美濃戸〜赤岳・テン泊

2020.02.23(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 5
休憩時間
3 時間 4
距離
8.6 km
のぼり / くだり
1100 / 231 m
DAY 2
合計時間
7 時間 50
休憩時間
1 時間 31
距離
10.3 km
のぼり / くだり
603 / 1459 m

活動詳細

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2月の三連休、雪上テン泊で八ヶ岳・赤岳へ。 土日の予報が風速30m超の爆風だったので、日月で月曜の天気回復に掛けて決行。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 昨年の11月以来久しぶりの雪上テン泊。そして厳冬期のテン泊は初めて。
とは言え今年の暖冬ぶりに若干舐めてかかってました。のちほど後悔する事に。
昨年の11月以来久しぶりの雪上テン泊。そして厳冬期のテン泊は初めて。 とは言え今年の暖冬ぶりに若干舐めてかかってました。のちほど後悔する事に。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 水食料なしで12kgくらい。最終的に16kgくらいになったと思う。
一度は山に持ってかなきゃと思ってたPeak Design Travel Tripod(1.3kg)がやたら重い。
水食料なしで12kgくらい。最終的に16kgくらいになったと思う。 一度は山に持ってかなきゃと思ってたPeak Design Travel Tripod(1.3kg)がやたら重い。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 1日目は行者小屋までなので、5時頃にゆるりと東京出発。すぐに夜が明けた。
1日目は行者小屋までなので、5時頃にゆるりと東京出発。すぐに夜が明けた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 八ケ岳山荘の駐車場が意外と満杯に近い。
恐らく土曜からの泊まり客がまだ帰ってないのだろう。
八ケ岳山荘の駐車場が意外と満杯に近い。 恐らく土曜からの泊まり客がまだ帰ってないのだろう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸山荘に向けて歩き出す。
美濃戸山荘に向けて歩き出す。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 車道が凍結してて滑る。
時折、車が追い抜いていくがチェーン装着でも滑ってた。
車道が凍結してて滑る。 時折、車が追い抜いていくがチェーン装着でも滑ってた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸山荘のアイスキャンディ。
はじめて見たがデカい。
美濃戸山荘のアイスキャンディ。 はじめて見たがデカい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 楽しそうなS隊長。
あんた薄着すぎるでしょう。
楽しそうなS隊長。 あんた薄着すぎるでしょう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここから南沢を進む。
ここから南沢を進む。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雪が段々増えてくる。
楽しそうなS隊長。
雪が段々増えてくる。 楽しそうなS隊長。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ようやくアイゼン装着。
あとようやく上着を着るS隊長。
ようやくアイゼン装着。 あとようやく上着を着るS隊長。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 楽しそうなS隊長。
楽しそうなS隊長。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 曇り空の中、大同心?が見えてきた。
テンションあがる。
曇り空の中、大同心?が見えてきた。 テンションあがる。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯はあまり風がなくてシェルは着ずにOK。
樹林帯はあまり風がなくてシェルは着ずにOK。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) いつ見てもルンルンなS隊長。
いつ見てもルンルンなS隊長。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋到着。晴れ間が見えてきた。
行者小屋到着。晴れ間が見えてきた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) テントはまばら。
テントはまばら。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 夜に強風に襲われると怖いので、奥の木陰に設営。
風が結構強く日陰だったので、すぐに手も脚も感覚がなくなりテント設営に難儀してテンションだだ落ちする。
夜に強風に襲われると怖いので、奥の木陰に設営。 風が結構強く日陰だったので、すぐに手も脚も感覚がなくなりテント設営に難儀してテンションだだ落ちする。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 凍てつく横岳が美しい。
いつまでも見てたいが何しろ寒い。
凍てつく横岳が美しい。 いつまでも見てたいが何しろ寒い。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 前日あまり寝る時間がなかったので、昼飯を採ってテントの中でしばらく失神。
前日あまり寝る時間がなかったので、昼飯を採ってテントの中でしばらく失神。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 昼寝から覚めて15時頃ヒマになったので、明日のために地蔵尾根の途中まで道を下見に行くことに。
昼寝から覚めて15時頃ヒマになったので、明日のために地蔵尾根の途中まで道を下見に行くことに。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 凍りついた八ヶ岳。
凍りついた八ヶ岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 樹林帯を抜けたあたりから美しい光景が見えた。
明日の朝は風が止むといいな。
樹林帯を抜けたあたりから美しい光景が見えた。 明日の朝は風が止むといいな。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 日が暮れる前にさっさと夕食を採ってテント内でゴロゴロする。
ダウンロードしといたNetflixの動画を見る。すぐ飽きて寝る。
日が暮れる前にさっさと夕食を採ってテント内でゴロゴロする。 ダウンロードしといたNetflixの動画を見る。すぐ飽きて寝る。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 2度ほどトイレに行きたくなり、嫌々テントを出る。
夜空が素晴らしかったので三脚を取り出し星空を撮影。三脚持ってきてよかった。
2度ほどトイレに行きたくなり、嫌々テントを出る。 夜空が素晴らしかったので三脚を取り出し星空を撮影。三脚持ってきてよかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 気温は-15℃になり、寒さに慣れてない自分はほんとに寒くて寝たり起きたりだった。
夜明けが待ち遠しくて、80日間も極夜で過ごした角幡唯介さんはほんとにすげーとしみじみ思った。
気温は-15℃になり、寒さに慣れてない自分はほんとに寒くて寝たり起きたりだった。 夜明けが待ち遠しくて、80日間も極夜で過ごした角幡唯介さんはほんとにすげーとしみじみ思った。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 16:00に起床し、朝食を採って出発の支度。
何しろ色んなものが凍ってて、あらゆる作業が面倒くさい。これが厳冬期のテン泊か。

