久々の山行は懐かしの中山

2020.06.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 13
休憩時間
1 時間 15
距離
9.7 km
のぼり / くだり
673 / 637 m
22
1 1
36
26
31
20
34

活動詳細

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 ようやく事態も一段落、という感じで久々にバーチャルでない山へ。今日は中山連山。ここは、かつて阪神大震災まで住んでたところの裏山なので、当時散歩のように何度も来ていた山です。その後25年ご無沙汰してた山なので、ほんと久しぶりって気持ちで懐かしかったです。でも、当時は記録残していなかったので、YAMAPではめでたく中山初登頂となりました。ほんとは10回は間違いなく来てるかな?  山本駅発で、西明寺滝を見たあと、宝塚ロックガーデンと書かれた岩場、万願寺西山、中山最高峰、奥の院、中山觀音というルート。お天気にも恵まれ、久々にいつもの仲間たちと登れる喜びを、噛みしめてました。贅沢は言いませんから何とかこれからは途絶えさせないでほしいなぁ、コロナさん。  それにしてもこの日はお天気最高でした。空は青く、雲もなく、しかも良い風吹いてて、そんなに暑くもなく。遠くが大変よく見える日でしたので、数カ所からの、パノラマを作りました。まずは「宝塚ロックガーデン」って書かれてた岩場から。二上-大和葛城-金剛の稜線上に、大峰がくっきりと見えていました。大普賢岳、稲村ヶ岳、八経ヶ岳、仏生嶽が確認できました。稜線上の「展望台」からは、東のパノラマ。能勢の妙見山、奥箕面の山がよく見えました。次は、中山山頂から北方向。大船山、大野山、深山、能勢妙見山など。京都の地蔵山も確認できました。最後は、夫婦岩園地の少し下。午後なのに、透明度はかえって良くなったほど。先ほども見えた大峰の峰々に加え、大台ヶ原、白髪岳、明神岳周辺の台高山脈も確認できました。まさに、大阪湾の向こうに近畿の屋根って感じでした。

