。ところどころ滑りやすく、ペースは激遅に……。
ひーこら、ひーこら言いながら、丸山、大日小屋、富士見平小屋と進み、ついに瑞牆山荘へ到着!
今日はデビュー戦だというのに、修行のような思いをさせてしまって申し訳なかったなーと思った。
しかし、ひろこさんは「濡れた岩を下るのは少し怖かったけど、楽しかった。次は晴れた日にぜひまた行きたい」と言ってくれた。
登山にハマる人って、もしかしたらMっ気が強いんじゃないだろうか?
下山後は韮崎駅からタクシーで温泉へ行く予定だったが、ひろこさんから「15分程度なら歩いて行ったほうがいい」との提案。
……持久力すごいな! こりゃ完全に登山に向いてるわ。
その後、甲府駅へ移動し、駅近くの銭湯で汗を流した。
そして駅周辺の居酒屋で、ささやかにお疲れ会。
帰りは「あずさ」で帰ろうとしたところ、まさかの東山梨駅で人身事故!
高速バスに切り替える案、最悪の場合は家族に車で迎えに来てもらう案など、いろいろ検討していた。
そう、飲みながら……。
しかし、比較的早く復旧し、無事に「あずさ」で帰宅。
最悪の山行であり、最高の山行でもあった。
でも、すごく楽しかったことだけは間違いない。