コンタクトを入れる作業が一番辛かった。
素手になる必要があるし、一瞬で指先の感覚がなくなった。
16:00に起床し、朝食を採って出発の支度。 何しろ色んなものが凍ってて、あらゆる作業が面倒くさい。これが厳冬期のテン泊か。 コンタクトを入れる作業が一番辛かった。 素手になる必要があるし、一瞬で指先の感覚がなくなった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ご来光には間に合わないので、地蔵尾根をだらだら登る。
雪質は良いが、滑落ポイントが何箇所かあるので慎重に登る。
ご来光には間に合わないので、地蔵尾根をだらだら登る。 雪質は良いが、滑落ポイントが何箇所かあるので慎重に登る。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳に少し朝日が当たりだす。
硫黄岳に少し朝日が当たりだす。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 振り返るとこんな感じ。
振り返るとこんな感じ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 横岳が見えてくる。朝日が当たって輝いている。
横岳が見えてくる。朝日が当たって輝いている。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵の頭に先に着いてるS隊長が「太陽だー!」と叫んでる。
そりゃそうだろと思った。
地蔵の頭に先に着いてるS隊長が「太陽だー!」と叫んでる。 そりゃそうだろと思った。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 太陽を見た瞬間、その圧倒的な暖かさに「太陽だー!」と叫びたくなった。
角幡唯介さんが極夜行で80日ぶりに太陽を見た時、こんな気分だったのだろう。自分は12時間で太陽が恋しくて仕方なかった。
太陽を見た瞬間、その圧倒的な暖かさに「太陽だー!」と叫びたくなった。 角幡唯介さんが極夜行で80日ぶりに太陽を見た時、こんな気分だったのだろう。自分は12時間で太陽が恋しくて仕方なかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 横岳。
横岳。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ようやく赤岳とご対面。
割と風が強いので飛ばされないように注意しつつ展望荘まで行く事に。
ようやく赤岳とご対面。 割と風が強いので飛ばされないように注意しつつ展望荘まで行く事に。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳に見とれて手、富士山が真ん前に居る事に全く気付いていなかった。
赤岳に見とれて手、富士山が真ん前に居る事に全く気付いていなかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳と富士山のツーショット。
赤岳と富士山のツーショット。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 展望荘に着く。ここまで来たら行くでしょうと進む。
展望荘に着く。ここまで来たら行くでしょうと進む。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 爆風とS隊長。
爆風とS隊長。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 意外と東側は風が強くなく、難なく登れそうな雰囲気がしてきた。
意外と東側は風が強くなく、難なく登れそうな雰囲気がしてきた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) しかし谷側を見ると竜巻みたいに雪が舞っており、ゾッとする。
しかし谷側を見ると竜巻みたいに雪が舞っており、ゾッとする。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ところどころカチコチのデスゾーンがある。
ところどころカチコチのデスゾーンがある。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 見下ろす麓が美しくたびたび足が止まる。
見下ろす麓が美しくたびたび足が止まる。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) あとちょっと。
あとちょっと。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 振り返ると稜線に圧倒され、何度も写真を撮る。そしてS隊長に置いていかれる。
振り返ると稜線に圧倒され、何度も写真を撮る。そしてS隊長に置いていかれる。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 登頂。
登頂。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 著者近影。
著者近影。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北八ヶ岳方面。
北八ヶ岳方面。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 権現岳方面。南アルプスまで丸見え。
権現岳方面。南アルプスまで丸見え。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) S隊長とお互い撮りっこ。
S隊長とお互い撮りっこ。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂で写真を撮りまくる皆さん。