中山・大峰山 阪急山本駅午前10時の集合です。
阪急山本駅午前10時の集合です。
中山・大峰山 街中に雪をかぶったような花が。独特の臭気も漂ってきます。
街中に雪をかぶったような花が。独特の臭気も漂ってきます。
中山・大峰山 これは、クリ(ブナ科クリ属)の花。
これは、クリ(ブナ科クリ属)の花。
中山・大峰山 白いのは雄花で、その他もとに、将来「栗」の実になる、とげとげの丸っこい雌花があります。
白いのは雄花で、その他もとに、将来「栗」の実になる、とげとげの丸っこい雌花があります。
中山・大峰山 川沿いに山に入ります。
川沿いに山に入ります。
中山・大峰山 西明寺滝に寄っていきます。行場なので、神聖な雰囲気になってきました。
西明寺滝に寄っていきます。行場なので、神聖な雰囲気になってきました。
中山・大峰山 西明寺滝。以前も2~3度は来てると思うんですが、みごとに忘れてたので、新鮮な気分で見れました。
西明寺滝。以前も2~3度は来てると思うんですが、みごとに忘れてたので、新鮮な気分で見れました。
中山・大峰山 素晴らしい滝です。水量も結構ありました。
素晴らしい滝です。水量も結構ありました。
中山・大峰山 滝の奥には、不動明王様と役行者様が祀られていました。
滝の奥には、不動明王様と役行者様が祀られていました。
中山・大峰山 さあ、中山目指してGO!白いペアの花が。ツルアリドウシ(アカネ科 ツルアリドウシ属)です。蔓蟻通。2つの花から1つの実がなる、不思議な植物です。
さあ、中山目指してGO!白いペアの花が。ツルアリドウシ(アカネ科 ツルアリドウシ属)です。蔓蟻通。2つの花から1つの実がなる、不思議な植物です。
中山・大峰山 鞍部まで登ってきました。風が通るのでちょっと休憩。ここからいよいよ岩場の登り。
鞍部まで登ってきました。風が通るのでちょっと休憩。ここからいよいよ岩場の登り。
中山・大峰山 宝塚ロックガーデン!?初めて聞きましたが、ネットで見ると、もう結構数が出てますね。
宝塚ロックガーデン!?初めて聞きましたが、ネットで見ると、もう結構数が出てますね。
中山・大峰山 こんな岩場を登ります。今日は12名で登っています。
こんな岩場を登ります。今日は12名で登っています。
中山・大峰山 急ですが、危険はありません。
急ですが、危険はありません。
中山・大峰山 六甲山系が見えてきました。左端は甲山。
六甲山系が見えてきました。左端は甲山。
中山・大峰山 大阪空港も近いです。
大阪空港も近いです。
中山・大峰山 パノラマです。今日はくっきり大峰が。
パノラマです。今日はくっきり大峰が。
中山・大峰山 山中にもクリの花。いわゆる山栗ですが、特に種類が違うわけではありません。
山中にもクリの花。いわゆる山栗ですが、特に種類が違うわけではありません。
中山・大峰山 赤い実がなっていました。ナツハゼ(ツツジ科スノキ属)です。最初は赤褐色で、だんだんと黒っぽくなる実です。葉は、ネコの舌のようにザラザラです。
赤い実がなっていました。ナツハゼ(ツツジ科スノキ属)です。最初は赤褐色で、だんだんと黒っぽくなる実です。葉は、ネコの舌のようにザラザラです。
中山・大峰山 ナツハゼの花も見つけました。小さな壺型です。
ナツハゼの花も見つけました。小さな壺型です。
中山・大峰山 やがて小さなピーク。万願寺西山というそうです。四等三角点「最明寺」、標高は361.6mです。
やがて小さなピーク。万願寺西山というそうです。四等三角点「最明寺」、標高は361.6mです。
中山・大峰山 いちおう、山頂票もいくつか。
いちおう、山頂票もいくつか。
中山・大峰山 そのわきに、ササユリ(ユリ科ユリ属)がひっそりと咲いていました。結構大きな花です。清楚さと豪華さを兼ね備えた素晴らしい花です。「ササ」は、葉が笹によく似ているからです。
そのわきに、ササユリ(ユリ科ユリ属)がひっそりと咲いていました。結構大きな花です。清楚さと豪華さを兼ね備えた素晴らしい花です。「ササ」は、葉が笹によく似ているからです。
中山・大峰山 懐かしい!このマンション群の一つに、1995年まで住んでいました。阪神大震災もここで経験。
懐かしい!このマンション群の一つに、1995年まで住んでいました。阪神大震災もここで経験。
中山・大峰山 アゲハチョウ(アゲハチョウ科)です。
アゲハチョウ(アゲハチョウ科)です。
中山・大峰山 ナミアゲハとも呼ばれるぐらい、よく見るんですが、最近ちょっとご無沙汰してました。
ナミアゲハとも呼ばれるぐらい、よく見るんですが、最近ちょっとご無沙汰してました。
中山・大峰山 三日月岩?
三日月岩?
中山・大峰山 この横顔かな?三日月は。
この横顔かな?三日月は。
中山・大峰山 ここからは、東がよく見えます。
ここからは、東がよく見えます。
中山・大峰山 山名を入れてみました。能勢電車沿いの巨大ニュータウン群と、妙見山あたりが一望のもと。
山名を入れてみました。能勢電車沿いの巨大ニュータウン群と、妙見山あたりが一望のもと。
中山・大峰山 ネジキ(ツツジ科ネジキ属)花はまっすぐですが、幹がねじれているのでネジ木だそうです。白い壺状の花がたくさん並んでつきます。一つずつの花を見ても、すごくかわいい花です。また散った時には地面にたくさんの花が落ちていて驚かされます。
