北穂高岳南峰・北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳

2020.08.11(火) 3 DAYS

活動データ

タイム

20:57

距離

41.6km

のぼり

2782m

くだり

2783m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 39
休憩時間
52
距離
17.5 km
のぼり / くだり
1153 / 359 m
DAY 2
合計時間
8 時間 4
休憩時間
1 時間 59
距離
5.3 km
のぼり / くだり
1278 / 586 m
DAY 3
合計時間
6 時間 14
休憩時間
29
距離
18.6 km
のぼり / くだり
350 / 1827 m

活動詳細

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年に1度の北アルプス遠征。 上高地からの2泊3日。 今年は穂高岳に登りました。 8/11 深夜出発し4時前に沢渡着。 満席の始発バスで上高地入り。 天気は曇 河童橋と梓川を見て、またここに来た実感が湧いてきます。 この日は、涸沢までの工程。 横尾からは 徐々に登り。ラストの涸沢ヒュッテが見えてから、だらだらと急登が続きます。 正午過ぎ涸沢ヒュッテ着。 部屋は、何と1人用の個室。 その後、ヒュッテ名物のおでんとビールでまったり。 しかし、穂高連峰はガスで真っ白。 下りてきた人に聞くと、上は雨とのこと。うーん 不安。 8/12 5:15朝食後出発 ヒュッテの食事は本当に美味しい。 上は(山頂方面)昨日より真っ白。 直前まで悩みましたが、とにかく登ることに。 ザイテングラートから奥穂高に行く予定を変更して、北穂高岳に直登します。 スタートから急登急登急登 ガスの中に入ると雨が降り出し カッパの中は大汗で、結局びしょ濡れ。 雨と寒さで引き返してくる人達もチラホラ。 難所の鎖場は雨で滑る中、確実に足場を確認して3点支持でクリア。 難所を超え、南峰から北峰へのトラバースに入った所で嬉しい出会い。 雷鳥一家です♪ほんわか癒やし。雷鳥大好き。 北峰山頂もガスガスで冷たい雨。 休憩するも、体温が下がる前に出発。 いよいよ、涸沢岳経由の奥穂への難関ルートへ。 岩稜の岩場を越え、巻き。 直登しては直下降そして、トラバースの連続。 痺れたのは、切れ落ちているほぼ垂直の岩場を鎖もない中、切れ目に足をかけながらのトラバース。 延々と1時間以上続きました。 口の中はカラカラ。 日々のいろいろな事を吹き飛ばす緊張の連続。やり終えた時は、達成感と充実感に満ちていました。 最悪の天候で昼前に山荘入り。 約6人部屋を隔て板で仕切り4人で使用。使い捨て紙シーツも無償で支給されました。 憩後アタックザックに替え、雨の奥穂高岳ヘ往復しました。 8/13 最終日も雨 朝食パスして、5時過ぎに出発。ザイテングラートを慎重に下り、涸沢ヘ。 雨は降り止まず、上高地まで我慢の歩き。 11時過ぎにバスターミナル着。 11:30の臨時バスに乗り、沢渡ヘ。 沢渡のバスターミナルから駐車場へのトンネルは毎度 千と千尋の神隠しのラストシーンを彷彿させるような不思議な気分になります。 現実社会に戻った後は、いつもの上高地ホテルの温泉でさっぱりして家路に着きました。 今回お世話になった、山小屋各所でコロナの影響と小屋の努力を感じました。 マスク着用や消毒の徹底は勿論の事、寝室の個室化や間仕切りの設置。食堂やラウンジでの3密を避ける為のルールや工夫が徹底されていました。 雨で我慢の登山でしたが、それでも北アルプスは やはり最高でした。

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