山頂で写真を撮りまくる皆さん。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳も行こうかなーとか前々日まで思ってたが、登り返しのエグさを目の当たりにしたら欠片も行く気にならなかった。
阿弥陀岳も行こうかなーとか前々日まで思ってたが、登り返しのエグさを目の当たりにしたら欠片も行く気にならなかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 南アルプスまで完全に見渡せる。
南アルプスまで完全に見渡せる。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 楽しそうなS隊長。
楽しそうなS隊長。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) あそこが北岳で〜とか言ってる。
編笠〜権現ルートの過酷さについて解説してもらった。
あそこが北岳で〜とか言ってる。 編笠〜権現ルートの過酷さについて解説してもらった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 充分満喫したので下山する。
ここから何故か強烈な頭痛に襲われる。
いまさら高山病か?
充分満喫したので下山する。 ここから何故か強烈な頭痛に襲われる。 いまさら高山病か?
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) いざ下ろうと思うと意外と遠い。
頭が痛いせいかもしれない。
いざ下ろうと思うと意外と遠い。 頭が痛いせいかもしれない。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) S隊長が「横岳いく?」とか言い出す。
頭が痛いので断固拒否する。
S隊長が「横岳いく?」とか言い出す。 頭が痛いので断固拒否する。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) こんなナイフリッジ通ったっけ?という所を下る。
こんなナイフリッジ通ったっけ?という所を下る。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) あまりの頭痛に集中力が持たなくなる。
一箇所だけ脚を踏み外し、けっこう危なかった。
あまりの頭痛に集中力が持たなくなる。 一箇所だけ脚を踏み外し、けっこう危なかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山陰に入ったのでゴーグルを外した。
するとあら不思議、頭痛が治まった。
ゴーグルがキツ過ぎたのだろうか、非常に謎。
山陰に入ったのでゴーグルを外した。 するとあら不思議、頭痛が治まった。 ゴーグルがキツ過ぎたのだろうか、非常に謎。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 頭痛が消えてテンションが戻る。
かっこいい阿弥陀岳。
いやー行っとけば良かったな、とか思っちゃう。
頭痛が消えてテンションが戻る。 かっこいい阿弥陀岳。 いやー行っとけば良かったな、とか思っちゃう。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋まで下山完了。
一安心する。
行者小屋まで下山完了。 一安心する。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 凍りついたテントを回収。
凍りついたテントを回収。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 10:30頃だらだら下山開始。
めっちゃ天気がいい。
10:30頃だらだら下山開始。 めっちゃ天気がいい。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 昨日とは見違えるように日が差して美しい森。
昨日とは見違えるように日が差して美しい森。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 八ヶ岳らしい森の風景。
八ヶ岳らしい森の風景。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雪男。
雪男。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 途中、足裏が激痛に襲われる。
忘れてたのだが、夜中あまりに寒いので足裏にカイロを貼ったままだった。アホすぎる。
血流が滞ったのか指先が痺れてた。
途中、足裏が激痛に襲われる。 忘れてたのだが、夜中あまりに寒いので足裏にカイロを貼ったままだった。アホすぎる。 血流が滞ったのか指先が痺れてた。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 3時間ほどかけて退屈しながらも下山。
3時間ほどかけて退屈しながらも下山。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 美濃戸山荘を通過するとカチコチの車道が現れる。
一度滑って尻モチをついてしまった。骨折とかしないでよかった。
美濃戸山荘を通過するとカチコチの車道が現れる。 一度滑って尻モチをついてしまった。骨折とかしないでよかった。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 八ヶ岳山荘の駐車場に到着。
このあとセブンイレブンに駆け込んで欲望のままにスイーツを食べた。

最高の山行でした。
おつかれさまでした。
八ヶ岳山荘の駐車場に到着。 このあとセブンイレブンに駆け込んで欲望のままにスイーツを食べた。 最高の山行でした。 おつかれさまでした。

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