ネジキ(ツツジ科ネジキ属)花はまっすぐですが、幹がねじれているのでネジ木だそうです。白い壺状の花がたくさん並んでつきます。一つずつの花を見ても、すごくかわいい花です。また散った時には地面にたくさんの花が落ちていて驚かされます。
中山・大峰山 ガンピ(ジンチョウゲ科ガンピ属)漢字では雁皮と書きます。樹皮の繊維が丈夫で、和紙の原料として使われてきたそうです。
ガンピ(ジンチョウゲ科ガンピ属)漢字では雁皮と書きます。樹皮の繊維が丈夫で、和紙の原料として使われてきたそうです。
中山・大峰山 モチノキ(モチノキ科モチノキ属)秋に赤い実となる花ですが、小さくて地味です。
モチノキ(モチノキ科モチノキ属)秋に赤い実となる花ですが、小さくて地味です。
中山・大峰山 ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)こちらも同じ属です。小さいですが、みずみずしい花です。よく見るとかわいい花です。
ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)こちらも同じ属です。小さいですが、みずみずしい花です。よく見るとかわいい花です。
中山・大峰山 こんな道をどんどん進んでいきます。この雰囲気は、懐かしいです。
こんな道をどんどん進んでいきます。この雰囲気は、懐かしいです。
中山・大峰山 最高峰に到着。
最高峰に到着。
中山・大峰山 北がよく見えます。北摂は地味な山が多いですね。京都の地蔵山が見えたのは、ちょっと驚きです。
北がよく見えます。北摂は地味な山が多いですね。京都の地蔵山が見えたのは、ちょっと驚きです。
中山・大峰山 二等三角点「中山」、標高は478.0mです。
二等三角点「中山」、標高は478.0mです。
中山・大峰山 また下ってくると、ツルアリドウシが増えてきました。花の表面のフワフワの毛も特徴。
また下ってくると、ツルアリドウシが増えてきました。花の表面のフワフワの毛も特徴。
中山・大峰山 中山寺奥の院。以前は地味な建物しかなかったのですが、立派なお堂ができていました。
中山寺奥の院。以前は地味な建物しかなかったのですが、立派なお堂ができていました。
中山・大峰山 お寺なのに、狛犬⁉しかも吽形の角がでかい。愛嬌のあるお顔ですね。
お寺なのに、狛犬⁉しかも吽形の角がでかい。愛嬌のあるお顔ですね。
中山・大峰山 クサアジサイ(ユキノシタ科クサアジサイ属)
クサアジサイ(ユキノシタ科クサアジサイ属)
中山・大峰山 夫婦岩まで下ってきました。
夫婦岩まで下ってきました。
中山・大峰山 夫婦岩の少し下から。大峰に加えて、台高山脈の山々も。ここで、あるYAMAPユーザーの方のリクにこたえ、山座同定の How to をちょっとだけ披露します。
夫婦岩の少し下から。大峰に加えて、台高山脈の山々も。ここで、あるYAMAPユーザーの方のリクにこたえ、山座同定の How to をちょっとだけ披露します。
中山・大峰山 これ、国土地理院の「地理院地図」。こんな風に作図できるんです。ツール⇒作図⇒線です。また断面も取れますので、前の山に隠れるかどうかも判断できます。
これ、国土地理院の「地理院地図」。こんな風に作図できるんです。ツール⇒作図⇒線です。また断面も取れますので、前の山に隠れるかどうかも判断できます。
中山・大峰山 写真を撮った位置さえ正確なら、かなり正確に、どの山の間にどの山が見えるかって、知ることができるんです。
写真を撮った位置さえ正確なら、かなり正確に、どの山の間にどの山が見えるかって、知ることができるんです。
中山・大峰山 奥の院参道を下ります。
奥の院参道を下ります。
中山・大峰山 トキワツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属)これは外来種(南米産)です。もう人家が近いってことでしょう。
トキワツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属)これは外来種(南米産)です。もう人家が近いってことでしょう。
中山・大峰山 と思えば、もう少しで中山寺の境内に出てきました。
と思えば、もう少しで中山寺の境内に出てきました。
中山・大峰山 多宝塔や五重塔ができてる!ぼくが中山に住んでる頃は、本堂しかなかったような・・・。たしか。
多宝塔や五重塔ができてる!ぼくが中山に住んでる頃は、本堂しかなかったような・・・。たしか。
中山・大峰山 蓮の花。午後なのに、頑張って咲いててくれました。
蓮の花。午後なのに、頑張って咲いててくれました。
中山・大峰山 なんと、エスカレーター付きです。
なんと、エスカレーター付きです。
中山・大峰山 山門。これは以前のままですね。懐かしいなぁ。
山門。これは以前のままですね。懐かしいなぁ。
中山・大峰山 夏が来る前に、今年もカットしました。まだ夜は涼しいので、服を着ています。さっきの狛犬さんに似てません?
夏が来る前に、今年もカットしました。まだ夜は涼しいので、服を着ています。さっきの狛犬さんに似てません?

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