活動データ
タイム
22:09
距離
21.6km
のぼり
3052m
くだり
3051m
活動詳細
すべて見るいつか辿ってみたいと思っていたランカン尾根に挑戦してきました。 山梨県笊ヶ岳周辺(早川町)の天気予報に晴れマークが13日~15日が続きました。そんな訳で前日入り車中泊しました。やっと車中泊できる気候となりました。(^_^) 13日05:20 老平を出発し硯の里キャンプ場からランカン尾根に取付きました。取付き早々クマ捕獲用の箱罠が設置されています。挑戦する前にヤマップでこの尾根を辿ったヤマッパの活動日記を見ていましたら罠にかかったクマが撮影されていましたがこの箱罠なんでしょう。尾根筋にはミズナラが多く葉の付いたドングリがいっぱい落ちているのでクマの気配をヒシヒシと感じながら登っていきます。また、ミズナラを観察するとクマの爪痕がいっぱい付いています。鈴(3コ)をリュック下に取り付け歩く度にジャランジャランと鳴らし、時々大きな声で「お~~~い船方さんよ~船方さん~よ~ こらショ」と叫びながら登っていきます。 880m付近から勾配が緩やかとなり植林地を北上して行きますが除間伐された木が残置されていてとても歩きにくく際を進んで行きます。ヤレヤレと思っているとアセビの幼木密集帯に突入し苦労させられました。ブナやミズナラは全体的に多くシラビソやコメツガも目立ちます。ミズナラ下にはドングリが落ちているので大声を時たま上げ・・・勇気と気合いを入れ登っています。 今回水場のないコースなので水を沢山飲む私は6.5㍑担いでいるのでリュックが重くヒ~ヒと挫けそう!1300m付近では追い打ちをかけるように雨にも降られました。雨は1時間ほどで止みましたが挫折しそうでした。挫折を思いとどめさせたのは振り向いたときの急勾配でした。(>_<) 1828.4m手前の200mほどの急勾配にも苦しめられました。三角点に到着したのは正午前の11:47でした。ここから笊ヶ岳山頂までの比高800mです。 ここでエネルギ補給し西側に50mほど下って120mほど登った1948m高点直下の北側にはルンゼが食い込み、その先端に大岩が尾根を塞ぐように立っています。ここを左側から巻ききつい登りを登っていきます。 もちろん、大声を時たま上げ「お~~~い船方さんよ~船方さん~よ~ こらショ」を叫びます。(^_^) 2125mピークではテント場に良いですが先を急ぎます。 ここから激しい倒木帯を下りギャップへ出ます。ガレが尾根筋まで浸食しています。ここからは南側の山々を望むことが出来るのでしょうが雲に覆われ見ることができませんでした。ガレ縁の急な登りは倒木とブッシュの藪漕ぎでヘロヘロの体力を消耗させられました。 2261m高点を過ぎると痩せ尾根となり小さな起伏を越えながら高度を上げていきます。 この分だと笊ヶ岳山頂に到達するのは無理そうなのでテントの設営できる場所を探しながら登っていきます。日没は本日18時なのでギリギリ進としても17時30分がタイムアウトです。気持はヘッデン点けてでも進みたかったのですが岩稜帯が出現したらヤバいので安全を考慮し無理するのを止めました。 で、テント設営は http://maps.gsi.go.jp/#15/35.422367/138.269334/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j1h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0 でした。 直ぐさまテントを設営しラジオで相撲初日を聞きながらコーヒを飲みささやかな夕食を食べ横になりましたが疲れすぎたせいかなかなか眠れません。 夜中樹幹越しに天を仰ぐと星が輝いていましたので明日晴れ(^_^)にな~れ。 ※活動データ DAY 1 の記録が変です。写真の時間を参考にしてください。 14日05:10行動開始 03:50起床し紅茶とクリームパンを食べ行動食に食欲そそるガーリックリゾット お湯で3分を作りました。 テント撤収しヘッデンを点け出発していきます。 笊ヶ岳山頂から陽の出を見たかったのですが樹幹越しの陽の出となってしまいました。ならば小笊ヶ岳と富士山を撮る・・・撮れることを祈り快調に進みましたが小笊ヶ岳着が06:17、大笊ヶ岳着が06:45分でした。 富士山も見えているし360度パノラマでした。ヽ(^o^)丿富士山周辺の雲は荒れていますが西側方向は雲一つなくヽ(^o^)丿 良かったです。疲れが一瞬にしてとび充実感をヒシヒシと感じます。 40分ほど南アルプスのいつもの光景を楽しみ布引山へ出発。 登山道歩きはとても歩きやすい。♪ 布引山山頂南側のガレからは以前辿った稻又山や青薙山や青枯山、山伏しの稜線がよく見えていました。 布引山からの広河原までの間に5名の方々とすれ違いました。1名は布引山山頂でテント泊するそうです。この下りでは登山道を大木が塞いでいるところが多かったです。広河原ではなんとか靴を脱がずに渡渉しようと思い20分ほどうろうろしましたが叶わず靴を脱ぎ渡渉しました。ここからはほぼほぼ水平道ですがここも結構荒れていました。最後は足爪先も痛くなりヘロヘロな状体で出発点へと到着し下山届をポストに投函し今回の山旅を終了(^_^)やった~ ヴィラ雨畑で至福の湯に浸かり無事帰宅しました。 写真コメントはボチボチ入力していきます(^_^) 以前の記録:https://blog.goo.ne.jp/nanzunoyama/e/7eef30ec9d485cbd40a6ce89608aa299 :https://blog.goo.ne.jp/nanzunoyama/e/645ff749121240e9bc87cff7f8dd89e9
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